「果物のような甘さ！スイートコーン」

今回の食材は、「スイートコーン」。やってきたのは、福井県を代表する産地、永平寺町。１０年前から特産化が進められてきました。収穫は、夜明け前から始まります。スイートコーンは、昼間に日光で作った栄養をため込み、夜に糖に変えるため、早朝が１番甘く、みずみずしい状態なんです。果物のように甘いこのスイートコーン。糖度は、１８度以上。メロンや桃よりも高い値です。 この甘さの秘密は、山間ならではの昼夜の寒暖差と収穫時期の見極めにあります。実が甘く、ベストな状態は、わずか３日。これを逃さないように収穫します。生産者の釼内辰宏（たちうち・たつひろ）さんは、毎年、１か月で１万本のスイートコーンを収穫しています。このため、手で触った感触でベストな状態を一瞬で見極めることができます。実の下の方にボコっとふくらみがあるのが、採れ頃のサインなんだそうです。 今回は、この朝採れスイートコーンを使って、料理の幅が広がるレシピを紹介します。

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