2016年08月30日 (火)

島のカレンダーは「おがさわら丸」

取材でお世話になった皆さま、ご覧いただきました皆さま、ありがとうございました。取材スタッフの中村と申します。

東京都小笠原村父島の朝は、村中に響き渡るアナウンスから始まります。
「今日のおがさわら丸は、午前11時に入港します。乗客は623人です。」
島は船の入港と出港がカレンダーのように、人々の暮らしを動かしています。

1supermarket.jpg豆腐や納豆、新鮮な野菜、新聞や郵便など、すべてのものが運ばれてくる日だからです。もちろん観光客も。2軒しかない大型スーパーはこの日は大混雑、レジで1時間待ちもあるそうです。夏のハイシーズン以外は1週間に一度ぐらいの入港ですから待ち遠しいですよね。

2busstation.jpg入港すると観光客で島の人口がぐっと増えます。島の足は村営のバスかレンタバイクやレンタカーです。東京都最南端のバス停もありますよ。島一周は車で1時間もかかりません。あちこち寄り道しながらのんびり周るのがおすすめ。

一人占めのビーチに出会えるかもしれませんよ。

3seaside.jpgそして出港の日の桟橋は見送る人々でいっぱい、その合言葉は「行ってらっしゃい」「行ってきます」また帰ってきてねという思いがあふれた言葉です。

手作りの花のレイをいただきました。岸壁を離れるとき、それを海に投げるときっとまた会えるという言い伝えがあるそうです。
疲れたら心を癒しに帰るところ、すっぴんでいられる場所、小笠原。
遠いけれど、また行きたくなる魅力にあふれた島です。

投稿時間:11:00


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