NHKスポーツ
NHKオンライン

放送予定

大会概要へ

大会概要

放送予定へ

  • 大会正式名称:
    国際スケート連盟公認グランプリシリーズ2014/2015
    2014NHK杯国際フィギュアスケート競技大会
    ISU Grand Prix of Figure Skating 2014/2015, NHK Trophy
  • 主 催:
    公益財団法人 日本スケート連盟
  • 共 催:
    NHK
  • 後 援:
    大阪府、大阪府教育委員会
  • 主 管:
    大阪府スケート連盟
  • 会 場:
    大阪府立門真スポーツセンター なみはやドーム
    (〒571-0015 大阪府門真市三ツ島3-7-16)
  • 開催期間:
    2014年11月28日(金)~11月30日(日)
  • 実施種目:
    男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンス
  • 参加予定国・選手
    (9月30日時点):
    10か国 男子シングル(12名)、女子シングル(12名)、ペア(8組)、アイスダンス(8組)
  • 日 程:
    1日目【11月28日(金)】
    ペア(ショートプログラム) 14:45~
    女子シングル(ショートプログラム) 16:15~
    氷上オープニングセレモニー 18:15~
    男子シングル(ショートプログラム) 19:00~
  • 2日目【11月29日(土)】
    アイスダンス(ショートダンス) 12:00~
    ペア(フリー) 13:45~
    ペア表彰式  15:10~
    女子シングル(フリー) 15:50~
    女子シングル表彰式 17:45~
    男子シングル(フリー) 18:40~
    男子シングル表彰式 20:40~
  • 3日目【11月30日(日)】
    アイスダンス(フリー) 12:00~
    アイスダンス表彰式 13:20~
    エキシビション 15:00~

    参加選手、競技日程・時間は変更になる場合があります。

NHK杯とは

アジア初の国際競技会を日本に創設

今季で第36回目の『NHK杯国際フィギュアスケート競技大会』(以下、NHK杯)は、1979年に日本スケート連盟創立50周年を記念し、アジア初の国際フィギュアスケート競技大会として実施されたのが始まり。この第1回大会の成功を受けて毎年の開催が実現すると、10年もたたないうちに、日本の競技会運営力や音響技術、そしてホスピタリティー等が高く評価されて、海外の多くの選手・役員から参加の希望が寄せられるようになった。こうして、世界のトップクラスの多くが参加する、世界有数の国際競技会となったのである。

グランプリシリーズの確立

1995年に国際スケート連盟(ISU)が、現在の『グランプリシリーズ』の前身である『チャンピオンシリーズ』を創設したとき、NHK杯はアメリカ、カナダ、ドイツ、フランスの大会とともに、シリーズ5大会の1つに位置づけられた。その4年後の1999年に『チャンピオンシリーズ』は『グランプリシリーズ』と改名し、ロシアが加わって6大会となった。2003年秋からはドイツに代わって中国が加わり、北米、欧州、アジアでそれぞれ2か国ずつ、世界6か国での開催という現在の『グランプリシリーズ』の形体が出来上がった。
出場した2試合の合計成績がもっとも高いトップ6人、あるいは6組が進出する『ファイナル』も1995年から開始された。このグランプリファイナルを加えた計7大会が、今年で開催19シーズン目となる『グランプリシリーズ』である。
今季のグランプリシリーズでは、NHK杯は6戦中の最終戦。12月にISU史上初めてスペインのバルセロナで開催されるグランプリファイナル進出の顔ぶれを決める、最後の大会になる。世界中のフィギュアスケートファンから熱い注目が集まることは間違いない。

3回目の大阪開催

NHK杯はこれまで北海道から九州まで、日本全国各地で幅広く開催されてきた。中でも大阪で開催されるのは、1996年、2005年に次いで今年が3回目となる。今回の会場のなみはやドームは大阪府郊外の門真市にあり、これまで何度も全日本選手権が開催されてきた由緒ある会場。多くのアイスショーなどの舞台ともなり、スケートファンにとっては馴染み深い場所であろう。
大阪にはフィギュア強化に力を入れている関西大学もあり、この都市をトレーニングの拠点としている選手も多い。日本のフィギュアスケートに貢献を果たしてきた、特別な土地柄であるとも言える。

多くの世界チャンピオンを生み出してきたNHK杯

世界の一流選手たちを招聘してきたNHK杯だが、かつてトップ選手の間では「NHK杯を優勝すると、世界チャンピオンになれる」と囁かれていた。
女子シングルではデニス・ビールマン(スイス)、伊藤みどり(日本)、陳露(中国)、男子シングルではスコット・ハミルトン(アメリカ)、ブライアン・ボイタノ(アメリカ)、エルビス・ストイコ(カナダ)、エフゲニー・プルシェンコ、ペアではベレズナヤ&シハルリド、ペトロワ&ティホノフ(ロシア)、サブチェンコ&ゾルコビー(ドイツ)、アイスダンスではグリシュク&プラトフ(ロシア)、アニシナ&ペイゼラ、デロベル&シェーンフェルダー(フランス)は、いずれもNHK杯を制した翌年に、世界チャンピオンになった選手たちだ。
また世界タイトルは手にしなかったものの、1992年には当時ほぼ無名だったフランスのフィリップ・キャンデロロがNHK杯の優勝をきっかけとして世界のトップ選手の仲間入りをした。彼はその後、オリンピック銅メダルを2度手にしている。
また2004年にはジョニー・ウィアがNHK杯で優勝し、初のグランプリタイトルを手に。これをきっかけとして本格的に世界のトップクラスへと躍り出たウィアは、競技引退した現在も日本で多くのファンを持つ。
日本で滑ると勝運がいいと口にする選手は大勢いるが、その舞台を提供してきたのが本大会なのだ。

NHK杯を制した日本選手たち

もっともNHK杯から世界のトップに飛躍したのは海外選手だけではない。その筆頭が、NHK杯で初優勝を果たした翌シーズン、ソチオリンピックで初の男子金メダルを手にした羽生結弦だろう。羽生は2012年12月に、本人の出身地である宮城県仙台郊外の利府町で開催されたNHK杯で優勝。前年度のロステルコム杯に次いで2度目のグランプリタイトルを手にした。すでに世界選手権銅メダルを手にしていた羽生だが、ここでの優勝が彼の名前をジャッジたちの記憶に再び深く刻み込んだことは疑う余地もない。
だがこの羽生の快挙の前には、多くの前駆者たちの努力があったことも忘れてはならない。この大会では代々日本のトップ選手たちは素晴らしい戦いぶりを見せてきた。
1979年の第1回大会では、女子は渡部絵美が優勝し、五十嵐文男が2位に入賞。五十嵐文男は第2回目、第3回目の大会で連続優勝を果たした。男子では五十嵐文男以外に、本田武史、髙橋大輔、織田信成、そして羽生結弦の4人がこの大会のタイトルを獲得してきている。特に髙橋大輔は、2006年、2007年、2010年、2011年、そして2013年と5回の優勝を果たし、男子で現在この記録に並ぶものはいない。
女子においては、35大会中17回、日本の選手が優勝を果たしてきた。特に伊藤みどりは1984年から1991年にかけて6回優勝という本大会最高の記録を作り、未だに誰にも破られていない。他にも恩田美栄、荒川静香、村主章枝、中野友加里、浅田真央、安藤美姫、鈴木明子がNHK杯の表彰台の頂点に立って、自国開催のこの大会を盛り上げてきた。
2006年には髙橋大輔、織田信成、小塚崇彦、女子では浅田真央、村主章枝、中野友加里の6人で日本選手が男女の表彰台を独占するという快挙をとげて、スケート大国日本の実力を世界に見せつけた。2008年も浅田真央、鈴木明子、中野友加里が女子の表彰台を独占している。
今季の日本代表はシングルでは羽生結弦、無良崇人、村上大介、女子は村上佳菜子、宮原知子、加藤利緒菜の6選手が出場。ソチオリンピック終了後、幾人かのベテランたちが引退、休養を取っている中で、羽生と村上が次の世代を引っ張って行くことになる。ペアではソチオリンピックにも出場した高橋成美&木原龍一が昨シーズンに続いて2度目の挑戦。またアイスダンスでは8回目の挑戦となるキャシー・リード&クリス・リード、そして今大会がグランプリデビューとなる平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンションも出場する。