残暑、というには厳しい暑さが続きますがお見舞い申し上げます。
アナウンサーの山下清貴です。
今週、長崎に行ってきました。
平和祈念式典中継のお手伝いをするためです。
私は10年前まで長崎局に勤務していたのですが、
その後も東京や福岡から応援に行く機会が続き、数えてみると8回目の8.9です。
毎年のように式典会場で放送に参加していると前年との違いを感じることもあります。
今年は、何と言っても参列者の数が増えたこと。
この2年コロナの影響で被爆者や遺族に限られていましたが、
今年は一般の人も事前申し込みで参加できるようになりました。
テントの下もほぼ満席でした。
また、今年は会場の警備が一層厳重だったような気がしました。
聞いてみると、安倍元総理大臣が銃撃された事件を受けて、
制服姿の警察官も配備されるようになったとのことです。
一方で、全く変わらないものもあります。
それは何と言っても、長崎の皆さんの祈りの姿です。
式典が終わった後も、平和祈念像の前で手を合わせる人の姿が絶えませんでした。
ちなみに今回私は、平和祈念式典のラジオ中継のグループに加わりました。
放送席の様子です。
「長崎の証言の会」の森口貢さんにお越し頂きお話を伺いしました(写真 右)。
実況は、長崎局の金澤利夫アナウンサーです。
式典の様子を通じて長崎の皆さんの平和への思いの発信する、
こちらも変わることなく私たちが続けていかなくてはならないことだと
改めて思った次第です。