2012年7月17日

2012年07月17日 (火)

「草津」私のおすすめポイント

「草津」を担当した守屋です。
湯煙漂う温泉街で、通ってくるお客さんと、それを温かく迎え入れる人々の人情味あふれる交流、いかがでしたでしょうか?
私がおすすめするのは、湯畑の脇で毎日休みなく開かれている「湯もみと踊り」の公演です。番組で紹介した幸さんをはじめ、20代から上は70代まで、幅広い年齢層の“湯もみ娘”のみなさんが、草津節に合わせ、名物“湯もみ”や、踊りを披露してくださいます。

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ショーは午前に3回、午後に3回行われます。回ごとにほとんどのお客さんが入れ替わるのですが、実は3回の踊りが回ごとに違うということは、あまり知られていません。3回通して見ると、手ぬぐいを使った踊り、ひしゃくを使った踊り、などパターンの違う踊りを見られるかもしれません。(日によっては毎回同じこともありますので、ご容赦ください。)
それともう一つ、このショーの売り物は、湯もみをお客さん自ら体験出来るということです。かつて高温入浴の温泉だった伝統ある“熱の湯”の湯を、三尺板でもみます。リズム良く、唄に合わせて板を動かせば、温泉気分を満喫できます。実際、撮影のときに、湯もみ体験で盛り上がるお客さんを見て、人ってここまで無邪気に笑い、楽しめるものか、と何度も感じさせられました。お湯の力ってすごいですね。
普通の湯もみに飽き足らなくなって来たら、最後は板を大きく動かして湯を飛ばす「大もみ」にも挑戦してみましょう。実はこの大もみ、貴重な温泉の湯を無駄にまき散らすことになるので、本来の湯もみにはないものなのだそうです。ある時期から演出の一つとして取り入れたところ、大いに盛り上がり、お決まりのイベントになったとのこと。伝統に縛られるのでなく、時代に合わせ柔軟に作り変えていく、たくましさのようなものを感じます。
ショーを見終わったら、夜の湯畑で流れ落ちる湯滝を見て足湯に浸かり、ぼーっとした時間を過ごすのも、これまたおすすめですよ。
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投稿時間:10:03 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


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