衛星波の整理・削減について

  • 世帯数の減少により受信料収入が長期的な減収傾向となることが予測されるなか、公共的に価値のある放送・サービスを継続して提供していくことが、 受信料をお支払いいただく視聴者の皆様への貢献になり、公共放送としての責務を果たすことであると考えています。NHKは今年(2023年)10月から受信料の1割値下げを実施しましたが、こうした視聴者への還元を実施するため、既存の業務を見直す「構造改革」を進めており、その一環として衛星波の整理・削減を行うこととしました。
  • 衛星波については、2023年12月に、NHK BS(新BS2K)、NHK BSプレミアム4K(新BS4K)の2波に再編しました。
  • 再編後は、2K・4Kそれぞれの特性を生かしたコンテンツを柔軟に編成し、地上波では味わえない新たな価値を創造していきます。
  • NHK BSプレミアム4K(新BS4K)は、世界に通用する多彩なコンテンツ/高精細クオリティを提供します。
  • NHK BS(新BS2K)は、衛星放送の魅力を凝縮し、ライブ感を重視した機動的な編成を行います。
  • 総務省は放送サービスの高度化の一環として、衛星放送における4Kの普及を進めています。NHKも、2018年にBS4Kの放送を開始し、高精細で立体感と臨場感のある映像を生かした番組の制作を続けています。再編後は、2Kの「NHK BS」とあわせて、2Kと4Kの2波で衛星放送の魅力を伝えていきます。なお、ハイビションテレビ(2K)で衛星放送を視聴される方の利便性に配慮し、NHK BSプレミアム4Kで放送する番組の多くは、NHK BSでも放送しております。
  • (衛星波の削減については、こちらもご覧ください https://www.nhk.or.jp/faq-corner/7keieikikaku/02.html