2023年1月5日(木)
出演者:リポーター 五十嵐 椋 アナウンサー
若狭町山内集落に伝わる伝統野菜『山内かぶら』は11月から2月までが収穫のシーズン。ごつごつとした見た目とびっしりと張った根っこが特徴で、味は濃厚で、辛味と甘さがあります。
この味を広めたいとカブ専門の料理店を営むのは、生産者の飛永悦子さん。看板メニューは、山内かぶら尽くしの定食です。和え物、サラダ、から揚げ、煮物、みそ汁にそれぞれカブの実か葉が入っています。
このお店で働いているのは、生産者グループの『山内かぶらちゃんの会』の皆さん。65歳から89歳までの12人が活動しています。『干しカブ』や『漬物』などの加工や、東京や京都での直売などアクティブに活動中。彼女たちのテーマソングともいえるのが、『山内かぶらの唄』。地域の人たちのカブへの思いと故郷の風景が歌詞に込められています。飛永さんは、『山内集落にだけ伝わるものだから誇りを持って大事にしたい』といいます。
今回は、料理長・大橋敏子さんのアイデア料理「山内かぶらの天ぷら」を紹介してもらいました。
『山内かぶらの天ぷら』
(めんつゆ代用可)