1300年前にまとめられた「古事記」をはじめ様々な神話の中で、多くの神々が活躍した中国山地。この地では、神と共に生きる暮らしが今も続いている。古代と現代とが交差する七つの物語。
<オムニバス項目(予定)>
○国造りを行ったオオクニヌシとスセリ姫。二人が愛を語らった山には今も若い恋人たちが集まる。
○岩戸に隠れたアマテラスを踊りによって導き出したアメノウズメ。これが神楽の原点とも言われる。中国山地の奥深くでは今も、神に舞を捧げることで神を身体に招き、吉凶を占う神事が伝わる。
○中国山地では若者たちが神楽に熱狂している。この「新舞」は、戦後、GHQに禁止されたことで生まれ変わった、新しい「神様とのつながり」。
○和牛発祥の地・中国山地。今も生産者は、神様とともに牛の出産を見守る。
○砂鉄を求め山へと分け入ってきた中国山地の人々。その背後からは怪物・ヤマタノオロチが忍び寄る。
○英雄キビツヒコと退治された鬼のウラ。岡山市吉備津では鬼のウラへの信仰も。
○死別した夫婦イザナキとイザナミ。妻イザナミの埋葬された山では、33年に一度、亡き人に神秘の舞が捧げられる。
雲仙普賢岳の大火砕流による大惨事から20年。島原の人々は再びこの土地に根を下ろし新しい暮らしを始めている。他にはない恵みをもたらす故郷だからだ。噴出した土砂と岩石が作った扇状地は、水はけが良く、地下水が豊富だ。町中では湧き水を活かした共同洗い場があり、主婦が炊事や洗濯に利用し、地域の交流の場にもなっている。商店街には現代版“水奉行”なる役割を率先して務める男性がいて、商店主たちは水を公平に分担しながら清掃や商品の冷却に重宝している。丘陵地に作られた棚田や段々畑では、水はけのよい火山灰土を活かしてジャガイモなどの栽培が行われている。島原の乱以降に移住した人々が代々この土地を守り、故郷の歴史を刻んできた。
雲仙と共にある島原半島の風土と暮らしを、この土地で生き続けることを選んだ人々の姿とともに記録する。
以降、下記のラインナップが予定されています。
6月 8日(金) 祖谷 大歩危(徳島県)
6月15日(金) 京都洛西 嵐電界隈









