2018年2月25日

2018年02月25日 (日)

「ひなまつり!桃の節句だケシザベス」完結編

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

 

N「ひなまつり!桃の節句だ、ケシザベス」

 

(BGM:スリリング)

(SE:ゴロンゴロンゴロン)

(SE:落雷)

N「雷おこしと岩おこし、東西のおこしがそろって攻撃して来た!」

 

一同「うわ~っ!」

雷おこし「がっはっはっは!東京名物、雷おこしのカミナリで、やっつけてやるぜ!」

岩おこし「なに言うてまんねん!カミナリより前に、大阪名物、岩おこしの岩でぺしゃんこにしてやりまんねん!」

雷おこし「てやんでえ!カミナリが先でい!」

岩おこし「岩でんがな!」

雷おこし「カミナリだっつんだべらぼうめ!」

岩「岩やっちゅうねん!」

雷おこし「カミナリでい!」

岩「岩やねん!」

ケシザベス「あぁ~もうめんどくさい!カミナリも岩も、同時にかかってらっしゃい!」

雷おこし「よ~し、オレは右から行くぜえ!」

岩「ほな、ワシは左からや!」

 

N「雷おこしと岩おこしは、左右から同時に襲いかかってきた!」

(SE:ゴロンゴロンゴロン)

(SE:落雷)

 

一同「うわ~!」

ケシザベス「みんな、ジャンプよ!せ~の!」

一同「(声あわせ)ひらり!」

 

N「全員でジャンプして、雷おこしと岩おこしは正面衝突!」

 

雷おこし「イタタタタ!」

岩おこし「こらあかんわ!」

ひし餅「あ、待ってくれ~!」

 

N「雷おこしと岩おこし、そして藤原のひし餅は退散した!」

 

ケシザベス「さぁ、足利はちみつが暮す奥の院へ急ぎましょ!」

 

N「その時、細かい雨が降ってきた……」

 

(BGM:美しく)

 

N「現れたのは、和菓子界のイケメン剣士、月形月餅太」

 

マロン「うわぁ~、甘いお顔立ちのイケメン!確か、名台詞がありますわ。月形半平太が恋人の芸者さんと京都を歩いていて、その芸者さんが傘をさしかけて言うのです……月さま、雨が」

 

N「マロングラッ清少納言が月形月餅太に傘をさしかけると」

月形「春雨じゃ、濡れて行こう……」

マロン「カッコイイ~~!」

ケシザベス「月形半平太は幕末の剣士でしょ!しかも月餅は和菓子じゃなくて、中国のお菓子でしょ!」

月形「そこのお前、ゴチャゴチャうるさいぞ」

 

N「月形月餅太は刀を抜き、斬りかかってきた!」

 

(SE:ビュン!ビュン!ビュン!)

 

一同「うわあ~!」

 

N「その時、突如雨雲が晴れ、日が差し始めた」

 

ケシザベス「月の光には日の光!そう日光でお仕置きよ!」

(SE:ピカーン!)

N「ケシザベスの白い肌に日光の光が反射した!」

 

ケシザベス「にっこう、にっこう、にーーーっつこう!」

月形「うわぁ、まぶしい~!」

 

N「月形月餅太は三日月のように目を細めながら逃げて行った。

 

その時、甘―い脱力系の香りが漂い、足利はちみつの家来が現れた!」

 

(BGM:漫才登場音楽)

 

おぎ「おぎです!」

おはぎ「おはぎです!」

二人「おぎおはぎですけど、何か?」

(SE:笑い声)

 

おぎ「いや~、キマッタね」

おはぎ「ここ決まると楽だね~」

おぎ「突然ですが、オレ、名前変えたいんだよね」

おはぎ「なんで?」

おぎ「お前はおはぎだからいいけど、オレ、おぎって普通じゃん」

おはぎ「なるほど、何に変えるの?」

おぎ「ヤギです!」

おはぎ「おはぎです!」

二人「やぎおはぎですけど、何か?」

 

N「おぎおはぎは、脱力系の漫才で攻撃してきたが」

 

ケシザベス「……」

 

N「ケシザベスは、無表情で聞き流し、一言」

 

ケシザベス「つまらん。」

二人「うわぁ~!」

 

N「おぎおはぎを撃退した!だが、そこに」

 

(BGM:門司生演奏・セクシー)

 

N「あんこと寒天が絡み合ったセクシーなあんみつ、だあんみつが現れた!」

 

だあんみつ「あ~ん、お風呂にする~?ごはんにする~?それとも、和・菓・子?」

せんべい「うおお、色っぽい!」

だあんみつ「あ~ん、お風呂にする~?ごはんにする~?それとも、和・菓・子?」

柿の種「(575調で)お風呂かな~、それともごはんか、和菓子かな~」

ケシザベス「なぞってるだけじゃないの!これだから男って!だけど私の色気じゃかなわないし!」

 

(SE:バサバサバサバサ!)

(BGM:異様な雰囲気)

 

N「その時、黒いマントと牙がチャームポイントのどら焼き、ドラヤキュラが現れた!」

 

ドラヤキュラ「ドラヤキュラざます~!あたしのアンコはこの牙で他人の糖質を吸い取るざます!その色っぽい、だあんみつの糖質、いただくざます~!ガブリ!チューチューチュー」

 

N「だあんみつは、糖質を奪われ、当分の間、頭が回転せずに、逆にもっと色っぽくなった」

 

だあんみつ「あ~ん、あ~ん、ちょうどダイエットしたいと思ってたからうれしい!もっと糖質を吸って~!」

ドラヤキュラ「ひえ~、こんなしつこい女、あたし初めてざます!」

N「ドラヤキュラは逃げ出したが」

 

だあんみつ「待って、もっと糖質を吸って~!」

 

N「だあんみつはドラヤキュラを追いかけて去って行った」

N「そこへ、さらに甘い香りが漂った」

 

ケシザベス「さぁ、奥の院へ!」

 

N「ケシザベスたちは、桃畑を抜け、足利はちみつが暮す奥の院へたどりついた。」

(BGM:きらびやかに)

 

マロン「うわあ、いと美しき御殿なり」

柿のタネ「この中に、足利はちみつが」

せんべい「さぁ、入ろう!」

 

N「中に入ろうとしたその時、時空が歪み、足利はちみつを守る神様が現れた」

(SE:おごそかに~)

 

ケシザベス「だ、誰!?」

 

みつまめ「我こそは、足利はちみつをの守り神、菅原のみつまめなり~!」

 

ケシザベス「菅原のみつまめ!?」

みつまめ「我は、学問の神なり、受験生の諸君、明日は国立大学の入試頑張ってくれ!努力は必ず報われる、ま、それはさておき、我は学問の神なのでお前らにクイズを出す!それに答えられたら、通してやろう!」

ケシザベス「クイズ?」

みつまめ「それでは問題です!蜂蜜は、古来から人間の生活を支え、平安時代には宮中への献上品としても使われていました。そんな蜂蜜ですが、食べる以外に効果がある使い方は?」

ケシザベス「ええっ、なに?食べる以外?え~と、あっ、皮に塗って磨くとテカテカになる?」

 

(SE:ブブー)

 

ケシザベス「ええーっ!」

みつまめ「あほんだら!蜂蜜には殺菌作用があるから、傷口に塗ると治りが早くなるんじゃ!」

ケシザベス「そんなのわかんないよ!」

みつまめ「第二問!世界中で毎日沢山の蜂蜜が消費されていますが、一匹のミツバチが一生の間に集めることが出来る蜂蜜の量は?」

ケシザベス「えっ……そんなの分かる筈……あ、問題文が見えてる!」

 

(SE:ピカーン!)

 

ケシザベス「ま、いっか……じゃあ、答え言いますね、一匹のミツバチが一生の間に集めることの出来る蜂蜜は、わずか4グラムから6グラム、スプーン一杯にすぎない!」

 

(SE:ピンポンピンポン!)

 

一同「おお~!」

みつまめ「むう、なぜわかったケシザベス!?」

ケシザベス「いや、あなた、老眼なのかも知れないけど、出題する時、問題文を下げて読んでたから、答えが見えちゃったのよ」

みつまめ「しまった、学問しすぎて目が悪くなっとったからのう……受験生の諸君頑張ってくれ~!」

 

N「菅原のみつまめは、そう言って門を開いた」

(SE:ギギー!)

(BGM:タブー)

N「そこへはちみつの家来、加藤まっちゃが現れた!」

 

まっちゃ「ちゃっとだけよ!あんこも好きね~!かとちゃん、ペ!」

ケシザベス「だあんみつに比べたら、あんたなんか全然色っぽくないわよ!」

まっちゃ「ヘクシ!う~い、風邪ひいた~」

 

N「かとうまっちゃはケシザベスの鋭いツッコミで逃げて行ったS」

(SE:キラキラキラキラ)

 

マロン「うわぁ~、壁も廊下もキンキラキン!」

せんべい「さすがは足利はちみつだぜ」

ケシザベス「ん?何か天井から、たれてない?」

柿のタネ「うわ、ベトベトしてる!」

 

(BGM:スリリング~)

N「ぽたりぽたりと天井からたれているのは、蜂蜜だった。その時、金色の襖が開き、足利はちみつが現れた!」

(BGM:門司生演奏・ゴージャスに)

 

はちみつ「♪黄金のはちみつは~、ビタミン、ミネラル、アミノ酸~、そして酵素にポリフェノール、キンキラキンの栄養素~♪」

ケシザベス「栄養があるのは分かったから、私の女雛を返して!」

柿のタネ「私の、紫芋式部も返してたもれ!」

はちみつ「女雛に紫芋式部……う~ん、あの二人は必要じゃ、返すわけにはいかん!」

ケシザベス「力ずくでも連れて帰る!」

はちみつ「ほっほっほっほ……そうはいかんぞ!お前らみんな、はちみつ漬けにしてやろう!それっ!」

 

N「足利はちみつは、指先からはちみつを出して、ケシザベスたちに浴びせかけた!」

(SE:ビシャー!)

 

ケシザベス「うわっ、ベトベト!」

せんべい「口に入った!」

ケシザベス「あま~い!」

マロン「とろけちゃう~!」

 

N「ケシザベスたちははちみつ漬けになり、身動きできなくなってしまった。それでも、せんべいは力を振り絞り、陰陽師の呪術で、ある人物を呼び出した!」

(SE:ピロピロピロ~)

(BGM:落語~)

 

クマさん「おうおうおう、てやんでえべらぼうめ~!こちとら江戸っ子でえ!」

マロン「誰?このおじさん」

ケシザベス「江戸時代の大工さんみたいだけど」

せんべい「まぁ見てろって」

クマさん「おっ、なんだ、そこにいるのははっつあんじゃねえか、おう、はっつあん!」

はちみつ「……将軍はちみつに向かってはっつあんとは、ずいぶん慣れ慣れしいな!お主は誰じゃ?」

クマさん「オレだよオレ、クマだよ!オレたちは、はっつあんクマさんの仲じゃねえかよ!」

はちみつ「お主、そんなに偉いのか、仕事はなにをしておる?」

クマさん「大工をクビになってからなんにもしてねえよ。プーのクマさんでい!」

はちみつ「プーのクマさん?」

クマ「はちみつが大好物なんでえ!なめさせて貰うぜ、あらよっと!」

 

N「プーのクマさんは、猛烈な勢いで足利はちみつをなめはじめた。みるみる減って行く足利はちみつ。」

 

はちみつ「うわっ、なめ尽くされる!くすぐったい、もうダメ、勘弁して!」

 

N「足利はちみつは降参した。」

 

せんべい「さぁ、監禁している女雛と紫芋を返して貰おうか!」

はちみつ「監禁?……別に監禁などしておらんぞ」

一同「えっ」

はちみつ「今も楽しく練習中じゃ、ほれ、こっちじゃ」

 

N「はちみつは、ケシザベスたちを庭に案内した。そこでは……」

 

女雛「行くわよ~、そ~れ!」

 

(SE:蹴鞠を蹴る音)

 

紫芋「は~い、それ!」

女雛「ナイス~!」

ケシザベス「女雛……」

柿のタネ「紫芋」

 

N「そこでは、女雛や紫芋、美しいおなごたちが、蹴鞠の練習をしていた。」

 

ケシザベス「な、なんで蹴鞠?」

はちみつ「いやぁ、京の都ではじめての、おなごによる蹴鞠チームをつくろうと思ってのう、甘~いのろいで、めぼしいおなごを誘ってみたんじゃ」

女雛「チーム名は平安なでしこイレブンと申すのじゃ」

 

(BGM:サッカー音楽)

 

紫芋「いとおかし~」

一同「はぁ~?」

ケシザベス「蹴鞠チームは分かったけど、ひな祭り終わってからにしてくれない?でないと、お嫁に行けなくなっちゃうから」

はちみつ「いや、でも蹴鞠の人数が足りなくなってしまうからのう」

マロン「じゃあ、ひな祭りが終わるまで、私がチームに入ります!」

はちみつ「おお~、マロングラッ清少納言、そなたなら申し分ないぞ!」

 

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

N「と、言うわけで、マロングラッ清少納言が代わりにチームに入ることになって、女雛はいったん帰ることになりました!ふう~、これでケシザベスもお嫁に行けるね!よかったねケシザベス!また逢おうケシザベス!だけど次回は最終回だね、ケシザベス!」

 

 

~おわり。

投稿者:番組D2号 | 投稿時間:00:58 | カテゴリ:台本・お題 | 固定リンク


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