2018年2月

2018年02月25日 (日)

「ひなまつり!桃の節句だケシザベス」完結編

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

 

N「ひなまつり!桃の節句だ、ケシザベス」

 

(BGM:スリリング)

(SE:ゴロンゴロンゴロン)

(SE:落雷)

N「雷おこしと岩おこし、東西のおこしがそろって攻撃して来た!」

 

一同「うわ~っ!」

雷おこし「がっはっはっは!東京名物、雷おこしのカミナリで、やっつけてやるぜ!」

岩おこし「なに言うてまんねん!カミナリより前に、大阪名物、岩おこしの岩でぺしゃんこにしてやりまんねん!」

雷おこし「てやんでえ!カミナリが先でい!」

岩おこし「岩でんがな!」

雷おこし「カミナリだっつんだべらぼうめ!」

岩「岩やっちゅうねん!」

雷おこし「カミナリでい!」

岩「岩やねん!」

ケシザベス「あぁ~もうめんどくさい!カミナリも岩も、同時にかかってらっしゃい!」

雷おこし「よ~し、オレは右から行くぜえ!」

岩「ほな、ワシは左からや!」

 

N「雷おこしと岩おこしは、左右から同時に襲いかかってきた!」

(SE:ゴロンゴロンゴロン)

(SE:落雷)

 

一同「うわ~!」

ケシザベス「みんな、ジャンプよ!せ~の!」

一同「(声あわせ)ひらり!」

 

N「全員でジャンプして、雷おこしと岩おこしは正面衝突!」

 

雷おこし「イタタタタ!」

岩おこし「こらあかんわ!」

ひし餅「あ、待ってくれ~!」

 

N「雷おこしと岩おこし、そして藤原のひし餅は退散した!」

 

ケシザベス「さぁ、足利はちみつが暮す奥の院へ急ぎましょ!」

 

N「その時、細かい雨が降ってきた……」

 

(BGM:美しく)

 

N「現れたのは、和菓子界のイケメン剣士、月形月餅太」

 

マロン「うわぁ~、甘いお顔立ちのイケメン!確か、名台詞がありますわ。月形半平太が恋人の芸者さんと京都を歩いていて、その芸者さんが傘をさしかけて言うのです……月さま、雨が」

 

N「マロングラッ清少納言が月形月餅太に傘をさしかけると」

月形「春雨じゃ、濡れて行こう……」

マロン「カッコイイ~~!」

ケシザベス「月形半平太は幕末の剣士でしょ!しかも月餅は和菓子じゃなくて、中国のお菓子でしょ!」

月形「そこのお前、ゴチャゴチャうるさいぞ」

 

N「月形月餅太は刀を抜き、斬りかかってきた!」

 

(SE:ビュン!ビュン!ビュン!)

 

一同「うわあ~!」

 

N「その時、突如雨雲が晴れ、日が差し始めた」

 

ケシザベス「月の光には日の光!そう日光でお仕置きよ!」

(SE:ピカーン!)

N「ケシザベスの白い肌に日光の光が反射した!」

 

ケシザベス「にっこう、にっこう、にーーーっつこう!」

月形「うわぁ、まぶしい~!」

 

N「月形月餅太は三日月のように目を細めながら逃げて行った。

 

その時、甘―い脱力系の香りが漂い、足利はちみつの家来が現れた!」

 

(BGM:漫才登場音楽)

 

おぎ「おぎです!」

おはぎ「おはぎです!」

二人「おぎおはぎですけど、何か?」

(SE:笑い声)

 

おぎ「いや~、キマッタね」

おはぎ「ここ決まると楽だね~」

おぎ「突然ですが、オレ、名前変えたいんだよね」

おはぎ「なんで?」

おぎ「お前はおはぎだからいいけど、オレ、おぎって普通じゃん」

おはぎ「なるほど、何に変えるの?」

おぎ「ヤギです!」

おはぎ「おはぎです!」

二人「やぎおはぎですけど、何か?」

 

N「おぎおはぎは、脱力系の漫才で攻撃してきたが」

 

ケシザベス「……」

 

N「ケシザベスは、無表情で聞き流し、一言」

 

ケシザベス「つまらん。」

二人「うわぁ~!」

 

N「おぎおはぎを撃退した!だが、そこに」

 

(BGM:門司生演奏・セクシー)

 

N「あんこと寒天が絡み合ったセクシーなあんみつ、だあんみつが現れた!」

 

だあんみつ「あ~ん、お風呂にする~?ごはんにする~?それとも、和・菓・子?」

せんべい「うおお、色っぽい!」

だあんみつ「あ~ん、お風呂にする~?ごはんにする~?それとも、和・菓・子?」

柿の種「(575調で)お風呂かな~、それともごはんか、和菓子かな~」

ケシザベス「なぞってるだけじゃないの!これだから男って!だけど私の色気じゃかなわないし!」

 

(SE:バサバサバサバサ!)

(BGM:異様な雰囲気)

 

N「その時、黒いマントと牙がチャームポイントのどら焼き、ドラヤキュラが現れた!」

 

ドラヤキュラ「ドラヤキュラざます~!あたしのアンコはこの牙で他人の糖質を吸い取るざます!その色っぽい、だあんみつの糖質、いただくざます~!ガブリ!チューチューチュー」

 

N「だあんみつは、糖質を奪われ、当分の間、頭が回転せずに、逆にもっと色っぽくなった」

 

だあんみつ「あ~ん、あ~ん、ちょうどダイエットしたいと思ってたからうれしい!もっと糖質を吸って~!」

ドラヤキュラ「ひえ~、こんなしつこい女、あたし初めてざます!」

N「ドラヤキュラは逃げ出したが」

 

だあんみつ「待って、もっと糖質を吸って~!」

 

N「だあんみつはドラヤキュラを追いかけて去って行った」

N「そこへ、さらに甘い香りが漂った」

 

ケシザベス「さぁ、奥の院へ!」

 

N「ケシザベスたちは、桃畑を抜け、足利はちみつが暮す奥の院へたどりついた。」

(BGM:きらびやかに)

 

マロン「うわあ、いと美しき御殿なり」

柿のタネ「この中に、足利はちみつが」

せんべい「さぁ、入ろう!」

 

N「中に入ろうとしたその時、時空が歪み、足利はちみつを守る神様が現れた」

(SE:おごそかに~)

 

ケシザベス「だ、誰!?」

 

みつまめ「我こそは、足利はちみつをの守り神、菅原のみつまめなり~!」

 

ケシザベス「菅原のみつまめ!?」

みつまめ「我は、学問の神なり、受験生の諸君、明日は国立大学の入試頑張ってくれ!努力は必ず報われる、ま、それはさておき、我は学問の神なのでお前らにクイズを出す!それに答えられたら、通してやろう!」

ケシザベス「クイズ?」

みつまめ「それでは問題です!蜂蜜は、古来から人間の生活を支え、平安時代には宮中への献上品としても使われていました。そんな蜂蜜ですが、食べる以外に効果がある使い方は?」

ケシザベス「ええっ、なに?食べる以外?え~と、あっ、皮に塗って磨くとテカテカになる?」

 

(SE:ブブー)

 

ケシザベス「ええーっ!」

みつまめ「あほんだら!蜂蜜には殺菌作用があるから、傷口に塗ると治りが早くなるんじゃ!」

ケシザベス「そんなのわかんないよ!」

みつまめ「第二問!世界中で毎日沢山の蜂蜜が消費されていますが、一匹のミツバチが一生の間に集めることが出来る蜂蜜の量は?」

ケシザベス「えっ……そんなの分かる筈……あ、問題文が見えてる!」

 

(SE:ピカーン!)

 

ケシザベス「ま、いっか……じゃあ、答え言いますね、一匹のミツバチが一生の間に集めることの出来る蜂蜜は、わずか4グラムから6グラム、スプーン一杯にすぎない!」

 

(SE:ピンポンピンポン!)

 

一同「おお~!」

みつまめ「むう、なぜわかったケシザベス!?」

ケシザベス「いや、あなた、老眼なのかも知れないけど、出題する時、問題文を下げて読んでたから、答えが見えちゃったのよ」

みつまめ「しまった、学問しすぎて目が悪くなっとったからのう……受験生の諸君頑張ってくれ~!」

 

N「菅原のみつまめは、そう言って門を開いた」

(SE:ギギー!)

(BGM:タブー)

N「そこへはちみつの家来、加藤まっちゃが現れた!」

 

まっちゃ「ちゃっとだけよ!あんこも好きね~!かとちゃん、ペ!」

ケシザベス「だあんみつに比べたら、あんたなんか全然色っぽくないわよ!」

まっちゃ「ヘクシ!う~い、風邪ひいた~」

 

N「かとうまっちゃはケシザベスの鋭いツッコミで逃げて行ったS」

(SE:キラキラキラキラ)

 

マロン「うわぁ~、壁も廊下もキンキラキン!」

せんべい「さすがは足利はちみつだぜ」

ケシザベス「ん?何か天井から、たれてない?」

柿のタネ「うわ、ベトベトしてる!」

 

(BGM:スリリング~)

N「ぽたりぽたりと天井からたれているのは、蜂蜜だった。その時、金色の襖が開き、足利はちみつが現れた!」

(BGM:門司生演奏・ゴージャスに)

 

はちみつ「♪黄金のはちみつは~、ビタミン、ミネラル、アミノ酸~、そして酵素にポリフェノール、キンキラキンの栄養素~♪」

ケシザベス「栄養があるのは分かったから、私の女雛を返して!」

柿のタネ「私の、紫芋式部も返してたもれ!」

はちみつ「女雛に紫芋式部……う~ん、あの二人は必要じゃ、返すわけにはいかん!」

ケシザベス「力ずくでも連れて帰る!」

はちみつ「ほっほっほっほ……そうはいかんぞ!お前らみんな、はちみつ漬けにしてやろう!それっ!」

 

N「足利はちみつは、指先からはちみつを出して、ケシザベスたちに浴びせかけた!」

(SE:ビシャー!)

 

ケシザベス「うわっ、ベトベト!」

せんべい「口に入った!」

ケシザベス「あま~い!」

マロン「とろけちゃう~!」

 

N「ケシザベスたちははちみつ漬けになり、身動きできなくなってしまった。それでも、せんべいは力を振り絞り、陰陽師の呪術で、ある人物を呼び出した!」

(SE:ピロピロピロ~)

(BGM:落語~)

 

クマさん「おうおうおう、てやんでえべらぼうめ~!こちとら江戸っ子でえ!」

マロン「誰?このおじさん」

ケシザベス「江戸時代の大工さんみたいだけど」

せんべい「まぁ見てろって」

クマさん「おっ、なんだ、そこにいるのははっつあんじゃねえか、おう、はっつあん!」

はちみつ「……将軍はちみつに向かってはっつあんとは、ずいぶん慣れ慣れしいな!お主は誰じゃ?」

クマさん「オレだよオレ、クマだよ!オレたちは、はっつあんクマさんの仲じゃねえかよ!」

はちみつ「お主、そんなに偉いのか、仕事はなにをしておる?」

クマさん「大工をクビになってからなんにもしてねえよ。プーのクマさんでい!」

はちみつ「プーのクマさん?」

クマ「はちみつが大好物なんでえ!なめさせて貰うぜ、あらよっと!」

 

N「プーのクマさんは、猛烈な勢いで足利はちみつをなめはじめた。みるみる減って行く足利はちみつ。」

 

はちみつ「うわっ、なめ尽くされる!くすぐったい、もうダメ、勘弁して!」

 

N「足利はちみつは降参した。」

 

せんべい「さぁ、監禁している女雛と紫芋を返して貰おうか!」

はちみつ「監禁?……別に監禁などしておらんぞ」

一同「えっ」

はちみつ「今も楽しく練習中じゃ、ほれ、こっちじゃ」

 

N「はちみつは、ケシザベスたちを庭に案内した。そこでは……」

 

女雛「行くわよ~、そ~れ!」

 

(SE:蹴鞠を蹴る音)

 

紫芋「は~い、それ!」

女雛「ナイス~!」

ケシザベス「女雛……」

柿のタネ「紫芋」

 

N「そこでは、女雛や紫芋、美しいおなごたちが、蹴鞠の練習をしていた。」

 

ケシザベス「な、なんで蹴鞠?」

はちみつ「いやぁ、京の都ではじめての、おなごによる蹴鞠チームをつくろうと思ってのう、甘~いのろいで、めぼしいおなごを誘ってみたんじゃ」

女雛「チーム名は平安なでしこイレブンと申すのじゃ」

 

(BGM:サッカー音楽)

 

紫芋「いとおかし~」

一同「はぁ~?」

ケシザベス「蹴鞠チームは分かったけど、ひな祭り終わってからにしてくれない?でないと、お嫁に行けなくなっちゃうから」

はちみつ「いや、でも蹴鞠の人数が足りなくなってしまうからのう」

マロン「じゃあ、ひな祭りが終わるまで、私がチームに入ります!」

はちみつ「おお~、マロングラッ清少納言、そなたなら申し分ないぞ!」

 

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

N「と、言うわけで、マロングラッ清少納言が代わりにチームに入ることになって、女雛はいったん帰ることになりました!ふう~、これでケシザベスもお嫁に行けるね!よかったねケシザベス!また逢おうケシザベス!だけど次回は最終回だね、ケシザベス!」

 

 

~おわり。

投稿者:番組D2号 | 投稿時間:00:58 | カテゴリ:台本・お題 | 固定リンク


2018年02月19日 (月)

ひなまつり!桃の節句だケシザベス 第1話(お題1です)

(BGM:壮大なファンタジー音楽)

N「ひなまつり!桃の節句だ、ケシザベス!」

(BGM:一転してひな祭り)

N「もうすぐひな祭り!ケシザベスも女の子、自宅にひな人形を飾ろうと、押し入れから出してきて、箱を開けてみたら……」

(SE:箱から出す音)

ケシザベス「あれっ……女雛(めびな)がいない!」

N「なんと、おひな様の女雛だけが、こつ然と消えていたのだ!するとその時」
男雛「しくしくしく、まろは悲しいでおじゃる~、しくしくしく~」
ケシザベス「うわっ、男雛(おびな)がしゃべった!」

(BGM:門司ピアノ・コーラス)~
三人官女(1)「※ド♪男雛様のお気持ち、お察し申上げます~」
三人官女(2)「※ミ♪女雛様がどこかへ行ってしまわれたのです~」
三人官女(3)「※ソ♪さぞや悲しゅうございましょうね~」
三人「(ハモって)♪ワ~~!」

ケシザベス「うああ、三人官女も歌ってる!」
男雛「これ、そこの色の白き娘よ」
ケシザベス「わ、わたし?」
男雛「まろのために、女雛を探してたもれ~」
ケシザベス「たもれって言われても、どうすればいいの?」
三人官女(1)「こういう不思議な事件を解決してくれるのは、あのお方しかおりませぬ。」
ケシザベス「あのお方?」
三人官女(1)「和菓子の国の陰陽師(おんみょうじ)、阿倍せんべい(あべのせんべい)さまでございます」
男雛「おお、そうじゃ!早う、阿倍せんべいを呼んでたもれ~」
ケシザベス「その、せんべいとかいう人、どうやって呼ぶの?」
三人官女(1)「呪文を唱えて呼び出すのです!わたしがやりましょう!五人囃子の門司の肇、音楽を奏でえ~!」
門司「あ~い~」

(BGM:門司生演奏・邦楽調)~

三人官女(三人で歌う)「♪おんみょうじ~、出てきてくんしゃい、、おんおんおんおん、おんみょうじ~!」

(SE:きらびやかに)

N「まばゆい光りがあふれ、その光の中から平安時代の装束に身を包んだ、イケメン陰陽師、阿部せんべいが現れた!」
せんべい「我こそは、和菓子の国の陰陽師、阿部せんべい!」
ケシザベス「うわっ、イケメン!」
三人官女(1)「そう、せんべい様は、陰陽師の中でも、特にパリっと塩味の効いたイケメンで有名なのです」
ケシザベス「でも、そもそも陰陽師って何?」
せんべい「陰陽師とは、この宇宙の森羅万象を占い、妖怪や鬼を退治する、今でいうところの祈祷師(きとうし)なのだ!」
ケシザベス「ふ~ん」
せんべい「なにゆえに我を呼び出した?」
男雛「まろの大切な女雛がいなくなったのじゃ、探してたもれ~」
せんべい「ちょっと拝見……クンクン、クンクン」
N「阿部せんべいは、女雛が入っていた箱のニオイを嗅いだ」

(SE:ドラの音)

せんべい「見えたなり~!女雛様が入っていたこの箱には、ほのかに甘―い香りが漂っておる」
ケシザベス「甘い香り!?」
せんべい「そう!女雛様は、甘―い呪いをかけられ、どこかへ誘い出されたのだ」
ケシザベス「甘い香りの甘ーい呪い!?」
男雛「そ、それはまことでおじゃるか」
せんべい「さらに占ってみよう……(呪文)は~、せんべいパリパリ、塩せんべい~、パリパリサクサクパーリパリ!」

(SE:ドラの音)

せんべい「見えたなり~、女雛様が誘い出された行き先は、ネオ平安時代の和菓子の国だ!」
ケシザベス「ネオ平安時代の和菓子の国?」
男雛「くく~、早う、連れ戻してたもれ~!」
せんべい「そこの桃くさい娘」
ケシザベス「私?」
せんべい「そう、白い桃くさいお前だ」
ケシザベス「私はケシザベスよ!」
せんべい「ケシザベス、このひな人形は、お前の持ち物か?」
ケシザベス「そうだけど」
せんべい「お前にも悪い相が出ておる」
ケシザベス「えっ?」
せんべい「もしもひな祭りまでに女雛様が戻らなかったら、ケシザベス、お前は、この呪われたひな人形によって、一生結婚できないことになるだろう」
ケシザベス「えっ、そんなのヤダ」
せんべい「だったらオレと一緒に、ネオ平安時代の和菓子の国へ行き、女雛様を連れ戻すのだ!」
ケシザベス「わ、わかった!私、30までには結婚して、少子化問題に歯止めをかけたいと思っているので、行きます!」
男雛「頑張ってたもれ~」
せんべい「では行くぞ!せんべいパリパリ、パ~リパリリ~、くるりんぱ!」

(SE:ワープ音)

N「阿部せんべいが呪文を唱えると、ケシザベスも一緒に、ネオ平安時代の和菓子の国へ!」

(BGM:雅な宮廷音楽)
(SE:都の街角)

ケシザベス「へぇ~、ここがネオ平安時代の和菓子の国かぁ」
せんべい「それにしても、妙にざわざわして様子がおかしいな」
N「そこへ、歌人の柿のタネ人麻呂(かきのたねのひとまろ)が血相を変えて走って来た」
柿のタネ「紫芋~!紫芋~!紫芋~っ!」
ケシザベス「ど、どうしたんですか?」
柿のタネ「(和歌を詠む感じで)恋人の~、様子が急におかしくて~、家をふらふら、出て行きにけり~」
ケシザベス「なんで5、7、5、77?」
柿のタネ「私は、和歌を作るのが仕事、つまり歌人ですからね、あぁっ、そんなことより、恋人の紫芋式部が急に家を出てしまって」
せんべい「その時の様子をくわしく話してくれ」
柿のタネ「(和歌を詠む感じで)二人して~、イチャイチャしてたら、その時に~」
ケシザベス「普通に話してください!」
柿のタネ「恋人の紫芋式部と二人でイチャイチャしてたんですけど、急に甘い香りが漂ってきて、その匂いに誘われるように彼女が出ていってしまったのです!」
せんべい「間違いない、女雛様がかけられたのと同じ、甘ーい呪いだ!」
ケシザベス「えっ」
柿のタネ「そういえば、このところ都の女たちが、次々と家を出て、どこかへ行ってしまう事件が起きているのです!きっとみんなその呪いにかかってしまったんだ……」
N「その時、遠くの坂道を走って行く人が見えた」
ケシザベス「あっ、十二単(ひとえ)をひきずってヨタヨタ走ってる人がいる!」
柿のタネ「あれは、紫芋!」
N「そう、十二単はとても重く、ゆうに10キロはあったという。」
せんべい「後をつけよう!」
N「紫芋式部は、走っているのか歩いているのか分からない速度で、都の外れまで行き、山道の途中にある、ゴージャスな屋敷の門にたどりついた。」

(SE:門を叩く、ドンドンドン!)

紫芋「はぁ、はぁ、はぁ、ひかるかん源氏さま~!ここをお開けください!ひかるかん源氏さま~!」
N「そこへ駆けつけた柿のタネ人麻呂とケシザベス、阿倍せんべい」
柿のタネ「紫芋!」
紫芋「ひかるかん源氏さま~!」

(SE:ドンドンドン!)

柿のタネ「紫芋、誰の名前を呼んでおるのだ!そなたの恋人は、この私だぞ!」
紫芋「いいえ、わたくしの愛しい人は、このお屋敷の主、ひかるかん源氏様でございます」
柿のタネ「ひかるかん源氏!?」
ケシザベス「光源氏なら聞いたことあるけど」
紫芋「ひかるかん源氏様は、鹿児島の銘菓、かるかんでございます!九州出身で掘りが深く、そのお体の中に入っているあんこは、上品なほのかな甘さ、なめらかな口当たりで女性に大人気なのでございます!」
せんべい「う~ん、見えたなり~!女たちを甘い香りで誘い出す、甘ーい呪いとは、ひかるかん源氏の呪いだったんだ」
柿のタネ「紫芋、目を覚ましてくれ~!」

(SE:ドンドンドン)

紫芋「ひかるかん源氏様~!」
N「その時、ひかるかん源氏の屋敷の門が開いた!」

(SE:ギギーッ!)
(BGM:光GENJI「パラダイス銀河」)

黒服たち「ようこそひかるかん御殿へ~!」
N「そこはきらびやかな照明と音楽に彩られた、まるでホストクラブのようなにぎやかさだった。」

(SE:にぎやかな店内)

紫芋「ひかるかん源氏様~!」
N「紫芋式部は屋敷の奥へ吸い込まれて行った。」
柿のタネ「ああっ、紫芋!」
せんべい「女雛もきっとこの中だ!行こうケシザベス!」
ケシザベス「うん!」
N「三人が屋敷の奥へ入ろうとしたその時、ひかるかん源氏の家来のイケメンホスト、藤原桜餅(ふじわらのさくらもち)が現れた!」

(BGM:門司生演奏・ゴージャスに)~

桜餅「♪オレは桜モ~チ!モチだけに、淑女をモチ上げ、最後は落とす!モチろん、お肌はモ~チモチ!」
せんべい「お前、ひかるかん源氏の手下だな」
桜餅「ホッホッホ、手下だなんて下品だな~!オレは、ひかるかん源氏の弟分、藤原桜餅だぜぇ~!ねぇ、そこの桃の香りのお姉さん!オレを指名して、桜色の餅肌を味わってみない?」
ケシザベス「指名?」
桜餅「シャンパンのボトルを入れてくれたらサービスするぜぇ~」
せんべい「気をつけろケシザベス!この屋敷で甘―い呪いにかかったら、ぼったくられて金を巻き上げられるぞ!」
ケシザベス「大丈夫、私、こんなチャラい男タイプじゃないから」
桜餅「そんなこと言っちゃって、これならどうかな~」
N「藤原桜餅は、まとっていた桜の葉っぱの上着をずらして、桜色の肌を見えながら、甘―い香りをケシザベスに送った!」

(BGM:門司生演奏)

桜餅「♪ケシザベ~ス、桜餅だけに~、キミの瞳にさ、クラっと来たオレさ~、さ~、クラっと来たオレさ~」
ケシザベス「(悪い気はしない)あぁ、このまだツブツブが残った感じ……私を半殺しにして~!……って、危ない危ない!」
N「ちなみにおはぎや桜餅のように粒の残った状態を半殺しという」
ケシザベス「そんな誘惑には乗らないわよ!」
N「ケシザベスは桜餅の桜の葉っぱをひっぺがした!」
桜餅「ううっ、さぶっ!」

N「藤原桜餅は、ただの餅になって逃げて行った。だがそこに、ひかるかん源氏の家来のイケメンホスト(      ①      )が現れた!(      ①      )(      ②      )でケシザベスを誘惑しようとしたが、ケシザベスは(      ③      )で、撃退した!」

※例
「家来のイケメンホスト「林家コンペイトウ」が現れた、コンペイトウは、セクシー小ばなしでケシザベスを誘惑しようとしたが、ケシザベスはトゲのある嫌みを言って、撃退した。」

せんべい「ケシザベス、お前なかなか骨があるな。よ~し、女雛様を探そうぜ!」
N「だがその時、屋敷の天井についているミラーボールがまわり、奥の扉から日本三大美人の一人が現れた!」

(SE:門司生演奏・由紀さおり「夜明けのスキャット」)~

おふ「♪フ~、フ~、フフフ~、オ~フのフ~、あたしは~おふの小町~」
ケシザベス「おふの小町?」
おふ「そう、絶世の美女のふ菓子、おふの小町よ」
せんべい「確かに、上品なふ菓子美人、奥ゆかしいぜ」
柿のタネ「でも、なんでイケメンの館に女の子がいるのですか?」
おふ「このひかるかん御殿は、ホストクラブもキャバクラもある、紳士淑女の総合レジャーランドなのよ。ボトル入れてくれたら、サービスするわよ~」
ケシザベス「またボトルかよ!」
せんべい「オレたちがキャバ嬢の甘ーい呪いにかかると思うのか!」
柿のタネ「私の恋人は紫芋式部、それ以外の甘ーい呪いになんか、絶対にかかりません!」
N「だが、おふの小町が、ふ菓子の甘ーい香りを送ると……」
おふ「は~ん、そ~れ~~」


(BGM:セクシー)~

柿のタネ「♪あーん!おふの小町ちゃん、指名お願いしま~す!」
N「柿のタネはおふの小町と腕を組んで、屋敷の奥へ去っていった」
ケシザベス「あっさりかかってるじゃない!」
せんべい「こんなに簡単に呪いにかかるなんて、だらしない男だぜ。だが心配するな。ケシザベス、お前のことはオレが守る!」
ケシザベス「せんべいさん……」
N「その時、さらに甘ーい栗の香りが漂ってきた!そして逆光の中に、十二単をまとった美しい女性のシルエットが浮かび上がった」

(BGM:門司生演奏・きらびやかに)

マロン「♪春は、あけぼの~、やうやうしろくなりゆく、やまぎわは~、すこしあかりて~!」
ケシザベス「あなた誰?」
マロン「ネオ平安時代の才女、マロングラッ清少納言なり~」
ケシザベス「マロングラッセのセしか合ってないし!しかも、それ和菓子じゃないじゃん!」
マロン「いいえ和菓子です!」
N「と、言い張っているが、マロングラッセとは、栗を砂糖漬けにしたフランスのお菓子である。」
ケシザベス「それに、ネオ平安時代の才女といえば、紫式部じゃない?」
マロン「(急に口が悪くなり)あほんだら!男女の恋愛ばかり書く、あんな女と一緒にすなー!」
ケシザベス「うわ、高飛車で口が悪くて最低な女!」
せんべい「いや、逆にたまらんな」
ケシザベス「えっ!そんな、まさか」
マロン「わらわを指名するか?」
せんべい「はい、マロンちゃん指名しま~す!ボトルも入れちゃうぞ~!」
N「なんと、陰陽師、阿部せんべいも、マロングラッ清少納言のトゲがあるドSな呪いにかかり、屋敷の奥に消えていった」
ケシザベス「お前もかーい!」
N「その時、今までに以上に、甘~~~い香りが漂ってきた!」
ケシザベス「ん?……なにこの香り……せつないような……胸がきゅんとなるような……」

(BGM:雅な音楽)

N「屋敷の照明がきらびやかな色に変わり、朝もやのようなスモークがたかれ、そして奥の扉が回転し、一人の男の姿が現れた!」
ひかるかん「ワレは、鹿児島の和菓子かるかん、ひかるかん源氏なり!」
ケシザベス「あぁ……ひかるかん源氏様……」
N「果たしてケシザベスは、ひかるかん源氏の甘~~~い呪いにかかってしまうのか!?第2話に続く!」

 

第1話はここまで!

ケシザベスは画のないアニメ館史上最高(?)のイケメン「ひかるかん源氏」の甘い誘惑に勝てるのか?!

 

お題1はそんなひかるかん源氏の家来のキャラと攻撃、そしてそれ撃退するケシザベスの必殺技を募集しています。

N「藤原桜餅は、ただの餅になって逃げて行った。だがそこに、ひかるかん源氏の家来のイケメンホスト(      ①      )が現れた!(      ①      )(      ②      )でケシザベスを誘惑しようとしたが、ケシザベスは(      ③      )で、撃退した!」


気になる第2話はこちらからどうぞ♪

 

お題の投稿はこちらから…

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2018年02月19日 (月)

ひなまつり!桃の節句だケシザベス 第2話(お題2です)

(BGM:壮大なファンタジー音楽)


N「ひなまつり!桃の節句だケシザベス!」

(BGM:雅な音楽に変わる)~

N「屋敷の照明がきらびやかな色に変わり、朝もやのようなスモークがたかれ、そして奥の扉が回転し、一人の男の姿が現れた!」
ひかるかん「ワレは、鹿児島の和菓子かるかん、ひかるかん源氏なり!」
ケシザベス「あぁ……ひかるかん源氏様……」
ひかるかん「ケシザベス、ずっとそなたに、会いたかった」
ケシザベス「わたしもです、ひかるかん源氏さま」
ひかるかん「さぁ、ふたりだけの甘~~~い時をすごそう」
N「ひかるかん源氏が、ケシザベスに手を差し伸べた。ケシザベスはその手をにぎり、うっとりとうなずいた」
ケシザベス「ずっと一緒にいたい」
ひかるかん「ほっほっほっほ……さぁ、二人の席へ参ろうぞ」
N「ケシザベスはひかるかん源氏に手をひかれ、奥のボックスシートへ去っていった。だがすべては演技だった。ケシザベスは、女雛の居場所を探るために、呪いにかかったフリをしていたのだ!」
ひかるかん「さぁ、ここが二人の席だ。しかも個室……誰も邪魔するヤツはいない……ケシザベ~ス」
ケシザベス「(モノ)なにこの照明、そしてなにこの切れ長の目……こんなイケメンに口説かれたら、本当に呪いにかかっちゃいそう!」
N「ひかるかん源氏は、さらに甘~い香りを漂わせた!」
ケシザベス「うわっ、甘~い……これがフェロモンなのね!」

(BGM:ムーディーに)~

ひかるかん「ケシザベス、なんて白い肌なんだ……それに、この桃の香り……食べちゃいたいな……ガブガブガブ」
ケシザベス「(モノ)ヤバい、これ以上くどかれたら、とりこになっちゃう!」
ひかるかん「ケシザベ~ス、キミのそのはにかんだカワイイ頬のような、シャンパンのロゼを入れて欲しいな」
ケシザベス「ちなみにおいくら?」
ひかるかん「キミのその微笑みより安い、50万だよ」
ケシザベス「私の微笑みってそんなに高いの?じゃあ、私の微笑みを50万で買ってよ」
ひかるかん「そ、それは少し高いな」
ケシザベス「じゃかあしや!」

(SE:ドカっ!)

ケシザベス「ぼったくりじゃないの!」
ひかるかん「ケ、ケシザベス、お前、呪いにかかってたんじゃ……」
ケシザベス「本当にかかりそうだったけど、目が覚めたわ!」
ひかるかん「なに~!」
ケシザベス「ケシザベス、パーンチ!」

(SE:ガス!)

ひかるかん「うぐっ!オレのこの美しい顔を二発も殴るとは……ゆるさん!」

(BGM:アクション)

N「ひかるかん源氏は、おのれの体の中の、ねっとりとしたあんこを飛ばして攻撃してきた!」

(SE:ドシュ!ドシュ!ドシュ!)

ケシザベス「くっ!はっ!くはっ!」
N「ケシザベスはゴムの体をくねらせて、あんこを打ち返した!」
ケシザベス「スマッシュ!」

(SE:パンパンパーン!)

N「打ち返されたあんこはひかるかん源氏の口に入った」
ひかるかん「甘~~~い!……あぁ、ほっぺが落ちる、このままではイケメンが台無しなり~」
N「ひかるかん源氏は、垂れて落ちそうになったほっぺたを押さえながら逃げて行った。そこへ阿部せんべいが戻ってきた」
せんべい「ケシザベス!大丈夫か?!」
ケシザベス「せんべいさん!呪いにかかったんじゃないの?」
せんべい「呪いにかかるどころか、マロングラッ清少納言を、オレのとりこにしてやったよ」
マロン「あ~ん、せんべいさま~!わらわは、せんべいさまと一緒にどこへでもいきまする~」
ケシザベス「えっ、キャラが変わった!」
せんべい「スイカに塩が合うように、マロングラッセの甘さにはせんべいの塩味が必要なのさ」
マロン「あ~ん、その通り~!」
N「そこへ、柿のタネ人麻呂も戻ってきた」
柿のタネ「ケシザベス~」
ケシザベス「柿のタネさん!」
柿のタネ「私も目が覚めました!もう少しでボトルを入れちゃいそうだったんですけど、やっぱりあんな絶世の美女は私とは釣り合いません、私はちょっと芋っぽい方が……そう、紫芋の方がいい!」
マロン「そのお方は、もうすでに、京の都の北山にある金つば寺(きんつばじ)へ行ってしまったかもしれませんわ」
せんべい「金つば寺?」
マロン「ここへ誘い込まれたおなごたちは、高いボトルでぼったくられた後、金つば寺へ吸い寄せられて、足利はちみつ様の女となるのです。」
ケシザベス「足利はちみつ?足利氏は室町時代じゃないの?」
せんべい「そこは、まぁまぁ!……足利はちみつは金つば寺を作った、ぜいたく好きな将軍なんだ」
マロン「しかもはちみつ様は、とっても甘~いお人で、メス蜂が吸い寄せられて来るのです」
ケシザベス「じゃあ、私の女雛もそこに」
柿のタネ「紫芋も!?」
せんべい「金つば寺へ行こう!」
マロン「あ~ん、わらわもせんべい様と一緒にいきまする~!」

(BGM:壮大なファンタジー)

N「かくして、ケシザベスと阿部せんべい、柿のタネ人麻呂、そして、マロングラッ清少納言の四人は、足利はちみつの金つば寺へ向かった!」

(SE:キラキラキラキラ……)

N「金つば寺、それは、金つばを積み上げ、そこにけんらん豪華な金ぱくをほどこしたお寺……金つばとは、寒天で固めた粒あんを、小麦粉を使った生地をつけて焼き上げた、ようかんでもまんじゅうでもない和菓子なのだ。」
ケシザベス「うわ~、金つばに金ぱくを貼ってお寺をつくるなんて、ぜいたく三昧!」
マロン「このお寺の奥に、おなごたちが閉じ込められているはずですわ」
柿のタネ「じゃあ紫芋式部もこの寺に……(和歌を詠む感じで)たすけたい~、紫芋をたすけたい~、だけど怖いな、足利はちみつ~」
ケシザベス「和歌を詠んでる場合じゃないでしょ!」
せんべい「金つば寺の門を開けよう」
ケシザベス「どうやって?」
せんべい「呪文『手間知らずの割れせんべい』を唱えるのだ!」
N「阿部せんべいは、陰陽師の呪文を唱えはじめた!」
せんべい「せんべい~、パリパリ、パリリンコ~!
はい!」
全員「せんべい~、パリパリ、パリリンコ~」
せんべい「はい!」
全員「せんべい~、パリパリ、パリリンコ~」
せんべい「もういっちょ!」
全員「せんべい~、パリパリ、パリリンコ~」

(SE:ギギーー!)

N「金つば寺の巨大な門が音を立てて開いた!」

(SE:キラキラキラ)

ケシザベス「わぁ~!すっごい!キンキラキン!」
マロン「このお庭の奥に、足利はちみつの住まいがあるのよ」
ケシザベス「行きましょ!」
小豆「おまえらそこで何をしておる!」

(BGM:スリリング)

N「そこに現れたのは、この金つば寺を守る小豆大納言(あずきだいなごん)」
小豆「われは、小豆大納言なり!大納言と呼ばれる小豆は、小豆の中でも大粒で皮が破れにくい品種なのだ!その上、糖分が多く味がしっかりしておるので、高級和菓子に使われるのだ!」
ケシザベス「自分でウンチク言わないで?」
小豆「許可無く金つば寺に入ることあいならん!これでもくらえ!」

(SE:小豆を使った海の音・ザザーー※大納言役が実演)

ケシザベス「あれ?海?」

(BGM:サザンオールスターズ)

ケシザベス「あぁ、なんだかうっとりしちゃう」
N「小豆の大納言はすかさずイケメンのサーファーのフリをして」
小豆「ケシザベス、やっと海辺で二人きりになれたね」
ケシザベス「そうね……って、ここは京の都!海なんかあるわけないでしょ!」
(SE:ドガッ!)

小豆「いてっ!」

ケシザベス「小豆を転がして、50年前のラジオドラマの効果音やってんじゃねえよ!」
小豆「ば、ばれたか!」
N「小豆の大納言は、大粒の大納言小豆を投げつけた!」

(SE:ドシュ!ドシュ!ドシュ!)

せんべい「気をつけろ、あの大粒の大納言小豆をくらったらひとたまりもないぞ!」
N「小豆の大納言は、さらにマシンガンのように大納言小豆を投げつけた!」

(SE:ドドドドドドシュ!)

マロン「きゃーっ!」
ケシザベス「よ~し!」
N「ケシザベスは、大きく体をひねり、そして回転した!」
ケシザベス「ブルブルブルブルブルブル!」

(SE:ポンポポンポン!)

N「激しく回転することで、竜巻が起き、大納言小豆はすべて吹き飛んで行った!」
小豆「ああ、もう、投げる大納言小豆がない……」
N「小豆の大納言は、すっからかんになって退散した!その時、そこに、足利はちみつの家来(      ④      )が現れた!(      ④      )(      ⑤      )で攻撃してきたが、ケシザベスは(      ⑥      )で撃退した!」

※例「そこへ、足利はちみつの家来、飴わらのゆきひらが現れた。飴わらのゆきひらは、ベトベトの飴で攻撃してくるが、ケシザベスは飴を冷やし、カチンコチンにして撃退した」

ケシザベス「さぁ早く、女雛たちを助けに行きましょ!」
柿のタネ「紫芋~!」
N「庭の桃畑はどこまでも続いていた。ようやく、足利はちみつが暮らす奥の院が見えてきたその時!」

(BGM:ドクタースランプアラレちゃん)~

アラレちゃん「ブ~~ン!」
ケシザベス「誰あんた?」
アラレちゃん「もちゃ!あたし、ひなアラレちゃん!ブーン!」
ケシザベス「ブーンじゃなくてキーンじゃないの?」
アラレちゃん「ブーンは、お餅を強火であぶってる音!あたし、ひなあられだもん、ひなあられはお餅を小さく切って、あぶって作るんだよ!もちゃ!」
ケシザベス「それにさっきから、もちゃ!じゃなくて、んちゃでしょ!」
アラレちゃん「ううん、餅だからもちゃ!あっ、博士~!則巻せんべい博士でしょ?」
せんべい「オレは違う!阿部せんべいだ!」
アラレちゃん「なんだ人違いか!ばいちゃ!ブーーーン!」
ケシザベス「何をしにきたんだか!」
N「ひなアラレちゃんは去って行った。だがそこへ」

(BGM:門司生演奏・「ひな祭り」)

ひし餅「♪あかりをつけましょ、100ワット~、おハナをあげましょ、豚の鼻~」
ケシザベス「あんた誰?」
ひし餅「ワシはひな祭りには欠かせない、おひな様と一緒に飾る、ひし形の和菓子!三段になってて、一番下が緑、真ん中が白、一番上が、桃色の、藤原のひし餅じゃ!」
ケシザベス「説明が長いわ!」
ひし餅「お前ら、何しにきた?はちみつ様に呼ばれてきたのか?」
ケシザベス「(話を合わせて)う、うん、そうなの、足利はちみつ様に呼ばれて」
マロン「そうそう、お呼ばれしたの」
ひし餅「どういう用件で?」
ケシザベス「そ、それはその……」
せんべい「(とっさに)オレたちは、和歌を詠みにきたんだ。」
ひし餅「ほう~、お前らは歌人か。それなら、ここで一首、詠んでみてくれ!」
一同「えっ……」
ケシザベス「(小声で)和歌なら柿のタネのおじさんが得意でしょ」
せんべい「(小声で)そうだ、柿のタネ、よろしく頼む」
柿のタネ「えっ」
ひし餅「なにをゴチャゴチャ言っておるのだ!早く和歌を詠んでみろ。」
柿のタネ「ハ、ハイ、それでは私、柿のタネ人麻呂が一首……」
ひし餅「お題は、はちみつだ!いいな!」
柿のタネ「はちみつですか……ハイ、わかりました!」

(SE:雅~)

柿のタネ「詠みます!(和歌の調子で)はちみつは~、あまくてどろどろしているよ~、クマのプーさん、好きだったりして~」
一同「ええっ……」
ケシザベス「最低すぎる!」
ひし餅「どうも怪しいな。お前らが本当に歌人なら、もっといい歌を作れるはずだ!」
柿のタネ「ケシザベス、お願いします!」
ケシザベス「ええっ……しょうがないわね、じゃあ、私が……詠みます!(和歌の調子で)ケシザベス~、ケシケシゴシゴシ、ケシザベス~!ケシケシゴシゴシ、ケシケシゴシゴシ~」
柿のタネ「私のよりひどい!」
せんべい「最悪な歌だな」
ケシザベス「しょうがないでしょ、和歌なんか初めてなんだから!」
ひし餅「初めて?」
ケシザベス「あっ、しまった!」
ひし餅「さてはお前ら、くせ者だな!?いでませ~!」

(SE:雷鳴が鳴り響く)

N「雷の音が鳴り響き、虎革のパンツを履いて、太鼓を背負い、
 頭に二本の角を生やした、雷おこしが現れた!」
雷おこし「ごろごろごろ~、どっしゃ~~ん!てやんでえ、てめえら、雷おこしって、知ってっか?」
ケシザベス「おこし?」
雷おこし「おこしってえのは、穀物を飴で固めた和菓子!雷おこしってえのは、お米をさらにいって、膨らませたものに、水あめや砂糖、ピーナッツなんかも混ぜて固めた和菓子なんだよ!東京名物、雷おこしが、カミナリ落とすぞコンチキショー!」
N「さらに!」

(SE:ゴロンゴロンゴロン!)

岩おこし「なに言うてまんねん!わては大阪名物の岩おこしでんがな!岩おこしは、お米を細かく砕いて、生姜と水飴でカチカチに固めたお菓子やねん!わての岩をくらえっちゅうねん!」

(SE:ゴロンゴロンゴロン)
(SE:落雷)

一同「うわ~っ!」
N「東西のおこしがそろって攻撃してくるなんて!果たしてケシザベスたちは、雷おこしと岩おこしを倒し、女雛たちを救うことが出来るのか!?完結篇につづく!」

 

第2話はここまで!

足利はちみつの家来の必殺技とそれを迎え撃つケシザベスの攻撃のアイデアをお待ちしております♪

N「小豆の大納言は、すっからかんになって退散した!その時、そこに、足利はちみつの家来(      ④      )が現れた!(      ④      )(      ⑤      )で攻撃してきたが、ケシザベスは(      ⑥      )で撃退した!」

 今月ももちろんみなさんからの投稿が命綱です!

お題の投稿はこちらから…

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