井上二郎

2017年04月18日 (火)365日


みなさんは、「我が家の独自ルール」ってあります?ちなみに我が家は「夏場だろうと2週に一度は必ず鍋」とか、「寝る前と出かける際はハイタッチ」とか、「最初はサラダ、それをクリアしないと次の物は食べられない」とか、まあこんな人並みなルールくらいしかない井上二郎です。
そんな中でも、家族が出来て以来、かかさず続けているルールがあります。

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「必ず乾杯」。勿論家族全員が集まらないことはありますが、残った人間もなんとなくこれを守っています。

そんな乾杯ルールが、年に何日か、「献杯」になる日があります。

4月14日はその日でした。「じゃあいいかな。熊本地震で亡くなった方々に、献杯」。グラスをすっとあげて飲むと、息子が「あっ」と。バタバタっと別な部屋に行って戻ってきました。「今使ってない前のスマホで遊んでたら、こんなのが残ってたんだよ」。みんなでスマホの画面をのぞき込みます。

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「365日前。緊急地震速報」。みんながじっと、その画面を見ました。それぞれの365日前の瞬間を思い出しながら。
ぽつり、ぽつりと話します。「・・・あの時、(外で食事をしていたから)周りの人たちの携帯が一斉に鳴ったよね」「熊本大分とは比べようがないけど、でもこっちも結構揺れたよね」「お父さん、気づいたらいなくなってたよね、(局に)飛び出して行ったよね」・・・。

よし、じゃあ食べようか。
天ぷらに。

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コロッケに。

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サラダ。

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お父さんは、一杯もらおうかな。

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いま自分たちに出来ることってなんじゃろなってことで、熊本大分のものいっぱい買って、もりもり食べちゃおうと。

「おいしい」。「うまい」。「いいね」。

あれから365日、地震で傷ついた方々は、私などの思いもつかないほどの苦しみや痛み、それすらも湧かない虚の中を漂っていたのかもしれません。そして、歯を食いしばって前に歩むたくさんの方々がいます。
「あれから1年」。でも一日一日の積み重ねの歩みは、「あれから365日」なのかもしれません。

日々は絶えることなく、366日、367日と積み重なっていきます。ぼくはこの365日、しっかりと生きてきたかな。そしてぼくは、これからの日々をどう過ごしていけるかな。噛みしめる熊本大分の味は、とても優しく、力強く、いろいろなことを語りかけてくれました。

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:13時57分 | 固定リンク


2017年04月14日 (金)All You Need is Love


「年取ってくるとさ、ジョンの歌声が妙に優しく感じるんだよね」とか語っちゃってる人、いませんか?それは、悪性の「遠い目語り酔い症候群」の恐れが高いです。周りの皆さんにうんざり顔をさせるという副作用が強く出るので一刻も早い治療が必要です。そう、重度の疾患の井上二郎です。

だって、本当にジョンレノンが語りかけてくるように・・。まさに「拝啓ジョンレノン」で・・。はい、やめますごめんなさい。
それにしてもいつの間にかジョンレノンの年齢を超しているのに、全く世の役に立ってない自分。そんな私もある日付が来ると、その歌声に触れたくなります。
1月17日3月11日、そして、4月14日・・・。

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震度7の揺れが襲った熊本地震の最初の揺れから1年。両親との久々の会食だった私は、突然の揺れに見舞われながら福岡放送局に飛んでいき、そのまま放送を出し続けていました。
暗闇の中被災した方々は恐怖と不安と呆然と涙の中で、熊本は再び震度7に引き裂かれました。

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まだまだ、支援は必要です。まだ1年です。

でも、何をすればいい?昔、私が神戸で阪神淡路大震災のボランティアを続ける方に教わった言葉です。「『そんなことなら』だよ。そんなことなら自分がやれるよ、っていう範囲で出来ることを続けて欲しい。お金?オッケー。旅行?オッケー。ボランティア?オッケーオッケー(笑)。でもね、一番は『忘れずつながってて』ってことよ、それだけでいいのよ」。

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ビートルズに「All You Need is Love」という曲があります。邦題で「愛こそはすべて」。ジョンレノンが書いたこの歌詞は、人間の可能性を後押する優しさにあふれたものです。

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前述の日付、阪神淡路、東日本、熊本など、大災害が起きた日が近くなると聞くこの曲。歌詞をじっくりと聞き、見つめていると、なんだか被災した地域へのメッセージに聞こえてくる・・。歌詞が意図したものではないのですが、でも私には、こんな風に聞こえるのです。(まったくの意訳、というか空想の世界だとご理解ください)

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僕らの仲間が、そんなメッセージをラジオで届けます。「来なっせ。見ちょくれ。熊本・大分のいま」
2度目の震度7が襲った日から1年の4月16日(日)午前10:05~11:50 ラジオ第1で放送です。
番組では、皆さんからのメッセージを募集しています。どんな一言でも、どんな思いでも、つながる気持ちを届けてください。このホームページから送ることができます。http://www.nhk.or.jp/radiosp/kinasse/
何卒よろしくお願いします。(※いただいたメッセージはHPや番組で紹介する場合があります。)

つながる気持ち、いまこそ。明日へ。

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:13時14分 | 固定リンク


2017年04月10日 (月)それだけでうれしい


はいこちら。福岡市有数の花見の名所にて。雨が降り出したため皆が避難した公園で一人花見を続けるの図

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もうヤケクソです。すいません、NHKアナウンサーなのに汚い言葉を使って。「『花見する』とか言わないで。みんなの迷惑になるから。あなたが行動しようとすると雨降るから」と妻に真剣に懇願された井上雨二郎です。
おしゃれなホットサンドを買って、ご機嫌な花見にするはずが一人。ぶつけようのない怒り。

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日を変えて福岡市西区の公園にて。そしたら降水確率0%からの雨。これ実話。

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「その雨男ぶり、みんな寄りつかなくなるわよ。もう一人で動いて」と妻も泣きだし。
いいもん。もうこうなったら孤高の人としてやっていくもん。ひとりでできるもん

一人、といえば先日、子どもは習い事に、妻は母親会に行ってしまい、ひとりぽつんと残されました。いいもん、ひとりでできるもん。退職後に「ぬれ落ち葉」とか言われぬよう、自分ひとりで楽しめるところを見せなくちゃ。
と言うことで、一人ドライブを敢行。着きました北九州門司港レトロ

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趣のある建物がいっぱいの素敵スポットです。

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・・・・しかし・・・さびし・・。んー。いやいや、一人でも楽しめるぞ。ほら楽しい。名物バナナのたたき売りのキャラクター。

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・・・。しまった、夕日に照らされる姿を撮ってしまった。若干の物悲しさを感じてしまふ。
どれ、変顔でもして楽しんでやるか。

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うむ、見返してもまるで面白くない。中途半端感がひどい。場所は最高なのに、なんだか一人じゃつまんないや。

一人、といえば毎日走る福岡市の大濠公園には、いつもぽつんとアオサギ君がいます。朝も、昼も、夜も一羽。

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多くの人がすぐ横を通り過ぎる中で、じっと考え事をしているような顔。何かに耐えているのか、思いつめているのか。大きなお世話だけど、「相談に乗るよ」と言ってすれ違っています。

一人、といえばソフトバンクホークスの本拠地、ヤフオクドームでは、勝利に沸き立つグランド隅でマスコットキャラクター「ふうさん」が。

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ファンの熱狂をよそに、いつも浮かれずじっとたたずみます。

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視線の先に、何が見えているんだろうか。

たまには一人もいいけれど、いつも一人じゃつまらない。そうだ、天才矢野顕子さんの作詞歌「それだけでうれしい」にもあったな。
「顔を見ているとうれしい。声を聞いているとうれしい。それだけで、うれしい」

よし、今度は相手にしてもらえるようにケーキでも買って帰るか。そんな夕暮れの門司港でした

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:13時58分 | 固定リンク


2017年04月04日 (火)デビュー!!


春、それは出会いの季節。春、それは別れの季節。春、それは・・。
来ちゃいました。春さん。

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あなたの脳内に流れる曲は「春一番」?「桜坂」?「春よ、来い」?「さくら」?それとも??私は「くるり」の「ロックンロール」です、の井上二郎です。

春。わたくし、デビューしました。
なんと海外メディアデビュー!

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ミナサン、オゲンキデスカ?
先日上海にて生中継をお伝えしたことはご報告しましたが、その中で、地元の上海テレビに出演してきました。

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番組名は、「中日新視界」。日中友好の道筋を考える、中国で唯一の日本語放送です。
NHKアナウンサーとしてのお仕事、日本語をどう伝えるのか?福岡の魅力、上海の印象は・・?

インタビューすることは多々ありますが、ゲストとして語ることはそれほど経験の無い私。もう舞い上がっちゃって大変です。現場でも取材を受けたりして。

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なにが大変だったって、これ。中国語で挨拶しようと試みたこと。

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学生時代から変わらぬ伝統の一夜漬けを試みるも、学生時代とは違うのが脳細胞の老化。「私の名前は井上二郎です・・・」。カンニングペーパー片手に脇汗びしょびしょです。

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結果は・・・。語学は一日にして成らず。反省の春です。

帰国してみると・・。
セットが一新されているではありませんか!暖色系のカラーに。

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小物も福岡らしく。大川組子と博多独楽。

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このスタジオデビュー。新たな気持ちでお届けする、新鮮の春

そして忘れていけない、このデビュー。

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プロ野球開幕、今シーズンの公式戦初観戦。

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ソフトバンクホークス、開幕三連勝!!弾みの春を見届けました。

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春。なんだか上を向いて歩く人の姿を多くみかける季節。
緊張の顔、笑いの顔、涙の顔。ぜんぶひっくるめて春の顔

さあいこう!はじめのい~っぽ!!

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:10時09分 | 固定リンク


2017年03月29日 (水)国境を越えるもの


音楽は国境を越える。絵画は国境を越える。愛は国境を越える。
でもまさか、こんなことも軽々と越えるとは。
『雨男は国境を越える』

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前回のブログでお伝えした上海からの放送。恒例のざあざあ降り。前前前世で何かやらかしたに違いない。上海在住のスタッフたちも、「この時期こんな悪天候続きは記憶にない」というほどの異例の事態となりました。高層ビルの屋上からの中継、テントを張って。

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スタッフもずぶ濡れに。

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言いだせませんでした。わたくしが強烈な雨男であるなんて。4日間の中継で、「初日雨、二日目くもり、三日目霧雨、最終日大雨」という結果をもたらしたなんて。冗談で買った中国の寒冷地用コートが大活躍するほどの極寒が襲うなんて。

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わたし言えない

でも、でもですよ!この悪条件が、日中のスタッフの気持ちを強く結び付けることになったのです!!

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今回は地元上海のテレビ局のスタッフが入る日中共同チーム。カメラの位置や音声の関係も、一言一言通訳しながら意思疎通を図ります。いま出来ることを精一杯、痛いほどの気持ちが伝わります。

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映像を日本に送り届ける仮設の調整室。日中の担当者が身振り手振りで細心の注意を払います。

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その熱意になぜか近くのレストランのコックさんも参戦。

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中国人のゲスト陣も、雨が降り込むテントの中で、体を震わせつつ両国の友好について熱く語り、そして歌を届けてくれました。

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もう泣きそう。感動と、それから雨男としての申し訳なさで。

いろいろあって、「はいオッケー!」の終了のコール。がんばった日中の仲間たちです。

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それでわかったんです。結局国境を越えるのは「人と人」だって。知れば興味がわいてくる。見えればもっと分かりたくなる。
いろんな感情があるにせよ、心に境を作ってないかな。知ろうとしない自分に気づけてないかもな。

好きの反対語はキライ、ではなく『無関心』」という言葉が上海の夜空に舞っている気がしました。

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帰国して、「ずっと雨でしたねぇ。せっかくテルテル坊主作っといたのに」と職場の仲間。ありがとう。写真を見せてもらいました。

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おい、横向いちゃってるやないかーい!!!

投稿者:井上二郎 | 投稿時間:16時29分 | 固定リンク


2017年03月17日 (金)いざ上海へ


もともとは私、写真が好きではなかったんです。ほんとです井上二郎です。
それがこの笑顔

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NHK福岡制作の営業ポスター。「嫌いじゃないだろう、お前」と言われておりますが、いや、本当に嫌いだったんですって。だって現実と向き合うのを避けるタイプなんで。しかし人間の訓練とは恐ろしいものですな。「ハイ撮りまーす。笑ってー」で、大笑いですよ。この先に誰がいるわけでもなく、ゲラゲラ笑っているんですよ。怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

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いやいや、勢いで言ってしまいましたが、まだ終わりじゃありません。
先日、写真をめぐって苦い思いをしてしまいました。
現場はこちら。

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ご存知、どうでもいいときにはしょっちゅう目にする、撮りたい時になかなか見つからないでお馴染、スピード写真です。
知ってます?!最近のスピード写真。顔の補正機能がついているんです!しかも値段ごとに色々なバージョンが選べるのです。

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まあしかしそこは「漢」と書いて「おとこ」を標榜するわたくし。修正なんて関係ありません。ありのままで勝負です。さあ、さっさとすませ・・。すま・・。あら?なんですと?「男前」補正機能ですと?!

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しかも通常のに100円追加のみ。
いや、でもこんなおじさんが男前機能なんて使ったとバレたら何と言われるか。男前への妄想はもう諦めたんじゃないのか?!来世に託したんじゃないのか・・?!。葛藤することおよそ3分。
そして私が下した決断は。

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「はい」。その瞬間です。「男前を選択しました!」もの凄く元気よく機械が大声で周知したのです!外にも聞こえるのではという音量。聞かれたらと慌てました。
やめてくれ!!ち、違う、違うんだ!間違えて押しただけです!・・違うんです・・・。・・・。すいません・・・、わたしが・・やりました・・・。
「初老男性補正機能使用罪」。
容疑者の写真です。

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ところで何のためにって?写真が好きだから?違いますって。これです。

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わたくし、中国は上海に行ってまいります。遊びじゃなくて、お仕事。お・し・ご・と、です。
福岡局と北九州局がタッグを組んで、3月21日(火)~24日(金)の4日間にわたってお伝えするニュースの特別編「ロクいちブリッジ上海」

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福岡と上海って、福岡東京間の距離とほぼ同じ、ものすごく近いんです。で、いま博多港には中国からのクルーズ船が続々入港、その出発地の多くは上海です。つながりを深めて、さらに発展しようという両都市。アジアの玄関口としての福岡の可能性を探ります。
夕方6時10分から、ダイナミックな放送で皆様に満足いただけるよう頑張ります。
気がかりなのは、日本を代表する食のまち福岡から、中国の美食の都上海へ。
こいつが増殖しないか・・。

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ま、そうなったら修正機能使って撮ってもらうか。

投稿者:井上二郎 | 投稿時間:16時29分 | 固定リンク


2017年03月03日 (金)驚きもものきさんしょのき ではなく梅の木


驚いたときに出る「きゃあ」という声が高くて気持ち悪いと評判の井上二郎です。

今年に入って驚いたこと。
我が家に届いた1通のはがき。妻のママ友から久々の便り。

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「寒中お見舞い申し上げます」の続きに、こんな文言が。

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「えええっっっ!!えっ!?『爆破タイトルマッチ』だと??!!!!」
寒中見舞いといえば「ご無沙汰してます」とか「元気ですか」が定番の文言だろう。そこに踊る「爆破タイトルマッチ」の文字。これは果たし状・・か・・?私に知らせず、妻はそんなことに手を染めていたというのか・・・。いや待てよ、そうなったらセコンドはやはり私がやらねばか・・。

妻曰く「相変わらずアホだね。これ、船木さんからだよ」。え?・・あ、ああ、あああ。
そう、船木さんとはこの方。プロレスファンにはおなじみの船木誠勝さんです。

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実は船木さんの御子息とうちの愚息が幼稚園の時同じクラスで、母親同士仲良しにさせていただいておりました。そんなご縁で、プロレスの試合も応援に行かせていただきました。

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今はお互い離れておりますが、ママ友間の手紙のやりとりは続いているようです。「爆破マッチ」はその船木さんの試合の案内でございました。いや~、命がけの男の闘い、カッコいいの一言です。

驚いた、で言いますと。この間福井県に出張に行きました。

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そしたら駅のベンチになんと!恐竜!!

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何に驚いたって、一瞬「白いガウンにブランデーグラスを傾ける恐竜」に見えたことです。なんてダンディーな、と思ったら、化石を持つ研究者の白衣でしたね。いや~、さすが化石発掘が相次ぐ恐竜王国福井。いたるところに恐竜が根付いています。

もひとつ驚きました。この間VR取材で八女市の梅林に行った時のこと。梅、綺麗だな~と歩きまわって、「あっ」と声を上げてしましました。

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「みの虫」!久々に見ましたよ。いや、久々のレベルじゃないな。少なくとも10年は見てないぞ。と、思って調べたら、地域によっては絶滅が危惧されるようなレベルで減っているそうです。

でも何に驚いたって、ここ数年見ていなかったということに、全く気付いてないかったということ。自然環境も、動植物も、そして世の中も、知らないうちに消えていたり、見かけなくなったり、逆に忍び込んできていることがたくさんあるんだろうな。
いや~気付かなかった、ではなく、「あっ」と言う声を早めにあげられる人間でありたいもんです。

梅の木にぶらさがりつつ無言で教えてくれたみの虫先生。ありがとうございました。

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:17時26分 | 固定リンク


2017年03月01日 (水)未来がやってきた


梅、と聞くと「スッパマン」を連想する世代の井上二郎です。わからない方いつもながらすいません。

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春の訪れを感じさせる花、梅の花。我が福岡県は、菅原道真公以来梅の花と深いかかわりがあるのですが、行ってきました、福岡県八女市、およそ3万本の梅が咲き誇る梅林

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白梅に。

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紅梅。

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桜の圧倒する美しさも大好きですが、梅の控え目な可憐さも心に迫ります。
でもこれ、遊びで行ったわけじゃございませんのよ。リポート制作のため、お仕事です

で、その結果。
あ、その梅が、いま目の前に

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あら、こんな奥まで梅の林が続いちゃって。

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・・だから、遊んでるわけじゃないって、お・し・ご・と。です。

みなさま、これ、最近よく耳にする「VR」=ヴァーチャルリアリティですよ。
360度ぐるっとあらゆる角度が目の前に、しかも好きな方向を見ることが出来るアレ、さらに写真にある専用のゴーグルをかければ、まるでその場にいるような体験が出来る、アレです。
そしてな、な、なんと。今回八女市の梅林のリポートがVR化され、それを見ているの図、なのです。
いま、「NHK VR NEWS」というサイトで、わたくしの梅林訪ね歩きがアップされております。
■NHK VR NEWS「井上二郎アナと行く 3万本の梅林と幻想の竹あかり」

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これ、ぜひ一度体験してみください。ゴーグルナシでも見られますので、スマートフォンで「NHK VR NEWS」と検索してぐるぐると回ってみてください。

にしても、いやいや、技術の進歩、時代の速度はすごいですね。
だってカメラはこれですよ。

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いわゆるカメラマンが担いで・・という撮影とはまるっきり違います。4つの高性能カメラで同時収録し、それをつなぎ合わせて360度の世界を作り上げるのです。

ドローンに。

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4Kカメラ

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テレビの明日はどんなふうになっていくんでしょう。温かい日差しがさすといいな。
柔らかい梅の香りに包まれて、楽しみが膨らむ旅でした。

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投稿者:井上二郎 | 投稿時間:17時15分 | 固定リンク


2017年02月24日 (金)HKT42


HKT42の井上二郎です!
HKT42。「で見るのが耐えられない42歳」。バカボンパパの年齢をいつのまにか過ぎ、おぢさんが止まらない。

アホなことばっかり考えているわたくしが、なんとこの方々と奇跡のコラボ。アイドルグループHKT48の坂口理子さんと本村碧唯さんです。

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ああ、おじさんには眩しすぎるわ。福岡・博多を拠点に活動するHKT48の皆様との写真でございます。

そしてこのバッテンポーズ。
「近づかないで」という拒絶を示したものではなく、ある「決めポーズ」なのです。

NHK福岡で先日、「福岡ダイスキランキング スーパー」という番組の公開収録が行われました。

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これは、福岡のどんなところが好きか?県民の皆様へのインタビューで探っていこうというバラエティ番組「福岡ダイスキランキング」とその姉妹番組「福岡ダイスキランキング・アネックス(=別館)」がドッキングした番組です。その「アネックス」の司会が、HKTの坂口さんと本村さん。「ANNEX(アネックス)」の「X」をもじった決めポーズとして、このバッテンポーズを番組中に繰り出すのです。

で、なんで輝くアイドルの横にくすんだおっさんがいるんだという答え。わたくし、アネックスではないのですが、「福岡ダイスキランキング」のナレーションを担当しているのです。今回は公開収録ということで、「天の声」で参加。姿は見せず、声のみで出演者の皆さまと進行をしていく役割です。なかなか難しかったけど、楽しかった~。

福岡放送局のキャラクター「ふっく」も大活躍のこの番組。

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福岡ダイスキランキングスーパー」は福岡県内向けの放送で、総合テレビ3月14日(火)午後10時25分から放送です。
ぜひご覧くださいませ!!

投稿者:井上二郎 | 投稿時間:17時00分 | 固定リンク


2017年02月13日 (月)災いサル


寒さに弱く、おまけに方向音痴。雪深い真冬の青森の市街地で遭難しそうになった井上二郎です。実話です。

この冬一番の寒気が入り込み、雪が舞った福岡。

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ナメクジに塩、ドラキュラにニンニク、ジロウに寒さ。わたしは人五倍くらい寒いのがイヤなんです。仕事からの帰りがけ、もう家にたどり着けないかもと気持ちが折れそうになりつつ、道路の真ん中で大声で泣きたい衝動に打ち勝ち、ようやくの思いで家にたどり着くと。
情けない私を叱咤してくれる存在がいます。

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これ、福岡の縁起物、猿田彦神社の猿の面です。家の出入口にかけておくと、災いが去り幸せを招くと信じられています。

それにしても。すごい目力。

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もう充血しちゃって。悪霊も腰を折ってお詫びしそうな勢い。私もこれしきの寒さ、と、しゃんと背が伸びます。
(実は良く見るとこのお猿さん、にっこりほほ笑んでいるんです。かわいいお顔でした、すいません。)

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でもこの猿のお面、結構手に入れるの大変なんです。
庚申の日限定のもので、勿論大行列。わたくしお仕事を抜けて行くわけにもいかず、妻が代わってリポートです。

「現場に着きました。この人だかりです。」

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「ようやく受け取りました。おしまい」

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・・・っておーい。面白くリポートする気ないんかーい。

そんなことを言っておりますと、「じゃあこれは?知り合いに必ず一人くらいはいそうじゃない、こんな顔の人」。

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ありがたい「さるあめ」。うーむいるな、確かに。見ても舐めても味わい深い縁起物の飴です。

リポートは続きました。「大行列で寒かったけど、みんなお面手にしたあとは笑顔だったよ」
自分の幸せ、家族の幸せ、誰かの幸せ。お猿さんが運んでくれる笑顔の時間。大切にしたい、優しい伝統行事でした。

投稿者:井上二郎 | 投稿時間:14時07分 | 固定リンク


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