2014年03月11日 (火)

野付とエビの良い関係

「北海道 野付」を担当した由井です。

今回、タイトルにわざわざ「北海道」とつけたのは、もしかしたら野付という場所がいわゆる“ザ・ニッポン”としてあまり知られていないのでは、という考えからでした。

札幌市と野付半島は直線距離にして300キロ以上離れています(東京―名古屋は260キロ)。札幌を拠点とした北海道旅行の“ついでに立ち寄る”場所では全くありません。でも、いざ訪れてみると、「こんな場所が日本の中にあったのか」と強烈な印象が記憶に残る土地です。四季を通して全く別の姿を見せる、不思議な形をした日本最大の砂嘴。番組で紹介した以外にも一年を通じ様々な海産物に恵まれ、それを求めて様々な野生動物たちも集まります。

野付の町、尾岱沼を築いた開拓者たちの中には、あなたの御近所からやってきた人もいたかもしれない。“内地”と幾つもの細い線でつながっている北海道本島の東端です。notsuke1.jpg

<写真・野付半島>

野付を象徴する風景として有名なのが、番組にも登場した、ホッカイシマエビを獲る「打瀬網漁」です。野付湾の中に広がるアマモの森を傷つけないよう、明治時代から伝わってきました。風を受けながらゆらゆらと少しずつ流れていく舟を浜辺に座って眺めていると、ほっと心が安らぎます。

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<写真・打瀬網漁>

 

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<写真・エビ>

野付半島の形に良く似たホッカイシマエビ、今では貴重なエビになったため全国で目にする機会は少ないと思いますが、茹でたものを初めて食べるとその濃い甘みに感動! 生のままだとあっという間に鮮度が落ちるため、刺身を食べたいなら断然、現地です。打瀬網漁で獲るエビは、アマモと海のいい香りがふわっと口に広がる、ぷりぷりした触感。生きたままのエビを刺身として出す居酒屋もありますので、ぜひ一度足を運んでみてください。一杯やりながらつまみだしたら、止まりませんよ。

食べるもの、見るものは山ほどあります。知床や根室、釧路も(北海道の中では比較的)近いですので、日本の最果てを巡るぶらり旅、計画してみてはどうでしょう。

投稿時間:13:58


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