2019年02月16日 (土)

涙のチョコレートを救え!完結篇

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

 

N「お久しぶりねケシザベス・涙のチョコレートを救え!」

 

(BGM:スリリングに)

 

N「ビター千代子に恋をしたハバネ郎と共に、国境へと向かったケシザベスとチョコレートたち。だがそこにマスタード将軍のカラシ海軍が現れ、魚雷攻撃を始めた!」

 

(SE:ズゴーン!)

ケシザベス「早く、カスタード将軍に連絡して!」

千代子「オッケー!」

 

N「ビター千代子は、カスタード将軍のクリーム海軍に無線で応援を頼んだ」

 

千代子「(無線)クリーム海軍、応答願います!クリーム海軍!カラシ海軍に攻撃されています!応答願います!」

 

N「だが、応答はない!その時、カラシ色の軍艦のデッキに、マスタード将軍が姿を現した。」

 

マスタード「カラシは、いや、ワタシはマスタード将軍!甘いモノ王国の船は、われらカラシ海軍の敵だ!今から辛いモノ軍団を送り込みマスタード!」

 

N「高速艇がケシザベスたちの船に横付けし、辛いモノ軍団一の美人、ダレノカレー明美が乗り込んで来た!」

 

(BGM:セクシーに)

 

ダレノカレー「おはようございます。ダレノカレー明美です」

ケシザベス「うわ、すごい美人!」

ボンボン「ほんまや!モデルさんみたいやな」

マスオ「た、たしかにそうですねぇ~」

ダレノカレー「さぁ、私のカレーを食べてくれるのは、誰かな~?これ、誰のカレー?ダレノカレー?」

ボンボン「わ、わしのカレーや!」

マスオ「ボクのカレーです」

ダレノカレー「じゃあ、食べてね、あ~ん!」

二人「あ~ん」

ダレノカレー「さぁ、たっぷりお食べ!」

 

N「ダレノカレー明美は、ウイスキーボンボンとカカオマスオの口にカレーを押し込んだ!」

 

ボンボン「うげええ~、か、辛い、激辛すぎる!」

マスオ「口が燃える~!」

ケシザベス「どうして食べるのよ!」

ダレノカレー「ホッホッホッホ、モテる女はつらいわね」

ケシザベス「モテる女?……くくく~、どうせあたしはモテないわよ!」

 

N「ケシザベスはバレンタインデーにちっともいい事がなかった自分を思い出し、その悔しさを体内にため込んだ」

 

ケシザベス「ム~、メラメラメラメラ……フラれ連発険悪オーラ!」

 

N「何回もフラれたくやしさが黒いオーラとなり、ダレノカレー明美を包み混んだ」

 

ダレノカレー「うわあ、ヤダ!モテないのがうつっちゃう~!」

ケシザベス「じゃかあしゃーー!フラれアターック!」

 

N「ケシザベスは体を上下左右にフラレまくり、いやフリまくった!」

 

(SE:ドガッ!)

 

ダレノカレー「きゃーっ」

 

N「ケシザベスのフラレアタックでダレノカレーはふっとび、海に落ちた。」

 

(SE:ザブーン)

 

ケシザベス「ざまーみろ!」

 

N「だがそこへ、辛いモノ軍団からまた一人!」

 

(BGM:巨人軍のテーマ)

 

ハラペーニョ「♪カラシをこ~め~て~!ボクが、辛いモノ野球界の重鎮、巨シン軍監督の、ハラペーニョ辰徳だ!よ~し、激辛千本ノック、行くぞ!いいかボールをよく見て!口で受けろ口で!」

 

(SE:ノックの音~ドガッ!)

 

千代子「うげげ~っ!カラ~イ!」

 

ハラペーニョ「よし、こんどはケシザベス、お前を激辛高額札束ノックでケシの実ザベスにトレードしてやる!」

 

(SE:ノック連打)

 

ケシザベス「なによこんなボール!ケシザベスプロテクト!」

 

(SE:ボンヨヨボンヨヨ)

 

N「ケシザベスはゴムの体で激辛ボールをすべて跳ね返し、そして!」

 

ケシザベス「ケシケシゴシゴシケシザベス!ケシケシゴシゴシケシザベス!」

 

N「ハラペーニョ辰徳のニョを消して」

 

ケシザベス「コを書いたら」

 

ハラペーニョ「ハラペーコ!あぁ、腹減った!メキシコ料理食べに言ってきます!」

 

N「ハラペーニョ辰徳は、ハラペーコ辰徳になって去って行った。だがそこに!」

 

(SE:ヘリコプターの音)

 

N「リッチな自家用ヘリに乗った、カラシ海軍のドクター、タコスクリニックの院長が現れ、ヘリからロープで下りてきた。」

 

(BGM:ゴージャスな音楽)

 

タコス「イエス!わたしはどんなものでも激辛にしてしまう美容整形外科医でイエス!」

ケシザベス「どんなものでも激辛に?」

タコス「イエス、例えばそこのおとなしそうなキミでぃエス!」

マスオ「えっ、ボク?」

タコス「イエス、お名前を言えス!」

マスオ「カカオマスオです」

タコス「あなたのマイルドすぎる顔を、激辛に美容整形しエス!」

 

N「激辛美容整形はあっと言う間に終わり、カカオマスオの顔が唐辛子のように赤くなった」

 

タコス「カカオマスオさん!あなたはもう甘いカカオなんかじゃない!激しく辛い、マッカカオ・マスオデぃエス!」

マスオ「マッカカオーー!」

タコス「お前の辛さを見せてぃエス!」

マスオ「マッカカオー!おめえら、考えが甘いんだよ!もっとピリッとしろよ!ピリッと!」

 

N「カカオ・マスオは性格まで激辛になり、ケシザベスたちに襲いかかってきた」

 

一同「うわああ!」

 

N「カカオマスオがケシザベスの首をつかみ、締め上げる!」

 

ケシザベス「くくく……苦しい……」

 

N「ケシザベス、あやうし!……その時!カカオマスオめがけて金色の液体が飛んできた!」

 

(SE:ビシューッ!)

 

N「金色の液体が、カカオマスオの口に入った!」

 

マスオ「うっ……甘~い!」

ケシザベス「なにこれ?蜂蜜?」

 

N「カカオマスオの顔がやわらぎ、元の色にもどった。」

 

マスオ「はぁ、はぁ、はぁ……ボクはなにをしてたんだ」

タコス「せっかく、美容整形でつり上げたお肌を、蜂蜜で緩めるとは!誰のしわざだ!」

ハチ蜜「オレだよ」

 

(BGM:クールな音楽)

 

N「横付けされた警備艇から乗り込んでくる軍服の男。」

 

ハチ蜜「オレは、カスタード将軍率いる、クリーム海軍のスィーツ隊長、ハチ蜜だ」

一同「ええっ!」

 

N「見れば警備艇の後ろに、黄色いクリーム海軍の軍艦が見えている」

 

ケシザベス「クリーム海軍が来てくれたんだ!」

ハチ蜜「甘いモノ王国の船をむやみに攻撃することは許さない」

タコスクリニック「くくっ、お前も美容整形で激辛にしてやる!」

ハチ蜜「よせよせ、オレたち六つ子に勝てると思うのか?」

タコスクリニック「六つ子?」

ケシザベス「六つ子ってまさか……」

 

(BGM:おそ松さん)

 

N「警備艇から次々と乗り込んでくる同じ顔の男たち」

 

おそ蜜「おそ蜜!」

カラ蜜「カラ蜜!」

ちょろ蜜「ちょろ蜜!」

ハチ蜜「ハチ蜜!」

トド蜜「トド蜜!」

十四蜜「十四蜜!」

 

N「蜜野家の六つ子たちは、六種類の蜂蜜を、いっせいにタコスクリニックの院長に垂らした!」

 

(SE:ジョボジョボジョボ~)

 

タコス「うわあ、甘すぎて顔がゆるむ~、イエス、タコスクリニック~!」

 

N「タコスクリニックの院長は逃げて行った。だが、辛いモノ軍団から次なるソルジャーが乗り込んできた!」

 

(BGM:出囃子)

 

ハリウッド「フーンフーンフーン!ハリウッドザコショーです!ハリウッドザコショーのコチョーしすぎるコショーショー!まずは田村正和のコチョーしすぎるくしゃみ、コショーを鼻にかけまして……ハ、ハ、ハ、ハンマカンマ~」

ケシザベス「おもろないわ!」

ハリウッド「こうなったら、ハリウッドザコショーの、コショーふっかけショー!コショショショショ!」

おそ蜜「うっ、おそ蜜ッション!」

ハリウッド「こっちもコショショショショショ!」

カラ蜜「ぐっ、カラ蜜っション!」

ちょろ蜜「げっ、ちょろ蜜っション!!」

ハチ蜜「どわっ、ハチ蜜っション!!」

トド蜜「ぐへ、トド蜜っション!!」

十四蜜「ぐわっ、十四蜜っション!!」

ハリウッド「さぁ~次もハリウッてまいりまコショー!」

ケシザベス「うわあ~!」

 

N「その時、クリーム海軍の女性戦士、きゃりーぱふぇぱふぇが乗り込んできた!」

 

(BGM:きゃりーぱみゅぱみゅ)

 

きゃりー「わたしはクリーム海軍のきゃりーぱふぇぱふぇ!コショーのおじさん、ちょっとこれ言ってみて」

ハリウッド「え?」

きゃりー「イチゴパフェ、チョコパフェ、抹茶パフェ!パフェを食べるとパフェパフェしちゃう、きゃりーぱふぇぱふぇ!」

ハリウッド「イチゴパフェ、チョコパフェ、抹茶パフェ!パフェを食べるとパフェパフェしちゃう、きゃりーぱふぇぱ……痛っ、舌噛んだハンマカンマ~!」

ケシザベス「今だ!」

 

N「舌を噛んだハリウッドザコショーは早口言葉を言いながら去って行った」

 

ハリウッド「シロコショウ、クロコショウ、ユズコショウ、車の中でコショコショしたら車コショウ~」

 

N「それを見たカラシ海軍のマスタード将軍が叫んだ」

 

マスタード「こうなったら、カラシ弾を撃ち込め!」

 

(SE:ピューッ!ドドーン!)

 

N「クリーム海軍のカスタード将軍も軍艦の上で指示を出した。」

 

カスタード「よ~し、こちらもカスタードクリーム弾を撃て!」

 

(SE:飛び交う砲弾)

 

N「ケシザベスたちの船を挟んで、砲撃し合うカラシ海軍とクリーム海軍。」

 

ケシザベス「なんだか大事(おおごと)になってきちゃったわね」

千代子「危ないよケシザベス、黄色いカラシ弾が飛んでくるよ!」

ケシザベス「うわあ~!……と、思ったら甘~い!カスタードクリームじゃん!」

 

(SE:ピューッ!)

 

ケシザベス「あっ、また黄色いのが飛んでくる!」

ボンボン「カスタードクリームいただきます!……と、思ったら、辛っ!」

マスオ「カラシだ~!」

 

(SE:ピューッ、ピューッ!)

 

N「黄色いかたまりが飛び交い、どっちがカラシでどっちがカスタードクリームか分からなくなって大混乱!」

 

千代子「まずいよ!このままどんどんエスカレートしてったら、とんでもないことになっちまうよ」

ケシザベス「なんとかして止めないと」

 

N「その時、甘いモノと辛いモノ、どちらの気持ちも分かるネズミが仲裁に入った!そのネズミとは!」

 

(BGM:トッポジージョ)

 

トッポギ「ハア~イ、ボク、トッポギージョ!韓国の餅料理、トッポギは甘くて辛くてとってもおいしいじょ~!」

マスタード「フン、甘くて辛いって、中途半端な!」

カスタード「うまい筈ないだろ!」

トッポギ「じゃあ、マスタード将軍もカスタード将軍もボクを食べてみてよ!」

 

N「マスタード将軍とカスタード将軍は、トッポギジージョを味わってみた。すると表情がかわり」

 

マスタード「うん、ピリッと辛くて」

カスタード「ほんのり甘い……」

二人「うまい!」

トッポギ「辛いモノと甘いモノが仲良くすれば、こんなにおいしいモノが出来るんだよ!」

 

N「マスタード将軍はあま~い顔になり、ハニーマスタードになり、深みのある名将軍となったとさ。」

 

(SE:大歓声)

 

千代子「ケシザベス!売れ残ったチョコレートたちも無事に解放されたよ!」

ケシザベス「よかった!」

トッポギ「さぁ、みんな、ボクと一緒に素敵なところへ行こうよ」

ケシザベス「素敵なところ?」

 

N「それは、ゴミの島を整備して作った、甘いモノと辛いモノが融合した、一大フードパーク、『アマカランド』!」

 

(BGM:イッツスモールワールド)

 

N「アマカランドは、陸エリア「チョコレー島」と海エリア「スパイSEA(スパイシー)」の二つからなる。メインキャラはもちろん、ネズミのトッポギージョ!」

 

トッポギ「みんな~!甘辛くあそぼうよ~!」

 

N「売れ残ったチョコレートたちは、唐辛子、コショウ、マスタードなど、ピリッと刺激のある辛いモノと結ばれて、スパイシーなチョコレートに生まれ変わって行った。あのゴッドファージオでさえ……」

 

ファージオ「オレは新たにファージャオ味のチョコレートとしてパリのサロンドショコラに出品することにしたんだ。」

 

N「あの火鍋かをりも……」

 

火鍋「火鍋はもともと二色鍋。片方に辛いスープを入れて、もう片方ではチョコレートフォンデューをやることにするわ!」

 

N「そして、ハバネ郎とビター千代子も」

 

千代子「ケシザベス、ちょっと話があるんだけど」

ケシザベス「え?」

千代子「実はその……私たち、結婚することにしたの」

ケシザベス「えっ、おめでとう!」

ハバネ郎「これからはハバネロチョコレートになって頑張ります!」

 

(SE:ウェディングの鐘)

 

N「次々と生まれる甘辛いカップルたちを見ながら、ケシザベスは心の中で叫んでいた。」

 

ケシザベス「(エコー)コンチクショーー!」

 

N「でも平和になってよかったね!ありがとうケシザベス!また会おう、ケシザベス!」

 

~おわり。

投稿者:番組D2号 | 投稿時間:17:46


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