2018年6月26日

祈りの形とデジタル?


噴水とくすの木が、空に伸びる。

大学のキャンパス。

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今月のはじめ、母校でイベントがあり、久しぶりに足を踏み入れました。

まるで時間が永遠にあるような、、、独特の時の流れには、

懐かしさもこみ上げます。

 

「芸術工学50年」の記念イベントだったのです。

 講義室やホールでいくつもの企画が行われていて、

そのうちのひとつ、同じ研究室だった仲間が手がけたステージに、

私もお手伝いで参加させてもらいました。

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神楽の舞台です。

注連がはられると、殺風景なホールも空気感が様変わり。

多次元デザイン実験棟というところなのですが…まさに多次元ですね。

 

今回は、神楽の動きをモーションキャプチャーで読み取り、

後ろのスクリーンの映像に反映するという実験的な試みでした。

伝統文化と、新しいデジタルコンテンツの融合で、

”表現の可能性”を探るものです。

…ちょっと異質な二つにも思えますが、

昔からある「祈り」の形に、現代の要素を入れて更新していくことは、

伝統を守ること、人が集うことに、つながるかもしれない…。

思いを寄せて、祈る。目的はひとつです。

正直なところ、現段階ではよくわからないけれど、

何かが生まれてゆくかもしれない…という可能性を感じました。

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舞を披露されたのは、豊前市の黒土神楽のみなさんでした。

新たな試みは、面白い!とのこと。

 

今回の演目は天孫降臨の一場面を描いたとされる「御先(みさき)」と、

お盆に敷き詰めたお米を一粒も落とさずに舞う「盆神楽」。

…盆神楽は動きがすごすぎて、写真を撮るのを忘れて見入っていました。。。

歴史は1000年以上とも言われる神楽です…

これまでも更新しながら続いてきた、それだけの魅力があります。

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芸術工学のモットーは「技術の人間化」。

人が生み出したすごいものたちが、人の幸せにつながってゆけば、

本当に幸福なことです…

投稿者:佐々木理恵 | 投稿時間:13時15分 | カテゴリ:おはよう九州沖縄 | 固定リンク


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