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力あわせて守りたい 集落の湯
秋田県
別所(べっしょ)温泉
■放送日:2009年2月1日
秋田県の北部、雪深い山あいにある別所集落。集落の中にある別所温泉は、集落の人たちが毎日顔を合わる交流の場となっている。
青森県にほど近い秋田県大館市別所地区。300人ほどが暮らす集落のなかにある小さな温泉が、別所温泉です。集落の住民たちがお金を出し合い、温泉施設を作りあげ、掃除などの運営管理も自分たちで行っています。温泉が、集落に活気を与えています。
温泉ができたのは12年前、地元企業によるボーリング調査で偶然、湯が湧き出たことがきっかけでした。過疎化が進み、地域の交流も少なくなっていたこの集落では「お湯を地域の交流に役立てたい」と、各世帯に出資金を募り、温泉施設を作りました。子供からお年寄りまでほぼ全員が毎日お風呂代わりに通ってきます。通勤前の20代の若者、日中通ってくるお年寄り、仕事帰りの父さんたちや学校帰りの子どもたち。温泉を通じて村は交流を取り戻しました。温泉は集落の宝として、毎日の掃除などの手入れを全世帯が分担して行い、大切に守り続けられています。この掃除当番に一家総出で参加する畠山三男(みつお)さん(76)一家は、4世代8人家族が床のぞうきんがけに掃き掃除と、1時間以上かけ徹底的に行なっています。
語り: 松田利仁亜 アナウンサー
別所温泉は、人口300人ほどの集落にある小さな温泉です。硫酸塩泉のトロミのある湯で、集落の人たちが身体をあたためています。
温泉の維持管理は、集落の住民たちが行なっています。毎日の掃除は当番制。21時の営業終了後、担当の家族がやってきて、持ち回りで行なっています。
別所集落で暮らす畠山三男(みつお)さん(76)。かつては家の小さな風呂で身体をあたためていましたが、温泉ができてから、温泉の風呂で会う仲間と話すことが楽しみとなっています。
畠山さんは掃除当番に一家総出で参加しています。4世代8人家族が、1時間以上かけ徹底的に掃除します。「集落の宝の温泉を大切に守りたい」という三男さん。家族と共に温泉のために汗を流しています。
泉質/
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 湧出温度 45.5度
効能/
神経痛、筋肉痛、関節痛など 冷え症など 慢性消化器病 (飲泉可能)
宿泊/
なし
入浴時間: 朝6時から夜9時
料金100円(日帰り入浴のみ)
観光/
大館市は秋田犬の発祥の地として知られる。周辺に記念館がある。また、2月のアメッコ市や8月の大文字焼きも有名。
交通/
マイカー:東北自動車道十和田ICから一般道を経由し県道66号線を南下。およそ40分。
鉄道:JR花輪線 十二所駅から徒歩25分。
別所温泉 〒018-5601 秋田県大館市十二所字水上43
※電話がないため、はがき等でお問い合わせ下さい。
※掲載している内容は放送時の情報です。
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