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 2015年6月8日(月)
 出演者:食探料理人 松坂 隆寛さん(調理師専門学校講師)/食探案内人 奥貫 仁美キャスター


ラ・ピッツァ・ファーヴェ 〜そら豆のいろどりピザ〜

古代エジプトや古代ギリシャの時代から人とともにあった食材・そら豆
さやが空に向かってぐんぐん伸びていくことから、この名前が付けられたと言われています。
現在では、実の大きさが一寸(およそ3cm)の“一寸そら豆”が栽培の主流です。

県内の出荷量の3分の1を栽培する若狭地方の岡 弘さんのそら豆畑(小浜市西勢地区)を、小浜出身の調理師専門学校講師・松坂 隆寛さんと訪ねました。
そら豆は、栽培に8か月と長い時間を要しますが、収穫に適した期間は1週間〜10日と非常に短く、その時期の見極めが重要なポイントとなる食材です。
そら豆農家の岡さんは、そら豆からのサイン(そら豆のさやが下に垂れる、さやについた線の色が変わる…など)を見逃さないよう、 5月中旬頃から、毎朝5時から畑に出向いて1日5000個以上をチェックしながら収穫をしています。

今回は岡さんの作る一寸そら豆で、ホームパーティーなどでも大活躍する、いろどり鮮やかなピザを作りました。



<地元にはそら豆のゆるキャラも>

 



「ラ・ピッツァ・ファーヴェ 〜そら豆のいろどりピザ〜」

 

 


そら豆の香りと、ホクホクとした食感を活かした、家庭で簡単に作れるピザです

 


 

 

<材料 (手のひらサイズのピザ、6枚分)

 
そら豆 24粒
(8〜9さやほど)

生 地
強力粉 100g
薄力粉 100g
イースト 6g
オリーブオイル 小さじ1
小さじ1

トッピング
トマト 中1個
パプリカ 1/2個
モッツァレラチーズ 210g


 

 

 

【下準備】
・そら豆を全て塩ゆでにして、皮をむく。少しやわらかめにゆでると良い(目安は1分ほど)。
・そら豆6粒を包丁で5mm角程度に、食感を残すくらいに切る。
・さらに6粒を、ざるなどで裏ごしをし、ペースト状にする。

【生地作り】
・ボウルに強力粉・薄力粉・イースト・オリーブオイル・塩・下準備したそら豆を入れ、ぬるま湯を少しずつ注ぎながら、手でよく混ぜる。
ぬるま湯の量は100mlほど。生地が「耳たぶの柔らかさくらい」になる手触りが目安。
・10分ほど、まんべんなくよくこねる。横から持ち上げて潰して…を繰り返すと良い。
・乾燥を防ぐため、ボウルにオリーブオイルを塗り、ラップをかけて常温で1時間ほど寝かせて発酵させる。よく発酵させることで柔らかい生地になる。

【トッピング → 焼く】
・寝かせた生地を6等分して、ピザの形になるよう円状に伸ばす。
・その上に、5mm角に切ったトマト、パプリカをのせ、塩ゆでしたそら豆の残りの12粒を薄い2枚ができるように縦に切ってのせる。
・さらにモッツァレラチーズを細かくちぎって、全体へまんべんなくのせていく。
・アルミホイルにのせ、オーブントースター(1000ワット)で5分ほど焼けば完成。

 

 

 

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