皆既月食と天王星食、しし座流星群…。
最近、星空を見上げた人、多いですよねー。
宇宙。その言葉には、途方もないロマンがありますね。
ただ、技術は進んでいるものの
宇宙に行ったり、宇宙をより身近に感じたりするのは、まだまだ先だよね、
なんて思い込んでいる自分にも気づきます。
いま、福岡で町工場の力を結集して、人工衛星をつくっているの、ご存じですか?
以前、科学館でそのプロジェクトを紹介するパネルを見て
「すごいなぁー」と感心しつつも、軽く受け止めていたのですが・・・(本当ごめんなさい)
その現場を見てみると、夢に向かって突き進むエネルギーがあふれていました。
「宇宙」というロマンに駆り立てられた人たちが動き、
その熱が職人たちを動かし、
地域のビジネスを動かそうとしている。
そして、その夢の熱は、次世代にも…。
「大きな夢を考えてもいいんじゃないか
かなえるかどうかは後からの話なんだけど」
プロジェクトメンバーのその言葉に、ハッと気づかされました。
日常のいろんな面で「●●なんて、まだまだ・・」とか勝手に思い込んで、ブレーキを踏んでいた自分に。
“折り合いをつける”みたいな言葉で、
情熱とか、夢とか、誇りとか、いろんなものを脇によけていなかったか、と。
本気って、やっぱりスゴイ。
よし、私は私で、自分の仕事を一丁がんばるか、そんな気持ちにさせてくれる物語でした。
制作した、佐々木ディレクターは
「『北部九州に宇宙産業を作る』という、町工場の方々の壮大な夢・・・
みなさんの熱量に、本当に実現するかもしれないという気がしました。そして挑戦する勇気をもらいました!
私は近い将来、月に行って宇宙飛行士のドキュメンタリーを撮りたいです!本気で!」とのこと。
ザ・ライフ 「人工衛星 作るばい 〜チーム福岡・町工場の挑戦〜」
11/25(金) 午後7:30~
「Dearにっぽん」で胸打たれた方もお楽しみいただける、再編集版ですよ!