子どもたちの言葉
2022年09月15日 (木)
子どもって、こういうキツイ体勢で本読みがち。
それだけ集中している証拠ですね~
たくさんの本を読んだり、人と話したりするなかで
次々に言葉を吸収する姿には驚くばかりです。
そして、吸収した言葉を、時に意外な形で発してきます。
我が家では、時に、頭を抱えざるを得ない言葉も覚えてきますけど…。
なんだか抽象的な物言いになりましたが、
子どもたちが言葉を操る様子は、
世界を新たに定義したり、新たな概念を作り出したりしているようで
素直に、すごいなぁと感じますね。
北九州市で、毎年開かれている、子どもの文学賞があります。
2019年度に、その大賞に選ばれた、前田海音さん。
作文は、絵本となって、多くの子どもたちの手元に届きました。
そんな海音さんを、大分放送局(去年まで福岡局)の豊田瑠璃ディレクターが取材しました。
(右:豊田D)
絵本『二平方メートルの世界で』を初めて読んだ時、9歳の子が自分の病気について「なぜ」と理由を探しながらも「たまたまわたしだった」「理由はない」と真正面から見つめようとする強さが印象的でした。
去年「親ガチャ」という言葉も話題になりましたが、意味付けも理由付けもできない命の受動性に向き合わざるを得ないとき、私たちはそれをどう引き受けていけるのか。
そのとき、私たちにとって“言葉”とは何なのか。
子どもたちが紡ごうとする言葉の世界に、色んなことを教えてもらったような気がします。
とのこと。
身の回りの世界を見つめ、自らの言葉にする
子どもたちの紡ぐ言葉に、耳を傾け、目を凝らしてみませんか。
放送は 9/16(金)午後7:30~
NHKプラスでも配信します。