あはがり歌詞

新日本風土記のテーマ曲「あはがり」。
奄美島唄の唄者、朝崎郁恵さんが唄と詞を担当し、朝崎さんと親交のある吉俣良さんが編曲を手がけた、島唄をベースにしたオリジナル曲です。
「あはがり」とは奄美の島言葉で「すべてがあかるい」という意味です。

奄美の島唄は、口伝で伝えられてきたもので、私たちが知っているような「歌」とか「曲」のような、定まった形とは違います。伝えられているのは、いくつもの歌詞のフレーズと、いくつものメロディのフレーズです。唄者は、祝いや弔いなど、そのとき歌う場にふさわしい歌詞を組み合わせ、それにふさわしいメロディを選び、その場で歌い分けています。

今回の「あはがり」は、番組のイメージにあわせて、朝崎さんが伝えたいメッセージも交えて数ヶ月かけて詞を選び、作り、歌い、吉俣さんが、それにピアノをあてて編曲し、楽譜に起こしたものです。

奄美の島唄の歌詞は、古い都の言葉が残っていると朝崎さんは言います。かつて渡ってきた人々が伝えた大昔の日本の言葉が、島唄の口伝の中で、そのままの形で保存されてきたと言うことで、つまり、奄美の島唄は、奄美のものばかりでなく、古い日本の姿そのものだと言う意味です。

そのような成り立ちを知ったスタッフが、朝崎さんに「新日本風土記」のテーマ曲をお願いすることにしました。