2020年10月 1日

2020年10月01日 (木)福井市・足羽(あすわ)地区でみつけ隊!【今村 有希】

9月28日(月)放送の「ほやほやみつけ隊」は、福井市の足羽(あすわ)地区に行ってきました!
福井市の中心部にある足羽地区。北には足羽川が流れ、南には足羽山が広がる自然豊かなまちです。
一福丸から受け取ったミッションをクリアするため、1日かけて地区内を歩き回りましたよ~!

■ミッション1「愛宕坂を上って、偉人たちの功績を伝えよ」
愛宕坂は、足羽山の登り口にある坂の1つで、145段の石段には、足羽山で採れた笏谷石が使われています。独特な色味で風情がありますよね!
20200928_01.jpg

江戸時代、ここは足羽山山頂にある寺に参拝する人でにぎわっていましたが、道が急でぬかるんでいたため、豪商・松岡屋吉兵衛が自らの財で整備しました。

坂を上る途中で見つけたのが、福井の織物産業に大きな影響を与えた細井順子の石碑。
彼女は1870年代に京都で織物技術を学び、県内に伝えました。織物王国・福井の礎を築いたともいえる人物です。
20200928_04.jpg

石段を上り切ったところでも石碑を発見しました!この写真は、足羽地区出身の歌人・橘曙覧の歌碑です。曙覧は、江戸時代末期、日常生活を題材に身近な言葉を使って詠んだ歌人として知られ、彼の歌は正岡子規にも高く評価されました。
20200928_05.jpg

愛宕坂の途中にある橘曙覧記念文学館では、彼の歌や暮らしについて詳しく知ることができます。
20200928_06.jpg「たのしみは」で始まる歌は、「独楽吟」といい、
中でも「たのしみは朝おきいでて昨日まで 無りし花の咲ける見る時」という歌は、1994年に当時の天皇陛下と皇后さまがアメリカを訪問された際、当時のクリントン大統領が歓迎スピーチで引用したことで知られています。

さらに先へ進んだところでも石碑を見つけました!
こちらは、かつて福井警察署に勤務していた山田勢三の活躍をたたえ建てられた石碑。この石碑は、彼の在職中に作られたそうですよ。
20200928_03.jpg

わずか数百メートル歩いただけで、福井の偉人たちのことを学べました!

 ■ミッション2「県指定有形文化財『阿弥陀如来坐像』を探せ」
私が探しに来たのは、愛宕坂から徒歩2分ほどの道。
この辺りは寺がたくさん立ち並んでいて、なかなか見つかりそうにありません。

このままではミッションをクリアできない!と思った私は…
20200928_08.jpg

強力な助っ人にお越しいただきました!
福井市歴史ボランティアの板倉洋一さんです。
板倉さんは、普段から観光客に地区のガイドをするなど、歴史を伝える活動をしています。

板倉さんによると、この辺りに寺が多いことには、方角が関係しているとのこと。
この辺りは福井城から見ると南西(裏鬼門)の方角にあたります。裏鬼門は、鬼などが入ってくる方角だとされていて、お寺をたくさん設けることで悪い物が入ってこないようにしたと伝えられているそうです。

板倉さんに案内され、たどり着いたのは東雲寺。通りからも大きな仏像が見えました。
20200928_09.jpg

こちらが県指定有形文化財の「阿弥陀如来坐像」。室町時代に作られた木造彫刻の像です。高さはおよそ3メートルあり、間近で見ると迫力がありますよ。
20200928_10.jpg

無事に2つのミッションクリア~♪
足羽山の緑に癒される街歩きでした!皆さんもぜひ、足を運んでみてください♪
20200928_11.jpg

投稿者:今村 有希 | 投稿時間:17:45

ページの一番上へ▲