準々決勝リポート 準々決勝リポート

全国大会の会場に初潜入!取材チームが見た準々決勝

7月24日(火)(全国大会の初日、準々決勝は全国から533校が出場。猛暑の東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで6部門に分かれて、それぞれの成果が発表されました。その模様をリポート、また放送部OB,OG目線のポイントも併せて紹介します。

まずは番組各部門の審査会場からスタート!

テレビドキュメント部門の会場では、おのおのカメラをセッティングして他校の作品を録画。また、学校ごとの特色やテーマの目のつけどころなど、自作した講評用紙に書いた感想を共有し合う様子なども。
写真のお二人は、「制作にかける情熱が県大会とは比べものにならない」「レベルが違う」と語ってくれました。

OGまつもゆポイント

昨年64回大会優秀賞の福島県磐城高校が制作した顧問の先生を題材にしたテレビドキュメント『先生』に感化された高校が多かったのか、部員や顧問、内部の活動内容といった放送部内にスポットを当てた作品が多い印象を受けました。

創作テレビドラマ部門では、BGMの使い方にYouTuberから影響された作品や、高校生らしさを題材にした作品などが登場。ロビーに設置されたモニターでも作品チェックができました。

OGまつもゆポイント

佐野日大高校のデジタル放送部がセグウェイやドローンなどの小物を上手に扱っての創作の工夫が見受けられました。さすが、ドローン部との連携がはかられています…!

ラジオドキュメント部門の会場でもマイクを手に他校の作品をしっかり録音する姿が。大会後、学校に戻ってから放送部員全員で共有、研究するための大切な使命です。

創作ラジオドラマ部門の会場だけではないのですが、全国各地の制服や放送部オリジナルTシャツを着た生徒の姿が目につきます。

OGまつもゆポイント

64回大会で兵庫県立龍野高校が制作した『10分間彼氏』の構成を参考にした作品もありましたね。研究熱心な皆さんの姿がまた垣間見えました!

ブレイクタイム!審査会場の周囲を探索

熱気が充満!人であふれるセンター棟のロビー。

会場の外でもあちらこちらで打ち合わせや練習する姿が見られます。

お昼休みには食堂に長い行列が! 「いただきます」

パンフレットには掲載されていませんが、カルチャー棟にはこんな交流スペースがあります。主に関東の高校が担当する大会補助メンバーの皆さんは、「良い作品に感想を伝えることができるメッセージカードを書く場所も設置されているのでもっと活用して欲しい〜!」「自分の胸に響いた感想をぜひ送りにきて!」と話していました。

きょうが本番!緊張感漂うアナウンス・朗読部門

座り込む人、壁に向かう人、リズムを取りながら声を出す人……カルチャー棟に設けられた発声練習室にみんなの声が響きます。

OBまつひろポイント

ここでセンパイからのアドバイス、アナウンス・朗読に共通することです。「表現は、しっかりとした基礎の上に輝く」。しっかりと情報を伝えたい。登場人物に共感してほしい。そういった「最終目標」の前には、必ず基礎の力が求められます。基礎の力とは「自然さ」です。そこに「人間」が息づいているか。「うまく伝えよう」という力みを一度取り払ってみると、自然に伝えたいことが見えてくるかも知れません。

アナウンス部門出場者たちは会場入り前もひたすら原稿と格闘。

びっしりと注意ポイントが書き込まれたアナウンス原稿。

思わず手に汗握りたくなるアナウンス・朗読部門の発表風景。

OBまつひろポイント

朗読部門は課題図書の中から魅力的な箇所を抽出していたと思います。中には私が思いつきもしなかった抽出箇所を読んでいる方もいて、ワクワクしながら聞かせてもらいました。また、聞き手に伝えようという意識がよく伝わってくる読みが多く、笑顔で聞いていました。

〈最後尾〉のプラカードが掲げられる見学者の長い行列。

大会初日終了!感想聞かせてください!

ラジオドキュメント部門に出場した秋田県立由利高校の皆さん

「全員全国大会へは初めて来ました」
「他の学校のテレビドラマの技術がすごくて驚きました。調味料が擬人化されてる作品がよかった」
「やはり全国大会だけあって、ラジオドキュメントは構成の質だけではなくナレーションの質も高かったです」

アナウンス部門とラジオドキュメント部門に出場した福島県立郡山高校の皆さん

<アナウンス部門に出場しての感想>
「全国のレベルは高く、みんなが上手なので刺激を受けたし、自分も頑張ろうと思って、今までで一番いい読みができました」
「全国大会のプレッシャーで、ちゃんと発表できるか不安だったけれど、自分を鼓舞して頑張りきれました」

<ラジオドキュメント部門に出場しての感想>
「どの学校もとてもクオリティが高く、聞いていてたくさん勉強になりました。他の学校に近づけるように編集力とかも高めていきたいです」
「自分の高校も努力してきたのは知っているけど、全国はそれよりもすごいかも?!全国すげー」
「まだ2年生なので今回はこの経験を糧にして来年また頑張ろうと思います」

放送部OGまつもゆ

慶応義塾大学2年 松本夕祈(ゆき)
慶応義塾大学2年 松本夕祈(ゆき) 中高一貫校で6年間放送部に在籍
第63回NHK全国高校放送コンテスト ドキュメンタリー部門3位『ママ』桜丘高校(旧 日生学園第一高校)10代の妊娠者を題材に人生の選択肢について迫った番組を制作

Nコンwebをご覧の皆さん、こんにちは!放送部OGのまつもゆです。
私は全部門にザックリ出向きましたが、個人的に見かけたなかでは〈テレビドラマ部門〉浜松日体高校『日の沈む前に』、沖縄県開邦高校『水面のウラ、キミ・セカイ,僕。』の空気と雰囲気がとても好みでした。

放送部OBまつひろ

早稲田大学1年 松本千広
早稲田大学1年 松本千広 青森県立北斗高等学校にて放送部に在籍
第63,64回NHK杯全国高校放送コンテスト 朗読部門 入選
第63回NHK杯全国高校放送コンテスト ラジオドキュメント部門 『学ぶということ』入選

Nコン全国大会にいらしている皆さん、地元で応援している皆さん、初日お疲れ様でした。放送部OB、まつひろです!
レポート、いかがでしたか?ちょうど大学でレポートを書きまくっているのでサラサラと書くことが出来ました。テスト期間の私は、朗読を少し聞くことができただけでした。アナウンス・朗読部門の皆さんは、準決勝課題の練習に勤しむことでしょう。今、自分にできることを精一杯後悔のないように! (私は現役時代課題文で噛みました)

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