2008年06月30日 (月)ゲンバの○○話 「クラシックカフェ」高山久美子さん編


classiccafe.jpgクラシックカフェ
月曜~木曜 後2:00~3:55
(再)火曜~金曜 前7:20~9:15

新録音から懐かしの名演まで、
香り高いクラシックの名曲をお届けする「クラシックカフェ」。

「ミュージックプラザ 第1部 クラシック」の担当を経て(2007年4月~)、今年の春から「クラシックカフェ」のご案内役を務めている高山久美子さん。プライベートでも演奏会などに足を運ばれているという、高山さんのクラシックライフについて、お話をうかがいました。

高山久美子・・・横浜市出身。放送大学アナからフリーに。 NHKでは、福祉番組や教育番組を担当。2007年から「ミュージックプラザ 第1部 クラシック」の案内役を務め、「クラシックカフェ」へ。 趣味は、落語を聞くこと、編み物など。 

P1000015name.jpg― クラシックの番組をご担当されるのは、2年目になられますね。
私自身、以前はボサノバやジャズなどを聴くことが多かったのですが、ちょうどクラシックに興味を持って聴き始めた頃に、番組を担当するお話をいただいたので、番組を始めてからは、予想以上にクラシックに夢中になってしまいました。今や家でも、車の中でも、クラシックを聴いていて、持ち歩いている携帯音楽プレイヤーの中にもクラシック音楽が入っています。寝る前にも聴いたりしているので、最近では、クラシック以外の曲は、ほとんど聴かなくなってしまいました。

― そしてお仕事でもこうしてクラシックを聴かれているのですね。
はい。オンエアは家でも聴きますし、自分の好きな曲がかかった回は繰り返して聴いたりしています。

― クラシックカフェでは、演奏時間が長い楽曲も放送できるところがいいな。と思うのですが。
そうですね。例えば、今日収録した曲の中には、演奏時間が1時間16分という曲もありました。そういった長い楽曲をじっくり聴く機会は、なかなかないと思うので、リスナーの皆様にも楽しんでいただけるのではと思っています。

― お気に入りの作曲家や作品などあれば教えていただけますでしょうか?
この番組を担当してから好きになったのはシベリウスで、CDを買って、家でもたびたび聴いています。それから、最近のお気に入りは"バイオリン協奏曲"です。ブラームス、ベートーベン、チャイコフスキーなどたくさんの作曲家がバイオリン協奏曲を作っているので、いろいろ聴いています。もちろんシベリウスのバイオリン協奏曲も! バイオリンの音色を聴くと、私には、それが歌のように感じられて、とても楽しいんです♪ 小さい頃ピアノを習っていたので、昔はピアノ曲をよく聴いていたのですが、クラシック番組を担当するようになってから、いろいろなオーケストラの演奏を聴くようになって、バイオリンの音色もどんどん好きになってきました。

P1000014.jpg― シベリウスがお気に入りとのことですが、曲にまつわるエピソードなどあれば教えていただけますでしょうか?
映画「ダイ・ハード2」の終盤に近いシーンで、シベリウスの「フィンランディア」という曲が使われています。それまで「ダイ・ハード2」はよく見て知っていたのですが この曲がシベリウスのものだということは全く知らず、
「盛り上がる曲だなぁ」と思っていたんです。てっきり映画用に作られた曲だと思っていたのですが、ミュージックプラザで「フィンランディア」をおかけした時に「あの曲はシベリウスのこの曲だったんだ!」ということが分かって親しみがわいたことがありました。その後「ダイ・ハード2」の監督(レニー・ハーリン、フィンランド出身。シベリウスもフィンランド出身)が北欧の人だということもわかって、「監督も北欧の人だからシベリウスの楽曲を使ったのかな?」と想像が膨らみました。

― クラシックの知識が増えてくると、そういう発見は他にもありそうですよね。
ありますあります!CMの曲などもそうですし、意外なところでクラシックの曲が使われていますよね。「聴いたことはあるけど、誰の作品だろう?」と思うこともよくあって、この間も映画を見ていたらバイオリン協奏曲が使われていたので、家に帰ってまっさきに誰の作品か調べてしまいました。 

― クラシックをきっかけに毎日の暮らしの中で楽しみが増えますね。
そうですね。「自分はクラシックになじみがない」と思っていらっしゃる方でも、意外と(クラシックに)接していらっしゃるのではないかなぁと思うのです。聴いてみれば、ご自分が思っているほど敷居は高くないかもしれないのでは?・・・と感じています。

P1000013.jpg― 高山さんおすすめのクラシックの楽しみ方などありますか?
詳しい方にとってはご存じなことばかりかもしれませんが、この番組を担当させていただくようになって、同じ曲でも演奏者や指揮者によって曲の印象が違うんだなぁということがわかりました。それから、以前に聴いた時は、「自分の好みじゃないかも。」と思っても、その後改めてじっくり聴いてみたら「あら? いいじゃない!」と思えることがあって、"じっくり聴いてみればよさが分かってくる"ということもあるんだなぁと感じています。また、原曲をいろいろにアレンジにしているもの ―例えば原曲は弦楽四重奏で、それをオルガン、コーラス、ブラス、などにアレンジにしているもの― もあるのでそういったものを聴いてみるとまた世界が広がって楽しいなぁと思います。原曲は原曲としてのよさがありますし、違うアレンジのものもまた楽しいです。

― プライベートでは、演奏会などにもよく足を運ばれているそうですね。
そうですね。最近は、名曲喫茶にも通い始めていて・・・。

― 名曲喫茶?
クラシックの名曲を聴くためにある喫茶店です。大きなスピーカーがありまして大音量で名曲が流れています。ですから、お茶を飲んでいる間もお友達とおしゃべりは、あまりできないんです。まさに「聴くために行く!」という感じですね。この収録スタジオでも大きな音でクラシックを聴けるので、仕事しながら名曲喫茶にいるみたいだなぁと思ったりするんですけど(笑)、家では無理なので、たまに名曲喫茶に行くと満足感があります。

― 名曲喫茶では、みなさんどのような感じなのでしょうか?
みなさん静かに曲に聴き入ってらっしゃいますよ。リクエストも出来ますし。(私が通っているところは)白いカバーのかかった二人がけの椅子がスピーカーに向かって縦に並んでいて、まるで特急列車の座席みたいなんです(笑)。

― クラシックの作品タイトルや作曲者の名前の中には、長いものも多いので、ご紹介をする際に大変な時はありませんか?
ありますね(笑)。今日は言いにくい名前があるという時は、いつもよりたくさん練習してからいきます!

― 一番言いにくかったお名前は?
「スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ」です。ディレクターの人も「ちゃんといえるのかな?」ってDJブースの向こうで心配そうにしてたんですけど、一回でちゃんと言えたのでよかったです。でも手には汗が(笑)。

― では最後に、リスナーのみなさんにメッセ-ジをお願いいたします!
初心者の方から詳しい方まで幅広い層の方が聴いてくださっていると思うのですが、番組で曲をおかけしている間は、私もスタジオでみなさんと同じように楽しんで聴いています。これからもご一緒にいろいろなクラシックの名曲や名演を楽しんでいただければと思います。

クラシックは奥が深いので私もまだまだ勉強中です。とおっしゃる高山さんでしたが、プライベートでも、仕事でもクラシック漬けの毎日という話にびっくり。そんな高山さんがご案内役を務める「クラシックカフェ」の放送は、毎週月曜~木曜 後2:00~3:55。どうぞお聴き逃しなく。

              番組ホームペ-ジはこちらから

投稿時間:10:20


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