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思い出の熊本へ

2022年06月20日 (月)

こんにちは。「おはよう九州沖縄」キャスターの新井秀和です。

先日、休みを利用して熊本へ行ってきました。

 

私、2008年から2012年まで熊本放送局に勤務していました。

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ちなみにそのころの私。

前回に続き、昔の写真シリーズです(笑)

 

話を戻して・・・。

かつての勤務地は、どの場所も“ふるさと”。

そんな思い出深い熊本でおととし起きた、令和2年7月豪雨。

取材で何度も訪れた球磨村も被害にあいました。

すぐにでも駆け付けたいところでしたが、当時は新型コロナの感染拡大で思うように移動ができないころ。そのまま時が流れてしまいました。

今回、2年分の思いを胸に、ようやく訪ねることができたのです。

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村を流れる球磨川。

この日はあいにくの天気でしたが、ずっと深呼吸をしていたくなるようなきれいな空気と鮮やかな緑が迎えてくれました。

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多くの地域が浸水した中、少し高台にあるこの駅は、被害を免れました。

JR肥薩線の「一勝地(いっしょうち)駅」。地に足を付けて一勝!と縁起がよいとのことで、多くの受験生なども訪れる場所。かつてそんな話題を、この場所から全国にラジオで生中継しました。

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球磨川に沿うように走る肥薩線。今は不通となっています。

橋梁もこの通り、復旧には時間がかかりそうです。

山あいの土地で、なかなかここを最終目的地にして訪れる人も少なく、駅周辺は列車で旅をする人たちが途中下車してくれることでにぎわっていました。そんな賑わいもしばらく期待できそうにありません。

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当時お世話になった役場の方が、今は防災担当になっていて、村内を案内して下さいました。

印象的だったのはここ。この写真から球磨川の存在は感じないと思います。

実は、奥に見えるこんもりとした山の下に川が流れ、その手前に堤防があるのです。

ここでは、写真の中央に見える重機のあたりまで浸水したそうです。

普段は“見えない”川から、急に水が溢れてくる。心の準備もできない中、どれだけ恐ろしかったろうと思うと胸が痛みます。

同時に、情報を伝える身として、あらゆる危険の可能性を“自分事”と思ってもらうためにはどうすればいいのか、考えさせられました。

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帰り道、熊本城にも立ち寄りました。

何度見ても立派ですね~。

熊本地震に豪雨と、“ふるさと”を次々と災害が襲う様子を見るたびに胸が痛みましたが、私にとっては、何度訪れても元気をもらえる場所。少しでも恩返しができるよう、日々の仕事に向き合いたいと気持ちをあらたにしました。


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