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ニュースザウルス 食探いろどりレシピ 2020年2月17日(月)

食探いろどりレシピ

2020年2月17日(月)
出演者:食探料理人 太田紀子さん/食探案内人 山口瑛己アナウンサー

「奥越に春を呼ぶ 勝山水菜」

 今回の食材は、勝山市で春を告げる食材として知られる「勝山水菜」。江戸時代から栽培が続く伝統野菜です。雪深い奥越地方で新鮮な野菜が不足する冬の間に育ち、貴重な食材として古くから地元で親しまれてきました。この勝山水菜、水菜と言っても、菜種の仲間です。特徴は、甘さとほろ苦さ。この甘さの秘密は、勝山市の厳しい寒さと雪がもたらします。
 栽培は独特。ある程度までは雪の下で育てます。それを掘り起こして、トンネル状のシートをかけて、さらに成長させて収穫します。また、畝の間に水を流し、融雪に使います。この水がみずみずしい勝山水菜を作る、と、生産者の伹川隆治(ただかわ・りゅうじ)さん。「この時期の収穫や管理は大変だが、待っている人のために、いいものを作りたい」と話します。さらに、伹川さんは、地元の小学生に伝統野菜を伝えたいと、自分の畑で勝山水菜の栽培を教えています。地元の人に愛される「勝山水菜」。 今回は、この水菜の甘さをいかした料理を作ります。


今日の料理

「勝山水菜と鶏肉のみぞれ煮」



勝山水菜と鶏肉のみぞれ煮 材料・4人分

勝山水菜…
300g
水…
800ml
鶏肉…
500g
にんじん…
適量
しめじ…
適量
昆布…
5×10センチ
顆粒だし…
適量
しょうゆ…
大さじ4
酒…
適量
大根…
適量
一味…
お好みで


<作り方>

 ■下準備
鍋にお湯を沸騰させ、勝山水菜を1分茹でて、流水で冷やし、水気を取ります。
下茹でした水菜をブツ切りしていきます。

 ■煮物
鍋に水・昆布を入れ、中火で熱し、沸騰する直前に昆布を取り出し、さらに顆粒だしを入れます
適当な大きさに切った鶏肉・しょうゆ・酒を入れ、火が通るまで煮込みます。
(鶏肉からアクが出るのでとってください。)
スライスしたにんじん・しめじを入れ、一煮立ちさせます。
ブツ切りにした勝山水菜、仕上げに、大根をおろして入れます。
お皿に盛りつけて、お好みで、一味をふりかければ完成です。