緊急警報放送とはどのようなものか。受信する方法を知りたい

  • 「緊急警報放送」は、災害発生をいち早く知らせる放送です。地震・津波などの災害時に、NHKから警報音(ピロピロという音)を兼ねた信号を送って、この信号の受信機能を持つテレビやラジオを自動的に作動させ、災害の発生と災害情報をいち早く知らせるというものです。NHKでは、災害発生時に備え全国の放送局を通じて、毎月1日正午(1月のみ4日正午)の前に動作試験のための試験放送を行っています(放送時間は変更になる場合があります)。
  • NHKでは、津波警報や大規模地震の警戒宣言が発せられた場合など、人命や財産に重大な影響のある場合に限って「緊急警報放送」を行います。
  • 緊急警報放送は、総合、Eテレ、NHK BS、NHK BSプレミアム4K、NHK BS8K、ラジオ第1、第2、FMで実施しています。受信機を自動的にオンするには、この機能を備えた受信機が必要です。
  • 一方、「緊急警報放送」と「緊急地震速報」とは異なります。緊急地震速報は、気象庁が発表する防災情報で、地震による強い揺れが予想される際、強い揺れが伝わる前に警戒を呼びかけるものです。NHKでは、緊急地震速報をテレビ・ラジオのすべての放送波で速報しますが、スイッチが入っていない場合には受信できません。