1824:バカボン&K-Kよ。
名前:んがんぐ 日時: 2004/03/16 03:20:31
引きこもっている人間は全てを他人のせい、
あるいは親のせいにしてるのではないか?
と思っているのだね。
実にわかりやすい。
かつ、この認識が多くの人のものであること
を図らずも提示してくれた。そういう意味で
はこの発言は重要だ。
さて、僕の考えでは引きこもりに限らず、世
の中の多くの人がうまくいかないことを他人
のせいにする。
僕はそれら大多数の人々を世間一般と呼んで
いる。この世間一般とやらは上は大企業の社
長からドブ板暮らしの無宿人にいたるまで、
常に悪いのは誰かのせいだと考えている。
僕は自らを引きこもりであると認識し、悪戦
苦闘している人々が非常に内省的であること
に注目している。自問自答し、どうしてこう
なったかを考える。その回答として両親や学
校や社会のことに触れざるを得ない。それは
全ての答えではないにしろ、答えを導く重要な
要素ばかりだ。
自分の存在の確立であるとか、省察であると
かは現代日本においてあまりにも軽んじられ
ている。精神科医も含めて、世の中で価値の
あることは生活できることであり、弱肉強食
のなかで如何に生き残っていくかという問題
こそが大事なのだと信じきっている。
働くことが解決の方策ではないかと真剣に提示
して疑わないことはまさにその証左である。
僕達は食うや食わずの時代に生まれてこなか
った。日本に於いて前代未聞とも言えるほど
教育の恩恵に浴した。これは良くも悪くも僕
達の宿命だ。
僕達は建設費の水増しをし大儲けした世代の人間
ではない。例え人命や環境に甚大な被害を及
ぼそうとも、儲かるからといって、有害物質を
川や海に垂れ流し、後は知らぬ存ぜぬを通し
逃げ失せた世代の人間ではない。
これらの人々の行動の前提は「生活すること」
であり「強ければ少々のことは許される」で
あった。
本題に戻そう。自分の不都合を他人のせいにす
ることは殆どの人間の習性だ。それでも自分を
見つめようと努力しているのが引きこもりと呼
ばれている人々だ。この高学歴の面々が真の
答えを引き出すには自省だけではなく、世の
中に言及しなければならない。いわく
「いじめ」問題であり「虐待」問題であり
「弱肉強食」問題である。
もし、世間一般がこれら諸問題を放置して、そ
こから逃れるの人々を「責任転嫁」の輩と罵
るならば、彼らこそ「責任転嫁」の極みである
と考えるが如何であろうか。 |