2017年9月 6日

命つないだ味を守る 三毛門かぼちゃ


福岡県豊前市三毛門(みけかど)地区で栽培されている「三毛門かぼちゃ」は、大きなものは7キロを越す巨大なカボチャです。約450年前に伝えられた、日本最古のカボチャとも言われています。
猫田信廣(ねこた・のぶひろ)さん(76歳)は、三毛門かぼちゃを地域の宝として後世に伝えようと活動しています。子どものころには、三毛門かぼちゃで作っただんご汁が毎日のように食卓に並びました。トロトロに溶けたカボチャの優しい甘みは、思い出の味です。やせた土でもスクスク育つため、食糧難の時代には多くの人が飢えから救われました。
しかし、戦後、甘みが強い品種におされ、生産量は激減。猫田さんは命をつないだ味を伝えたいと、10年前、保存会を立ち上げたのです。現在もメンバー30人とカボチャの栽培を続けています。思い出の味を地域の特産品として残そうと活動するみなさんを取材しました。

■三毛門南瓜保存会 会長
猫田 信廣(ねこた のぶひろ)さん
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【問い合わせ先】
「三毛門かぼちゃ」は三毛門南瓜保存会に連絡をすれば購入できます

▽三毛門南瓜保存会
福岡県豊前市三毛門747-8
電話:090-8831-4115

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■番組内で紹介したお店

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▽ケーキハウス四季
住所:福岡県豊前市岸井188-1
電話:0979-84-0304
営業時間:午前10時~午後6時半
定休日:毎週火曜日(月に1回 水曜日)

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カボチャ畑を訪ねると・・・
一面葉っぱでなかなかカボチャの姿が見当たりません。

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よーく見てみると、

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ありました!まるでおとぎ話に出てきそう(笑)。
こちらの三毛門かぼちゃ、本当に大きくて1つ収穫するのも一苦労。重い物でひとつ7キロを超える物もあるそうです。ことしは、雨が多かったので例年に比べてとれる数が少ないとのことでした。

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こちらは、三毛門かぼちゃを愛してやまない保存会のメンバーの方!400年以上前からこの土地で作られてきたこのかぼちゃを後世に残そうと活動をされています。みなさんが三毛門かぼちゃに情熱を注ぐ訳は、

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このだんご汁にありました。
戦時中、みなさんが幼少期のころは、食べ物がなく、1日3食、おやつにもこのだんご汁を食べていたそうです。当時は、「毎日飽きるほど食べて、“かぼちゃアレルギー”になったよ」とおっしゃっていましたが、いまではみなさんにとって懐かしい味。私も頂きました。優しい甘みでカボチャの味が濃厚。とてもおいしかったです。

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投稿者:ロクいちスタッフ | 投稿時間:18時30分 | カテゴリ:食いち! | 固定リンク

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