踊る阿呆に 見る阿呆
「阿波おどり」を担当した岸本です。
10万人の踊り手と、130万人の観客が押し寄せる、熱狂の祭り・阿波おどり。時には娯楽として人々を楽しませ、時には人々の生きる力になる。番組を通して阿波おどりの奥深い魅力を一人でも多くの方に感じていただけたら幸いです。
とはいえ・・・祭りの真骨頂は、やはりナマの臨場感!なにしろ人口26万の徳島市に10万人の踊り手が集まる祭りですから、町はまさに踊りの渦と化します。踊りそのものも圧巻ですが、「ぞめき」(阿波おどり特有の音楽)で溢れる徳島の町を歩くだけでも、圧倒されるほどです。
今年も、徳島市の阿波おどりは8月12日から15日までの4日間にわたって行われます。ぜひ一度、ナマでご覧になってみてはいかがでしょう。
★写真「輪踊り」
オススメ①
徳島の中心地に突如建設される「演舞場」での踊りも見事ですが、街の至る所で人々が思い思いに踊る姿も、情緒あふれる光景です。
★「にわか連」
オススメ②
「見る阿呆」よりも数倍楽しいのが「踊る阿呆」です。「にわか連」に参加すれば、有名連の方が、指導してくれます。ぞめきのリズムに身を任せれば徳島出身の方でなくても、勝手に体が動き出します。下手でも構いません、「思いっきり楽しむ」、そして決して「照れない」これがうまく見える最大の秘訣です。
★「総踊り」
オススメ③
圧巻は「総踊り」。一日の最後に、数百人から千人もの踊り手が一緒に踊ります。理屈を超えて鳥肌が立つ光景です。
日本人の原風景・盆踊りを400年以上にわたって、守り、大切に育ててきた徳島の阿波おどり。ぜひ一度、足をお運びください。遺伝子レベルでうずきます!
投稿時間:10:07 | カテゴリ:ディレクターおすすめスポット | 固定リンク