古代エジプトや古代ギリシャの時代から人とともにあった食材・そら豆。
さやが空に向かってぐんぐん伸びていくことから、この名前が付けられたと言われています。
現在では、実の大きさが一寸(およそ3cm)の“一寸そら豆”が栽培の主流です。
県内の出荷量の3分の1を栽培する若狭地方の岡 弘さんのそら豆畑(小浜市西勢地区)を、小浜出身の調理師専門学校講師・松坂 隆寛さんと訪ねました。
そら豆は、栽培に8か月と長い時間を要しますが、収穫に適した期間は1週間〜10日と非常に短く、その時期の見極めが重要なポイントとなる食材です。
そら豆農家の岡さんは、そら豆からのサイン(そら豆のさやが下に垂れる、さやについた線の色が変わる…など)を見逃さないよう、
5月中旬頃から、毎朝5時から畑に出向いて1日5000個以上をチェックしながら収穫をしています。
今回は岡さんの作る一寸そら豆で、ホームパーティーなどでも大活躍する、いろどり鮮やかなピザを作りました。 |