陸上・日本選手権 始まる
2022年06月09日 (木)
日本陸上界のトップ選手が集まる「第106回日本陸上競技選手権大会」がきょうから始まります。
アメリカ・オレゴンで開催される世界選手権への選考も兼ねていて、各種目で熱戦となることは間違いありません。
福岡県出身選手はもちろん、福岡を拠点に練習している選手も数多く出場します。
その一人、男子走り高跳びに出場するのが、真野友博(しんの・ともひろ)選手です。
真野選手は広島県出身。
福岡大学進学後に自己ベストを大きく伸ばし注目されてきました。
卒業後は福岡の九電工に所属しています。
身長は180センチと高跳びの選手としては小柄ながら、助走スピードと、高い跳躍技術で日本トップ選手の一人です。
2020年の日本選手権では優勝を経験しています。
真野選手の自己ベストは2m31。
世界選手権への参加標準記録は2m33とあとわずか2センチ。
大舞台でのビッグジャンプに期待です。
先日、調整具合や大会での目標などを取材してきました。
取材は練習前後にすることが多いのですが、この日は社業の合間に答えていただきました!
「冬場も順調に練習できました。助走のスピードはこれまで以上にあがっています。日本選手権で参加標準を突破して、世界選手権への出場切符をつかみたいです」
と話していました。
真野選手が出場する男子走り高跳びは、大会初日のきょうです。
真野選手を含め、福岡県関係の選手の活躍にも期待しましょう。
私も実況アナウンサーの一人として参加します。
大会はNHK 総合・BSで連日放送予定です。ぜひ、ご覧ください。