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第12回 民間援助団体を利用するにあたって
※ 最前線リポートの最終回は、取材・執筆を通して「ひきこもり」の問題に長年関わっていらした、フリーライターの永冨奈津恵さんに寄稿して頂きました。
永冨奈津恵

 ここでは、主に民間の援助団体について考えていくことにします。費用のかからないボランティア的な団体や当事者だけの自助グループについては言及しません。あくまで、費用のかかる民間の援助団体を中心に話を進めていこうと思います。

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第11回 援助団体の緩やかなネットワークを目指して
第15回援助団体の緩やかなネットワークを目指して  公的機関である精神保健福祉センター・保健所、民間団体の共同生活施設・フリースペース・カウンセリングルーム・当事者の自助グループ・親の会……など、数年前に比べれば「社会的ひきこもり」を援助していこうとする団体は格段に増えました。
 しかし、これら援助団体の総数さえ把握できておらず、また、各援助団体の横のつながりもあまりなく、それぞれが独立して活動しているのが実情です。
 こうした中、各援助団体をゆるやかにつなげ、悩みを持つ人が自分の悩みに合った相談機関へ相談しやすくしていこうという、ネットワーク化の動きが出てきました。
 今回は、関西圏の援助団体を調査・発表しようとしている「ネットワークを進める会」と、援助団体を紹介する独自のシステムを作り上げた「育て上げネット」の活動を紹介します。
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第10回 親と地域の人々、そして若者が思い思いに集うフリースペース 〜 大阪府・NPO法人 淡路プラッツ 〜
第13回 親と地域の人々、そして若者が思い思いに集うフリースペース 〜 大阪府・NPO法人 淡路プラッツ 〜
会報 「ゆうほどう」
 近年、ひきこもりの本人が、人との交流や作業を通して社会参加を模索していく 「居場所」 「たまり場」 として、 『フリースペース』 が注目されています。
  カリキュラムの有無、対象年齢など、細かな違いはありますが、フリースペースの主な特徴は自分が行きたいときに自由に参加したり、利用したりできることにあります。また、本人が通うことはできなくても、親だけの相談や家庭への訪問に応じてくれる場合も少なくありません。
 ひきこもりの人を対象にした、こうしたフリースペースは今までも各地にありましたが、ひきこもり問題の広がりとともに、新しく開設されているようです。
 今回は、1992年の設立当時から、ひきこもり問題に取り組んできた、大阪の「淡路プラッツ」の歴史や現在の活動を報告します。
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第9回 ひきこもり支援を模索する行政機関 〜川崎市社会的ひきこもり専門相談・横浜市青少年相談センター〜
第12回 ひきこもり支援を模索する行政機関 〜川崎市社会的ひきこもり専門相談・横浜市青少年相談センター〜  今年7月、 「10代・20代を中心とした 『ひきこもり』 をめぐる地域精神保健活動のガイドライン」 が厚生労働省の 「ひきこもり研究班」 から発表されました。精神保健福祉センターや保健所などの公的機関が、ひきこもりに対してどのように対応するのか、どのように援助するのか、具体的な指針が出されたのです。
 これまでひきこもりへの対応はそれぞれの現場で手探りで行われてきたということを考えれば、今回の 「ガイドライン」 は非常に大きな意味を持つと思われます。しかし、現実にどの程度ひきこもり相談への対応を行っているのかは、かなり地域差があるのが実情のようです。
 ひきこもりに悩む親、本人たちにとっては、一番身近で、安心して相談できる場所である公的機関。今後、ひきこもりへの支援の充実がますます期待されています。
 そこで、今回は、 「ガイドライン」 に先立ち、 「ひきこもりへの援助」 に積極的に取り組んできた、神奈川県内の2つの行政機関を訪ね、どのような援助活動を行っているかを聞きました。
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第8回 ひきこもり当事者・経験者のためのミニコミ誌 〜『Hiki Com'i(ひきコミ)』『IRIS(イリス)』『クラヴェリナ』〜
第11回 ひきこもり当事者・経験者のためのミニコミ誌 〜『Hiki Com'i(ひきコミ)』『IRIS(イリス)』『クラヴェリナ』〜  ここ数年の間に、ひきこもり当事者・経験者が自身の体験を語るようになりました。インターネット上ではもちろん、TVや雑誌などでもよく目にします。そして、「もっと生の声を届けたい」と、“ひきこもりによるひきこもりのための”同人誌の発行も相次いでいます。
 これらの特徴はひきこもり当事者・経験者が主に執筆し、編集作業も当事者・経験者が行っていることにあります。そのため、TVや雑誌などマスコミでは語られない、よりリアルな姿が誌面から伝わってきます。
 当事者同士の交流手段にしようとするものや、ひきこもりに対する偏見をなくしたいとはじまったもの、当事者・経験者のあるがままの姿を伝えようとするもの…。
 個性豊かな3つの同人誌を紹介します。
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第7回 「不登校・ひきこもり」など自立が困難な人のための児童福祉施設 大阪府立子どもライフサポートセンター(ティーンズナビ)
第10回 不登校・ひきこもり」など自立が困難な人のための児童福祉施設 大阪府立子どもライフサポートセンター(ティーンズナビ)  中学を卒業して義務教育年齢を過ぎてしまうと、公的支援の谷間に置かれてしまう……。今まで取り残されていた問題に対して、大阪府は、今年4月「大阪府立子どもライフサポートセンター(愛称ティーンズナビ)」を開設しました。
 中学卒業後から18歳未満が対象の「不登校・ひきこもり」のための児童福祉施設で、集団生活をしながら就労や学習に向けた支援をしていこうという試みです。こうした取り組みは全国でも初めてであると同時に、縦割り行政でなかなか手を組めなかった「福祉」「教育」「労働」の職員たちが協働しているという点でも注目されています。
 開設したばかりの新しい施設を訪ねました。
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第6回 ネットアンケート・1000人の声
第9回 ネットアンケート・1000人の声

 ひきこもりサポートキャンペーンのプロジェクトでは、この5月から6月にかけてホームページ上でひきこもっている本人の将来像や就労観などに関するアンケートを行いました。その結果、1000件を超えるアクセスがあり、「現状には不満でも自分ではどうしようもない」という不安や「働きたいけど働けない」という焦りなど、切実な本音が浮かび上がってきました。

 今回の最前線リポートでは、特集番組「にんげん広場」と「福祉ネットワーク」の番組内でご紹介したアンケートデータとともに、番組にお寄せ頂いたご意見・ご感想をご紹介いたします。

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第5回 教育委員会が推進する「ひきこもり」対策 〜静岡県教育委員会の試み〜
第8回 教育委員会が推進する「ひきこもり」対策 〜静岡県教育委員会の試み〜  「ひきこもり」の問題は長らく、病気や障害ではないため「医療」や「福祉」の対象にならず、15歳を過ぎて学籍を失うと「教育」の範疇からも外れるために、公的支援の谷間に置かれてきました。
 ところが静岡県では、県の「教育委員会」がひきこもり青少年および家族の支援に取り組んでいるといいます。対象となるのは中学校を卒業した15歳からおおむね30歳くらいまで(特に制限は設けていない)、「ひきこもり傾向がある/人づきあいが苦手/最近、学校や会社に行きたがらない、あるいははっきりとした理由がわからないまま学校や会社などを辞めてしまった人」。
 教育委員会といえば、全国で小中学生の不登校児向けの「適応指導教室」や「教育相談室」などに取り組んでいる実績はあるものの、年齢に限定をつけずに「ひきこもり」と正面から向き合う事業に取り組んだ例はありません。さっそく静岡市内に、県教育委員会が設けたひきこもりの人向けの交流スペースを訪ねました。
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第4回 「ヤングハローワーク」の取り組み
第6回 「ヤングハローワーク」の取り組み

 このホームページの「ネット相談室」や掲示板「LET'S TALK」などに寄せられる声のなかには、「社会に出て自立したいと焦っているが、うまく人間関係を結ぶ自信がない」「履歴書が空白だらけの自分を雇ってくれる先があるだろうか」といった、「就労」にまつわる悩みを訴える声が多数寄せられています。

 ひきこもりの部屋から出られるようになっても、多くの人が直面する「就労」の壁。今回は、若年失業者やフリーターの就労支援のために2001年11月に設置された「ヤングハローワーク しぶや・しごと館」を、東京・渋谷の繁華街に訪ねました。

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第3回 ひきこもりデイケア
第4回 若者向けのデイケア「茗荷谷クラブ」  ひきこもりから一歩を踏み出して、家族以外の他者との関わりを取り戻す場のひとつに、「デイケア」があります。学校や職場へ行くことに困難を感じている人たちに、出会いと憩いの場を提供しようというもので、音楽やスポーツ、絵画、ゲーム、話し合いなどの活動を通じて、対人関係の改善を図っていくことをめざしています。活動にはカウンセラーにボランティア・スタッフなどが加わり、スムーズに活動できるようサポートを行っています。
 "最前線リポート"第4回では、社団法人青少年健康センターが1988年1月から運営している、若者向けのデイケア「茗荷谷クラブ」を訪ねました。
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第2回 フリースペース
第3回 フリースペース わたげの会  ひきこもりの問題を抱える当事者が、信頼できる人との出会いを重ね、安心して通える「居場所」として、今、「フリースペース」が注目されています。いつでも行きたいときに自由に参加できる、これをやらなくてはいけないという義務はほとんどなく、参加者の自由意志に任されて活動することが多い、フリースペース。「ひきこもり」の状態から第一歩を踏み出す場所として、各地に徐々にできつつあります。
 ”最前線リポート”第3回目は、仙台のNPO法人「わたげの会」が運営するフリースペース「わたげ」を取り上げ、その具体的な活動内容や成果について紹介いたします。
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第1回 親の会
第1回 親の会  現在、さまざまな場所で「ひきこもり」の問題に対応し、また回復を援助する取り組みが始まっています。 その一つが「親の会」の活動です。「親の会」は、ひきこもりの問題を抱える子どもの親が集まり、互いの悩みや情報を共有し、「ひきこもり」の問題に対応していこうという親向けのサポート組織です。専門家によれば、「ひきこもりの問題を抱える家族は、家族自身がひきこもりになりがちだけれども、「親の会」に参加することだけでも、状況が改善の方向に向かうきっかけになることも多い」といいます。
  "最前線リポート"第一回目は、全国的な活動を行っている「全国引きこもりKHJ親の会」を取り上げ、「親の会」の具体的な活動内容や成果について紹介いたします。
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