2016年04月05日 (火)

永平寺の修行

取材でお世話になった皆様、放送をご覧くださった皆様、本当にありがとうございました。「永平寺」の回を担当しました三浦と申します。

大本山永平寺は、曹洞宗第一道場。番組では、冬の厳しい修行の一端をお伝えいたしましたが、機会があれば、実際に永平寺を訪れてみてください。1年365日、修行を行っている「雲水(うんすい)」たちの姿を身近に感じられると思います。

更に、永平寺では、一般の方を対象とした宿泊修行体験も行っています。普段の観光では味わえない特別な体験です。1泊2日、3泊4日の日程で、修行僧さながらの修行生活を行うことができます。私も数回参加させて頂きました。

ここでは、1泊2日の参禅(さんぜん)研修を簡単にご紹介します。

まずは、合掌の仕方や堂内での歩き方など修行の作法を習います。そのあと、入浴。身を清めます。そして、一炷(いっちゅう)約40分の坐禅。静かなお堂の中で、日々の喧噪、欲望を忘れてただひたすらに坐ります。しかし…。坐りなれていないと、足の痺れ、痛みとの戦いです。

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当たり前の様に、整然と坐っている「雲水」たちの姿。その姿をきちんと確立することすら大変なことなんだと感じさせられました。私は、冬なのに、汗だらだらで坐っていました。

薬石と呼ばれる夕食は、もちろん精進料理。応量器(おうりょうき)という雲水たちも使う器で食事を頂きます。番組でも紹介した「五観の偈」も唱えます。

食事中も私語厳禁。目の前に置かれた食事に集中します。日々の生活の中では、なかなか実践できませんが、「いただきます」や「ごちそうさま」の言葉を忘れない。その時に合掌する。修行体験を行ったあとも、そのことだけは続けるように心がけています。

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その後も、坐禅があり、また、雲水や役寮の方々と語ることができる茶話会もあります。

21時には就寝。4時に起床。

そして、坐禅、朝課(法堂でお経をよむ)、小食(朝食)、作務(トイレ掃除や部屋の掃除)。

携帯電話やテレビのない1日。きっと、新鮮な時間になると思います。

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参加者の定員は、男女10名ずつ。毎月1回ほどのペースで行われています。予約は、電話予約のみ。直前の予約は受け付けていないので、余裕を持って電話をかけ、日程を確認。そして、10日前までには予約をすることをおすすめします。

*予約先 大本山永平寺参禅係 0776-63-4361( 朝9時から夕方5時まで)

投稿時間:11:00


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