2018年8月22日

愛情たっぷり!福岡生まれの"鉄鍋ギョーザ"


福岡と言えばラーメンやもつ鍋が有名だが、実は福岡市の人口10万人あたりのギョーザ店舗数は全国第2位の165店舗、北九州市も第4位と、名物料理のひとつ。福岡ならではのギョーザが多いことも特徴だ。
そのルーツの一つといわれるお店があるのが、北九州・八幡。今年で創業60年を迎える老舗が、今や全国で有名な「鉄鍋ギョーザ」発祥と言われる。
お店の二代目・宇久知紀さんは、一人前分の小さな鉄鍋で、多い日は150皿分のギョーザを焼く。パリパリふっくらのおいしさの秘密は鉄鍋に。直径18センチの鉄鍋は創業当初、コンロの大きさに合わせて特注したもの。火のあたりを均一にしてムラなくパリッと焼き上げることができる。さらに大事なのは鉄鍋特有の火加減。熱の伝導率がいい鉄鍋に合わせて火加減を調節。かりっとソフトな食感を生み出す。
創業者で宇久さんの母・温子(はるこ)さんとギョーザの出会いは65年ほど前。当時は珍しかったギョーザを八幡の製鉄マンで人気の中国料理店で食べ、あっさりした食べやすいギョーザを自分も作りたいと試行錯誤を重ねた。さらに、当時珍しかった「鉄板スパゲッティ」をヒントに、「アツアツのままお客さんに食べてほしい」一心で、鉄鍋ギョーザを完成。今も地域の人々に愛され続けている。
後継者不足に悩んだお店の危機を救った、元和食料理人の久冨陽介さんは、「歴史を重んじながらも新しいものを作り出して、自分が守り続けていきたい」と語る。

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焼きたての鉄鍋ギョーザ

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地域で長年 愛され続けてきた

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鉄鍋ギョーザ店 二代目店主 宇久知紀(うく・とものり)さん

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三代目 久冨陽介(ひさとみ・ようすけ)さん

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創業者 宇久温子(うく・はるこ)さん(90)

■(VTR前半に登場)福岡市中央区のギョーザ店 
▽「餃子屋弐ノ弐 大名店」
営業時間:午後5時~午前0時
住所:福岡市中央区大名1丁目―14―28
電話:092―732―9122

■北九州八幡・鉄鍋ギョーザ発祥のお店
▽「本店 鉄なべ」 
住所:北九州市屋八幡西区黒崎1丁目9-13
電話:093-641-7288
営業時間:午前11時~午後9時
店休日:木曜日
※ギョーザが完売すると午後いったん店を閉めることがあります

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暑い夏!ビールにギョーザは欠かせません!
わたしも大好きで、週に1度は食べている気がします…!笑
福岡県でギョーザと言えば、定番の焼き・水ギョーザ・揚げギョーザだけでなく手羽ギョーザなど種類も豊富ですよね!
福岡にいてなんとなくは分かっていながらも、ここまでギョーザがまちに根付いているとは知りませんでした。
なかでも今回は北九州で生まれた「鉄鍋ギョーザ」をご紹介しました。
最後の1個まで、あつあつほかほかで食べられる鉄鍋ギョーザ。
福岡ではすっかり当たり前のメニューですが、60年ほど前に一人の女性の「おいしいギョーザを温かいまま食べてもらいたい」との愛情から生まれたものだったんですね。
それだけでなく、発案者の宇久温子さんは日本人の口に合うように、あんも野菜多めでさっぱりと食べられるようにしたり、口当たりのいい食感の皮にするため薄さや水の量を調整したりと、細部にまでこだわりがあるんです。
たまにお店に出ると、常連のお客さんから次々と声をかけられ、楽しそうに会話をする温子さん。
鉄鍋ギョーザはこんなにも地元に愛され親しまれてきたんだなと、あらためて感じました。
ぜひアツアツのギョーザを食べて、残りの暑い夏を乗り切りましょう!

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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