これまでの放送

山里の湯に 心結んで
富山県
大長谷(おおながたに)温泉

■放送日:2007年12月16日

富山市の山あいに、2年前にできた大長谷温泉。人口わずか70人ばかりの集落を元気にしたいという住民の要望で作られた。

 富山市の山奥にある大長谷地区。豊かな自然に恵まれた山里で、住民のほとんどが田や畑を耕して暮らしている。人口70人ほどの小さな集落を元気にしたいという住民たちの要望のもと、2年前に温泉施設が作られた。
 地区に住む人の半分以上が温泉へ毎日のように通い、おしゃべりを楽しむ。その一人、花井彦四郎(はない ひこしろう)さん(72)は、車をもたないために温泉へ通えない近所のおばあちゃんたちを乗せていく。また、農業を志してこの地区に移り住んできた杉林外文(すぎばやし そとふみ)さん(46)は、夕方以降、温泉の受付をつとめ、地元の人と交流を深める。小さな山里にある温泉を舞台に育まれる人々の温かいふれあいを描く。

 語り:三輪 洋雄 アナウンサー

お湯は単純アルカリ泉で、湯冷めしにくく、肌にもよいという。夕方以降は、客のほとんどが地元の人で、何十年来のつきあい。湯ぶねからはいつも話し声が絶えない。 温泉に毎日通う花井彦四郎さん。車を持たないために温泉に通えないおばあちゃんたちを、毎日乗せて温泉へむかう。

花井さんが毎日温泉に通う理由は、湯ぶねに入れば、昔なじみの誰かに会えるから。ついつい話し込んでしまう花井さんは常連客の間でも長風呂で知られている。 4年前、農業をするために大長谷に移り住んできた杉林外文さん。温泉ができた時から、夕方以降の管理の仕事を引き受けている。番台に立ちながら、常連客と交流を深めている。


DATA

泉質/ 単純アルカリ泉
料金:日帰り500円
効能/ 神経痛、筋肉痛、関節痛、腰痛、慢性消化器病など
宿泊/ 温泉施設から徒歩3分の所に民宿あり
観光/ 大長谷を流れる井田川では、夏を中心に岩魚釣りが楽しめる。近くに白木峰へと登る登山道があり、山歩きも楽しめる。特に7月ごろ山頂付近に咲くニッコウキスゲは有名。温泉から1キロほどの場所にある「21世紀の森」にはキャンプ施設などがあり、夏には観光客でにぎわう。周辺の宿泊施設では、山菜やキノコなど、旬の食材を使った料理が味わえる。
交通/ 電車:JR富山駅から高山線で越中八尾駅へ(所要20分)。
越中八尾駅からバスで「大長谷温泉」下車(所要1時間)
※バスは1日2便、日曜、祝日は運休

自動車:北陸自動車道富山ICから国道41号、掛尾栄町の交差点で国道359号へ、長沢の交差点で国道472号を道なりにいく。所要1時間20分。
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お問い合わせは

大長谷交流センター TEL:076-458-1400
※掲載している内容は放送時の情報です。