準々決勝リポート 準々決勝リポート

第65回NHK杯全国高校放送コンテスト 大会リポート

全国大会の2日目、準決勝の審査結果が午前8時40分に発表されました。準決勝に進んだのは、アナウンス・朗読部門が各60名。ラジオ・テレビドキュメント部門が各40作品。創作ラジオ・テレビドラマ部門が各20作品。NHKホールへの切符を手にするのは果たして…!? 明日への夢を繋いだ皆さんのインタビューを中心に、校内放送研究発表会や大会の様子などもご紹介します。

準決勝初進出おめでとう!

兵庫県立東播磨高等学校

皆の応援が心強かったです
3年生 池田さん(朗読部門)

初めて自分自身の朗読で全国大会に出場することができました。兵庫は強豪揃いなので都道府県大会でも緊張しましたが、上位に入ることができて嬉しかったです。朗読作品は小川糸著「リボン」。主人公の女性が死産する場面を選んだのですが、こうしたデリケートな部分を自分自身の朗読の力で伝えたいと思い、抽出しました。
準々決勝では学校の枠を超えてチーム兵庫としてみんなが応援に来てくれていたので、心強く緊張しすぎずに挑めました。

準決勝の先に夢の舞台が!
3年生 長山さん(朗読部門)

私が選んだのは川上弘美著「なんとなくの日々」。抽出したのはカツサンドの部分でした。別の箇所を読むつもりでしたが、以前、ほかの人が読んでいるのを聞いて、「私だったらこう読むのに」と気になり始め、抽出を決めました。兵庫県から朗読で準決勝に上がれたのは私たち2人だけ。先輩からは「最後は楽しんだもん勝ちやで!」と言われているので、それが実感できるようNHKホールの舞台に立つ夢を叶えたいです。

北海道帯広三条高等学校

心配だった作品テーマをほめられました
2年生 山本さん(テレビドキュメント部門)

私たちは、受刑者が社会復帰するという少し重いテーマを扱いました。作品タイトルは「再起可能」。準々決勝では高校生が主体の作品が多かったので「浮いてる?」と心配でしたが、講評でテーマを褒めていただき嬉しかったです。工夫したのは専門用語をいかに簡潔に説明するか。そして膨大なインタビューのどの部分を取捨選択するか。映像はほんの一瞬、8分しかありませんから。今回が初めて全国大会出場です。他校の作品も見ましたが、もっと知りたいと思えるテーマの作品がいくつもあり、興味深かったです!

仙台白百合学園

競技かるたを通して知った「速さと音」の関係
3年生 鴻野さん(ラジオドキュメント部門)

全国大会に出場するのは初めて。緊張より他と比べてどうなのかという心配の方が大きかったです。でも競技かるたの世界をテーマに、速い取りには瞬発力と同時に読みの音を聞き取る耳が大事だということ。音が出る前の空気の振動でわかるといったことを伝えられて良かったと思います。ただ、準決勝は「絶対、無理!」と内心思っていたので、びっくりしました(笑)。この大会では、他校のテーマ選びや編集の仕方など発見もたくさんありました。

兵庫松陰高校

2年生、1年生のみなさん
(アナウンス部門1名、テレビドキュメント、ラジオドキュメント各1本)
ー2年生から後輩へー
県と全国は評価基準やクオリティーが全く違うので、兵庫県内で井の中の蛙にならずいろんなことを吸収してほしいです。社会問題を取り扱っている番組が良かった。テレビドキュメンタリー部門の感想は、密着系が多くてインタビュー素材の抜粋が良く出来ていたと思いました。
ー1年生の感想ー
全国に来たら、編集技術や行動力など、県大会では見たことのないようなことがたくさんあり勉強になりました。自分たちの今までのこだわりはキープしたまま、足りないことも今回気づくことができたので、そこをポイントに今後の制作を頑張りたいと思います。また上位作品の良いところを盗みたいです。

Nコン兵庫県大会の上位入賞者が夏の甲子園・開閉会式の司会に!
Nコン全国大会の感想と甲子園の抱負を聞きました

アナウンス部門、朗読部門入選者がもらえる賞状とメダル

*開会式担当

兵庫県立伊丹高校 3年生 坂本さん (アナウンス部門)

全国大会は2回目ですが去年も今年も準々決勝で敗退してしまいました。でも、おばあちゃんに桜色の鶴を届けたい高校生を題材にした私の原稿に、鶴の折り方を知らない顧問がわざわざググって、私のために鶴を折ってくれたことがとても嬉しかったです。読みは、一人一人の目を見ながら読むことができたし、うなずいてくれた人がたくさんいたのでそれが楽しくて、この瞬間のために生きているという充実感がすごかったです。甲子園では、数々の戦いを勝ち進んだ高校球児たちが、自分たちの高校名を聞いた時に、それまでの努力が報われたと思うような、そんなアナウンスがしたいです。

*閉会式担当

兵庫小野高校 3年生 奥田さん (アナウンス部門)

小野高校からアナウンス部門の全国大会に出場した3人は全員が準決勝に進出できました。僕自身は全国に来るのは初めてなので、緊張すると思ったけどたくさんの人に聞いてもらえることの方が嬉しくて、本番は本当に楽しく臨めました。今年の大会に向けて外郎売の読本を積極的に使いました。部活動全体の発声練習とは別に自己トレーニングにも励みました。大会前は先輩からの助言でお腹にあまり入れないという掟などを守り、いつもグミ食べてます。甲子園では、球場だけでなく日本中の皆さんの心に届くように、選手の皆さんへの労いの想いを込めてアナウンスしたいとおもいます。

*閉会式担当

武庫川女子大学附属高校 小林さん (アナウンス部門)

全国大会に来たのは初めてで県大会とは違う緊張感を味わい、夕べはほとんどご飯が食べられませんでした。絶対に準決勝進出すると顧問に宣誓していたので結果を見るまでは心配でした。準決勝で順番を待っている間は、熱心に聞いてくれている会場の空気が伝わってきて、早くこの原稿をみんなに聞いて欲しいという思いも大きかったです。だから、ひたすら楽しく読むことができました。もちろん伝わっているかどうかは聞いている人によりますが、今までの中では一番伝えようという気持ちの入った読みができました。甲子園は決勝後の熱気に負けないようなアナウンスがしたいです。また、今までの集大成として頑張りたいです。

OGまつもゆの会場リポート

大会2日目、準決勝が開催され、全国から派遣された精鋭の作品がどんどん絞られていきますね…!さっそく本日分のリポートをお送りします。今日は全国の皆さんにしたインタビューを中心に紹介していきます。知っている学校もでてくるかも?! 是非参考にしてみてくださいね♪

浜松市立高校の皆さん

準決勝に上がれなくて悔しかったけど、全国大会ではテレビドラマのカットとかシナリオに他県ならではの独自性を知ることができて参考になりました。

交流女子会!!

作品の感想を共有してる女子'sもみられました。音フェチ話に大盛り上がり!

大阪府堺西高校

テレビドキュメンタリー部門、研究発表
『その男エイリアンにつき』っていう作品が印象に残ってます。最初から最後まで内容がぶれずすごかった(代表の山下さん)

東京都岩倉高校

ラジオドラマ部門、ラジオドキュメント部門、研究発表会
初めて全国大会を見させていただきました!ラジオなどではユニークな作品が多く勉強になりました。ラジオドラマ部門の『アイドル部』というのが印象に残っています。

部門研究講座です!

部門ごとのエキスパートが来場、コンテストの終わりに講習会が行われました。

校内放送研究発表会

77校による発表が行われた校内放送研究発表会。日頃の部活動をいかに充実させるか、放送部員なら誰もが知りたいテクニックの研究や機器の使いこなしなど、多岐にわたるテーマの研究成果が発表されました。
文化部でありながら体が資本の放送部。発声のための姿勢改善や肺活量を鍛えるトレーニング方法、練習の仕方をレクチャーする研究など、フィジカルに着目したテーマも目立ちました。
様々な撮影、録音方法についても多く研究されていました。中にはスピーカーやスタビライザー、ノイズの抑え方など制作に役立つ情報も。また、校内放送の充実のさせ方、プレゼンテーションの方法まで、より良い部活動のためのヒントがたくさん詰まった発表会となりました。

北海道旭川工業高等学校

2年生と3年生、前田先生 (顧問歴16年目)

研究発表部門に学校として初めて出場しました。1年生に機材の扱い方とか放送関係の基礎知識をどう教えられるのか?というテーマで挑んだのですが、1年生を成長させることができたと思います。ただ、ここに来るまではそれほどでもなかったのが、やはり本番前は緊張が……!それでもちゃんと自分が練習した通りに発表できたと思います。

「大会リポート」へ戻る