2018年03月08日 (木)南越前町糠(ぬか)地区でみつけ隊!【別司 愛実】

2018年3月8日(木)放送のほやほやみつけ隊は、
南越前町糠地区を訪ねました。

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(日本海に面し、漁業で栄えてきたまちです)


番組で紹介した内容はこちらです↓↓↓


☆「越前糠杜氏」(えちぜんぬかとうじ)☆
昔から糠の人々の多くは漁業を生業にしていましたが、冬の海は荒れて漁に出られないため、冬場の仕事として酒造りの出稼ぎが広まりました。
昭和初期、越前糠杜氏組合員の数は杜氏と蔵人を含め1500人に及び、
酒どころである京都の伏見や大阪、滋賀などで活躍していましたが、
酒造りの近代化や後継者不足により、おととし、最後の越前糠杜氏が杜氏職を退き、
およそ200年の歴史に幕を閉じました。

20180308b2.jpg(京都の伏見や大阪など各地で活躍した越前糠杜氏)

 

酒造りの守護神をまつる、松尾神社も訪ねました。

20180308b4.jpg境内には越前糠杜氏の功労碑がたてられ、その歴史を今に伝えています。

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☆遭難者を救った人たち☆
大正13年の冬、猛吹雪の中、日本海軍の特務艦「関東」が、
越前海岸で座礁しました。出稼ぎで地区の男たちがほとんどいない中、糠の女性たちが中心となり、岸にたどり着いて凍える乗組員たちを温め、多くの命を救いました。
また、地区には慰霊碑がたてられた公園もあります。

20180308b6.jpg(特務艦 関東 遭難 慰霊碑公園)

 

☆糠どっさり☆
糠地区に伝わる伝統芸能である「糠どっさり」。
島根県の隠岐の島などで歌われ、北前船の船頭たちによって伝えられたと言われています。
「どっさり」という言葉には、宝物などさまざまな良いことが入ってきますように、
という願いが込められています。
本来は歌と手拍子だけでしたが、後世まで伝えていきたいと、
今から30年ほど前に踊りが付けられました。
昔は結婚式などの祝いの席で披露され、今は文化祭など町内外の催しが発表の場となっています。

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(糠どっさりを披露する保存会のみなさん)


時に厳しく、時に穏やかな表情を見せる日本海とともに暮らす糠地区のみなさん。
長年守り続けてきた伝統と歴史が息づいていました。

20180308b910.jpg糠地区のみなさん、本当にありがとうございました。

投稿者:別司 愛実 | 投稿時間:18:25

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