2011年11月22日

2011年11月22日 (火)

仏様のいる暮らし

「仏像の京都」を担当した中村です。取材を通して感じたこと。それは、京都の人たちと仏さまとの距離の近さです。寺社仏閣の建ち並ぶ京都には、数多くの仏像が祀られていますが、お寺以外にも、たくさんの仏さまが町の人々とともに暮らしています。京都の町中にある石仏の数は、8千とも1万とも云われ、町のあちこちにお地蔵さんの祠が点在しています。そのどれもが、いつ見ても綺麗に保たれ、新鮮なお花が供えられている・・・。町の人たちがいつも交代でお世話をしているからです。朝、祠の前を掃き清める人、お地蔵さんのお水を替える人、手を合わせる人・・・そんな光景が京都の町では日常で見られるのです。NHK京都放送局の前にも、お地蔵さんの祠があるのですが、毎朝、出勤の際、いつも誰かがお掃除をしていらっしゃる光景を目にします。お話を聞いてみると、皆さん子どもの頃から、ずっとお世話をしているのだとか。驚いたのは、祖母、母、息子の3世代が一緒になってお掃除されている様子を目の当たりにしたことです。京都の町では、仏様を大切にする習慣が、親から子、子から孫へと受け継がれ、自然に育まれているのだなと感じました。

kyo_01.jpg


仏像ブームの昨今、京都を訪れる仏像好きの皆さんにも、是非こうした町中の仏様にも目を向けて頂けたらと思います。京都が仏像の都と呼ばれる所以は、こうした日常の中にあるのだと感じて頂ける筈です。


 

投稿時間:10:25 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク


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