NHK経営計画(2024-2026 年度)の基本的な考え方

  • 自然災害の激甚化が進むなか、デジタル化の負の側面でもあるフェイクニュースの蔓延による社会の混乱といった外部環境を踏まえ、緊急時の報道をさらに充実させるとともに、フェイクニュースの駆遂といったことや情報空間の健全性を確保することで、平和で豊かに暮らせる社会を実現し、健全な民主主義の発展に貢献することが究極の使命だと考えています。
  • その中で、公共放送(メディア)NHKに求められていることをあらためて今回の経営計画の基軸として2つ掲げています。ひとつは、信頼できる基本的な情報を提供すること。つまり「情報空間の参照点(道しるべ)」を提供する役割。もうひとつが、民主主義の基盤である多角的な視点、つまり「信頼できる多元性」を確保できるよう貢献する役割です。この2つの基軸をもとに、NHKが今目指すべきことを示しています。
  • 厳しいインフレ、財政状況にあっても、適切な資源管理とテクノロジーの力で、コンテンツの質・量を確保することを目指し、1割値下げした受信料額を維持することを掲げています。
  • また、これらを実現するためには、何より「信頼」がすべての源であり、高い専門性に基づく現場力の強化、説明可能・アカウンタブルな経営の徹底と経営委員会・監査委員会のガバナンス機能の強化を掲げています。
  • 経営計画は、NHKのウェブサイト「NHKオンライン」の「経営に関する情報」に掲載しています。
    https://www.nhk.or.jp/info/pr/plan/
    経営計画(2024年ー2026年度)については、こちらもご覧ください
    https://www.nhk.or.jp/info/pr/plan/assets/pdf/2024-2026_keikaku.pdf