2018年12月 6日

最前線! "在宅"が変わる オンライン医療


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今年の4月の診療報酬改定で、ICTを使ったオンラインの診察が認められた。自宅から病院へ定期的に通院することが難しい高齢者などを中心に、スマートフォンなどを使って診察を受けるというものだ。さらに福岡では7月から、オンライン診療を受けている患者が、薬局から直接薬の配送を可能にするオンライン服薬指導も実証実験として実施。病院や薬局に行かずとも、診察を受け、薬をもらえるようになった。しかし、オンラインの診療を受けるには、自宅から30分圏内に病院がなければいけないなど医療現場からは、オンライン診療を組み入れたくてもなかなか難しいという声もあり、実際に利用している人はごくわずかだ。
一方で在宅の人を、看護師がAIロボットやIOT機器のセンサーを使って見守るサービスも新たに始まっている。自宅にあらかじめ設置されたセンサーが脈や血流などを計測し、看護師がいるセンターへ転送。24時間監視するというものだ。12月から始まるこのサービスは、見守りAIロボットによる問診も可能になる。
高齢化と医療現場の人手不足の解決となるのか、福岡で始まっているIT医療最前線を見つめる。

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■訪問診療と合わせてオンライン診療を実施している病院
▽医療法人 貝塚病院
電話:092-632-3333
住所:〒812-0053福岡県福岡市東区箱崎7丁目 7-27

■オンライン診療のシステム「yadoc(ヤードック)」
▽株式会社 インテグリティ・ヘルスケア 
電話:03-6661-0858
 
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■AIロボットとセンサーで看護師による見守りサービスを提供している会社

▽(株)ワーコン
電話:092-260-1611

【担当PDの一言】
ITやICTというと、「温かみが感じられない」「冷たい」というイメージを持つ人もいると思います。しかし実際、オンライン診療の現場を見て、タブレットの画面にかかりつけの医師の顔が映った瞬間、笑顔で話し出すおばあちゃんの表情がとても印象的でした。
一生懸命、痛みや症状を伝えるおばあちゃんを、うんうんと聞いてくれると医師との関係性はたとえそばにいなくても充分にコミュニケーションをとれると実感しました。
また今回は、90歳以上のおばあちゃんとおじいちゃんに取材で伺いましたが、寝るときも何かあったら怖いからと一緒に寝ていたり、もしまた夜中に何かあったらと不安な気持ちで過ごす家族の方がいました。
ロボットやオンラインが、高齢者や支える家族の不安をなくすためにも、そして介護の負担を減らすためにも、より多くの人にサービスとして受けられる日々が来ればと思います。
そのためも、先駆けて福岡で行われているオンライン診療や服薬指導、見守りサービスが重要。

投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:フォーカス福岡 | 固定リンク

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