2015年01月27日 (火)

温泉で頭を垂れる

「温泉三昧」を担当した大型企画開発センターの太田良一です。

今回の番組では、乳頭温泉(秋田県)、いわき湯本温泉(福島県)、渋温泉(長野県)、玉造温泉(島根県)、湯田温泉(山口県)、岳の湯温泉(熊本県)、吹上温泉(鹿児島県)を新規に取材したほか、これまで新日本風土記で取り上げた別府、草津、箱根、城崎といった温泉地の場面も再構成して盛り込みました。山奥の秘湯があれば、暮らしのすぐそばの温泉場もあり。ひとり湯治に訪れる人がいると思えば、社員旅行を楽しむ一行もいて…。日本人が太古の昔から温泉の恵みをいかにありがたく享受してきたのか、その一端に触れることができたのではないかと思っております。

 

乳頭温泉の露天風呂を取材していたとき、印象深い出来事がありました。週に一度の掃除の日。湯守の方が、いったん湯を抜いてすみずみまで黙々と洗浄していました。その掃除が終わると、湯船の底から絶え間なく湧き出す源泉によって、露天風呂に湯がたまり始めました。広い湯船が満たされるまでおよそ7時間。その様子を目の当たりにして、私は温泉を生み出す大地の力を実感し、静かな感動を覚えました。と同時に、雪深くいささか不便なこの地で、かたくなに秘湯を守り続けている温泉宿の従業員の方々の姿に頭が下がる思いがしました。

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投稿時間:13:38


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