2014年02月04日 (火)

知ってるつもりの観光地、されど・・・

「筑波」を担当した花谷です。

およそ1年間にわたって筑波山に登り、その周辺をぐるぐるとかけまわりました。

関東にお住まいの方なら知らない人はいない有名観光地・筑波山。最初は「今さら筑波山を取り上げて、新たに知ることや驚きがあるのか」と疑問に思わないでもありませんでした。しかし、それは浅はかな考えでした。1300年前の書物に描かれた富士山へのライバル心。万葉集に富士山の倍の25首も詠われるほど都人にも愛されていたこと。8世紀から続く山岳修行が観光客のすぐそばで今も行われていること。筑波石バブルに香り高い福来(ふくれ)みかん。ちょっと踏み込めば、知らなかった筑波山の世界がどんどん広がりました。「西の富士、東の筑波」と江戸っ子たちに言わしめた山ですから、当たり前なのかもしれません。

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取材する中で最も興味をひかれたのが、やはり「ガマの油売り口上」。なんとなく知っているつもりでしたが、とても奥が深いものでした。名人が、口上を生み出したとされる「永井兵助(ながい・ひょうすけ)」を代々名乗っていること、「筑波山ガマ口上保存会」が講習会を開き、口上士(こうじょうし)や師範の審査を行って担い手を育成していること、保存会の他にも、平賀源内こそが口上の創始者と考える「平賀源内流」が存在することなど、知れば知るほど面白い。ただし、どこまでが本当の歴史なのかは、はっきりせず、そこも面白さだと思ったり困ったり。今も毎週末には筑波山神社で披露されていますので、ぜひ、生でご覧になって下さい。帰りには土産物屋で「ガマの油」もどうぞ(ただし、ガマの成分は入っていません)。

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そして筑波山のお土産としておすすめなのは、番組でも取り上げた「七味唐辛子」。「七色唐辛子」とも呼ばれるこの唐辛子は、筑波山独特のみかん「福来(ふくれ)みかん」の皮を使っているのが特徴です。温州みかんの皮よりも香り高く、やみつきになります。家庭ごとに味も違い、おすそ分けしては「うちのが一番おいしい」と自慢し合います。土産物屋ごとでも味が違うので、いろいろな味が楽しめます。そば、うどん、味噌汁、漬物に納豆、ほんとうに何にでもかけます。あらたな味の発見があるかもしれません。

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投稿時間:10:58


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