2020年3月27日

インフォデミック


新型コロナウイルスの感染拡大で、多くのみなさんが落ち着かない日々かと思います。
WHOでも、世界的な流行=パンデミックと表現されて2週間あまり。
感染拡大の速度から、世界がつながっていることを実感します。
 
つながりといえば、感染拡大防止のために、
私たち”地球人”はSocial distanceを保つようにと言われています。
日本で言えば、3つの条件を避けることです。
・密閉(換気の悪い空間)・密集(人が集まる)・密接(近距離での会話・発声)
これら3つが重なれば、集団感染のリスクが高まると言われています。
 
いま、私たちにできることは「感染しない+感染させない」こと。
薬の治験やワクチンの開発はこれまでにないスピードで世界で進んでいますが、通常は年単位を要し、そう早くはできません。
爆発的に感染が拡大している諸外国の状況から学ぶべきことも多くあります。
一気に感染者が増えて医療崩壊を起こさないようにするためにも、一人一人の”行動変容”にかかっています。
そして、想像力。
 
当初から、インフォデミックという表現もされていました。
Information+epidemic =情報の伝染病ということ。
いまだにトイレットペーパーの品薄が続いています。
あるデマから発生した買いだめの広がり→ある意味で伝染病です。
トイレットペーパーについてはマスクと違って、本質的な需要が増えているわけではなく、この期間に買いだめしている人が多く出ていることによる品薄です。
マスクと違い、製造元にはたくさんのストックがあって輸送が追い付いていないだけ。
つまり、一人ひとりが普段通りに動けば、品薄になることなどないのです。
お店側も”無駄に”大変な状況になっている現状があり、全体として誰も得をしていません。
 
食料品の買いだめも同様。
外出自粛とはいえ、食料品の買い物には行けるのです。
そもそも、買いだめのために行列すれば密集してしまい、感染リスクが高まります。
(海外では、すでに入店人数を制限されているところもあります)
食事の量が変わらないのに、今だけ買い込む状況。
本質的な需要と供給の量は、本来変わっていないのです。
 
普通にしていれば、誰かが品薄で困ることはない。
ただ、ちょっといつもより距離をとって、ウイルスの感染に気を付ける時。
非常事態に、不安な気持ちに駆られてしまうのは、人間なので仕方のないことです…。
しかし、こういうときこそ「想像力」。
過去には、非常事態のデマから悲しい歴史が刻まれたこともありました。
そんなことを繰り返さないように。
あらゆる情報があふれる中、みなさんが冷静に判断し、穏やかな気持ちで行動するための材料として、良質な情報を発信してゆくのは、私たちの使命だとも感じます。

投稿者:佐々木理恵 | 投稿時間:18時55分 | カテゴリ:おはよう九州沖縄 | 固定リンク


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