2019年08月07日 (水)アーサー・ビナードさん


先日、アメリカ出身の詩人

アーサー・ビナードさんにお話をうかがいました。

広島、長崎へ原爆が投下されてから74年。

8月は戦争について考える時間が特に多くなります。

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ビナードさんは今年、「猫」を語り部として

原爆の怖さ、命の尊さを伝える紙芝居を完成させました。

丸木位里・俊夫妻の描いた「原爆の図」をもとに

ビナードさんが物語をつけた紙芝居。

 

被爆者の方々やそのご家族にも

紙芝居を作っては上演し、感想や意見をもらって

その度に書き直し、完成まで7年かかったそうです。

やわらかい語り口のなか、原爆の放射能がじわじわと

生き物の命をむしばんでいく様子が描かれています。

 

ビナードさんはアメリカで学んできた戦争教育と

日本で語られている戦争との違いを感じ、

日本で戦争体験者に話を聞くなかで、たくさんの衝撃を受け、

自分の言葉で感じたものを伝えたいと思うようになったそうです。

 

この紙芝居は過去の話ではなく、

過去からずっと続く、現在と未来の私たちの物語なんだと

強くおっしゃっていたのが心に残るインタビューでした。

 

8月9日(金)、10日(土)には

長崎でビナードさんによる紙芝居の上演会も予定されているそうです。

 

投稿者:辻本彩乃 | 投稿時間:17時08分


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