2022年04月08日 (金)坂井市春江中部地区でみつけ隊【太田 実穂】

春江中部地区は、坂井市の中心部。
公共施設を囲むように住宅地が並びます。
シンボルスポットは屋内外で遊ぶことができる「エンゼルランドふくい」。
遊びを通して身近な環境や科学について学ぶことができ、県内外から多くの人が訪れます。
そんな春江中部地区でご紹介したのは、
『地域の“笑顔”を生み出す人々』です!
① 木の実のアート作品をつくる女性生まれも育ちも春江中部地区の前川千賀子(まえがわ・ちかこ)さん。
前川さんは、どんぐりなどの木の実やドライフラワーなどを使って、
オリジナルの作品を作っています。
趣味として続けていて、ことしで5年目だそうです。
これまでに作った作品はおよそ1000点!
作品がこちらです!
作品は、地域のみなさんが集う春江中コミュニティセンターの受付窓口にも飾られていて、地域の人たちから大好評だそうです!
前川さんは、多くの人に癒しを届け、笑顔にしています!
② ホタルの魅力を子どもたちに!自然をとことん愛する男性
春江中部地区では、地区内の藤鷲塚を拠点に、
地域をあげてホタルが暮らせる環境づくりを進めています。
地元の子どもたちを対象にホタルの生態などを学ぶ学習会をしたり
水槽をプレゼントしてエサとなるカワニナを飼育してもらったりしているんです!
ホタルの鑑賞会では、子どもから大人までが歓声を上げるほど反響があったといいます。
この「ほたるの里づくり」は、
春江中部地区で暮らして81年の久保敏郎(くぼ・としろう)さんの
ある思いがきっかけで始まったんです。昔は、ホタルを当たり前のように見て親しんでいたという久保さん。
「もう一度、この地域で、ホタルを見たい!
それを子どもたちにも見せたい!」という思いを持っていました。
その思いに地域のみなさんが共感して、「ほたるの里づくり」が始まったんです。
地元への愛着をより深めることになったこの活動。
久保さんの思いが地域のみなさんの笑顔を作り出していました!
③ 地域の人が気ままに集うカフェを営むご夫婦カフェを営む川島幸一さん(かわしま・こういち)さん、園子(そのこ)さんご夫婦。
店内には、お客さんが使わなくなった調度品が飾られ、
どこか懐かしさが漂うカフェになっています。
川島さんご夫婦は、
地域の人たちに店を自由気ままに利用してほしいと考えていて、
音楽好きが楽器や歌の練習をしたり、
「ママ友」の集まりやクラフト体験会が行われたりしているんです。ご夫婦の温かいカフェが、地域のみなさんの憩いの場となり笑顔を生み出していました!
■お問い合わせ
春江中コミュニティセンター
住所:福井県坂井市春江町随応寺17-17
電話:0776-51-1104
