トップページ > ニュースザウルスふくい > 食探いろどりレシピ > 2015年9月7日(月)

 2015年9月7日(月)
 出演者:食探料理人 田中佳子さん/食探案内人 奥貫仁美キャスター


「外サックリ!中ホックリ!納豆カツ」

訪ねたのは、福井市三留町。60世帯余りの小さな地区で納豆は作られています。
生産者の後藤基栄さんは、米や野菜を作りながら納豆を生産しています。
作っているのは、地元産の大粒大豆を使った「五位山納豆」。ほくほくとした食感が自慢の一品です。
他にも、発芽前の大豆で作った、うまみ成分が多い「発芽納豆」や、独特の甘みが魅力の「青大豆納豆」、さらに香り豊かな「黒大豆納豆」など、豆の特性を生かし、様々な納豆を生みだしてきました。
加工場は、8畳ほどの小さな場所。地区の女性たちが、真心こめてすべて手作業で納豆を作っています。
手間暇かけて作るため、月に1000個ほどしか作れません。豆の発酵も、後藤さん特製の発酵機でじっくりと行います。
後藤さんが納豆を作り始めたのは9年前。納豆が大好きな孫に自分の作った納豆を食べさせたいと思ったことがきっかけでした。
以来、すっかり納豆作りの名人となった後藤さん。今では小学校でも納豆作りを教え、「納豆先生」として親しまれています。今回はそんな後藤さんの愛情たっぷりの納豆を使って料理を作りました。


 



「外サックリ!中ホックリ!納豆カツ」

 

 


衣のさくさく感と納豆のほくほく感のダブルの食感がたまらない一品です。

 


 

 

<材料2人分

 
納豆 2パック
納豆のたれ 2袋
ねぎ 1/3本
おぼろ昆布 10g
薄力粉 大さじ1
大さじ3
パン粉 適量
サラダ油 適量
大根おろし 大さじ2
レモン 1/4個
少々

 

 

 

【たね作り】
・ボウルに納豆だけを入れ、泡がたつまでよくかき混ぜます。
・そこに小口切りにしたねぎ、納豆のたれを入れ、よくかき混ぜます。

【衣作り】
・広げたおぼろ昆布の上に先ほどのたねを乗せていきます。
・最初に使ったボウルに、薄力粉と水を入れ、かき混ぜます。
・先ほどのたねとからめ、パン粉をまぶし、てのひらサイズに丸めます。

【揚げ】
・フライパンの底から1センチほどの高さまでサラダ油を入れ、180度前後まで熱します。
・片面15秒ずつを目安に裏返し、両面に焼き色をつけます。
・皿の上に盛り付け、塩をふった大根おろし、レモンを添えたら完成です。

 

 

■食探いろどりレシピ トップページへ■