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老舗(しにせ)の湯にほれた元銀行マン
群馬県
沢渡(さわたり)温泉

放送日:2007年11月4日

一か所の源泉を12軒の旅館と共同浴場などで分け合う沢渡温泉。アルカリ性のお湯は湯冷めがしにくく皮膚病に効くといわれ、全国から客が訪れる。

 沢渡温泉は、群馬県中之条町の中心部から西へ8キロほど離れた山あいにあります。江戸時代から明治時代にかけては、「草津の仕上げ湯」として知られ多くの湯治客で賑わってきました。
 300年続くといわれる老舗(しにせ)旅館の15代目・福田智さん(41)は、元銀行の支店長代理。智さんは、3年前、14代目の勲一さんから後継者がいない宿の売却の相談を受けます。沢渡とは、まったく縁もゆかりもなかった智さんでしたが、お湯の良さにほれ込み、脱サラして経営を引き継ぎます。智さんは、先代の勲一さんからお客に喜ばれるお湯の管理方法のすべてを受け継ぎます。初めての商売に不安を抱え、脱サラに反対していた妻の節子さんも地域の女将仲間のサポートを受け、すっかり地域にとけ込むことができました。智さんは今年の春から旅館組合の組合長を務めるなど、地域の将来を担う一人として期待されています。
 福田さん夫婦は、3年前の決断に後悔は無いと言います。そして、自分たちを受け入れてくれた沢渡のためにも地域の将来を担っていきたいと考えています。

語り:岩元 良介アナウンサー

300年続くという老舗旅館の15代目、福田智さん。地元銀行の支店長代理時代に、初めて沢渡温泉に入り、そのお湯と雰囲気のとりこになった。 脱サラして、宿を継ぐことになった智さんは、先代の勲一さんから風呂の管理方法のすべてを教わった。3年たって、ようやく湯守に自信が持てるようになったという。

温泉旅館を引き継ぐことに不安だった妻の節子さん。地域の女将仲間のサポートもあり、智さんの3年前の決断が良かったと思っている。 今年の春に、旅館組合の組合長になった智さん。沢渡温泉の将来を担う若手経営者として、地域からも期待されている。


DATA

泉質/ カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
効能/ 切り傷、やけど、皮膚病など
宿泊/ 12軒の旅館がある
観光/ 共同浴場有り(大人300円 小人200円、営業時間:10:00~21:00)
交通/ 鉄道:JR吾妻線中之条町下車、沢渡温泉行きバスで約20分
車:関越自動車道渋川伊香保IC→国道353号→中之条町→沢渡方面
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お問い合わせは

中之条町観光協会(中之条町役場内) TEL:0279-75-2111
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