全国の中学校・高校の放送部のみなさんが、日頃の校内放送活動の成果を競うコンテスト。
毎年2,000校をこえる学校が参加しています。
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「NHK杯中学校放送コンテスト」県大会レポート〜九州(福岡・沖縄)〜
福岡県大会は、都道府県大会の中で最多校数の参加がありました。

7月29日(金)久留米市の石橋文化ホールで『NHK杯全国中学校放送コンテスト福岡県大会』(福岡県中学校放送コンテスト)が行われました。県内各地から67校、アナウンス部門52人、朗読部門52人、ラジオ番組部門23作品、テレビ番組部門21作品がエントリーされました。受付を開始する前から会場の周辺では、一人で原稿を読んだり、ペアでお互いの声を確認したり、数名で声を出し合ったりするなど最後の練習に励んでいました。「朗読・アナウンス部門」では、静寂に包まれた会場の舞台で一人ずつ演技を行います。会場は独特の緊張感に包まれ、客席の生徒達が演技に見入っている姿も印象的でした。
また会場では、7月23日(土)にNHK福岡放送局で審査された「ラジオ・テレビ番組部門」の入賞作品が3作品ずつ紹介されました。入賞作品が発表されると客席の生徒達から笑い声が起こったり、共感する声が聞かれたりしました。審査員の先生からは、「中学生は、以前に比べてパソコンで編集することに抵抗が無くなってきている。そのため番組のコンセプトや構成といった番組そのものの質を上げていくことがこれからは必要になってくる」などの意見が出されました。コンテストの最後に全国大会への推薦者(作品)が発表されると会場は大きな歓声に包まれました。
アナウンス部門で全国大会に出場することが決まった生徒は、「今回はじめての県大会出場だったのでとても緊張し、出番を待っているときは、心を落ちつかせるのに必死でした。本番は、練習のときに気をつけていた自然な高低差を出すことを心がけて読みました。周りの人がみんな上手で、とても勉強になりました。金賞をいただいたときはすごく驚きましたが、今までアナウンスの練習をがんばってきてよかったと思います。全国大会に出場できることは、とても光栄に思っています。友達や家族、先生方などたくさんの人が喜んでくれたので、期待に応えられる結果が出るといいなと思います。」と話してくれました。

福岡県大会の様子
沖縄県大会では、今年初めて公開審査を行いました。

7月2日(土) 宜野湾市立嘉数中学校で『NHK杯全国中学校放送コンテスト沖縄県大会』を初めて公開審査方式で行いました。
今回の公開審査は、中学校放送部の活動を活性化したいという先生方の永年の熱意のもと実現することになりました。初めての公開審査に向けて、審査方法や運営方法など事前に担当の先生方と念入りに打ち合わせを行い、本番当日を迎えました。運営面で戸惑うこともありましたが、高校のコンテストを参考に運営したため比較的にスムーズに実施・運営することができました。
沖縄県大会の様子
参加した生徒からは、「今までテープ審査だったので緊張しなかったが、初めての公開審査で緊張した。」「初めて沖縄局のアナウンサーから直接講評やアドバイスをもらえたので良かった。」「他の学校の出場者の発表を聞くことができて刺激になりました。」と好評でした。
また引率の先生や見学した保護者から、「公開審査は今後の部活動指導の大きな材料となるので大変ありがたかった。」「初めての公開審査で子どもたちがはりきっていました。今後も公開方式でぜひ行ってほしい。」などの声が寄せられました。
放送部では普段どんな活動をしているのだろうか?

校内での発声練習の様子
放送部って、日ごろどんな活動をしているのだろう。今回、福岡県飯塚市にある幸袋中学校放送部にお邪魔させていただき、普段の活動について教えていただきました。
幸袋中学校の放送部員は9人。少人数ながらもお互いのことをよく理解しあっていて、強いチームワークを感じるメンバーでした。部活動の内容は校内放送のほか、部員全員での「発声練習」、「朗読・アナウンス原稿の読みの練習」、「番組の取材」、「パソコン編集」などを行っています。それだけではなく日ごろの放送の質を上げるために、腹筋・背筋を鍛えるトレーニングやランニングなどを行い、体力づくりと肺活量アップも目指しています。また、学校行事の際は、「全校集会のマイクの準備や収録」、「体育祭の収録やアナウンス」など裏方としても活躍しています。
部活動を行う際どんなことに悩んでいるのかを尋ねたところ、『番組制作における著作権』と『アナウンス・朗読のアクセント』について苦労していると答えてくれました。今回コンテストに出品した番組を制作するときも著作権の手続の段階で制約がかかり、番組を構成する上で必要だった部分の表現ができなかったそうです。(※県大会銅賞受賞)またアナウンスについては、普段の話し言葉とアクセントが異なる部分を修正するのに苦労していることが練習の中でも見られました。
幸袋中学校放送部の活動の中で、特に印象に残った活動は、『地元のお祭りでの司会』を担当していることです。中学生がお祭りの司会をするなんて珍しいと思いませんか。部員のみなさんは、この司会を通して経験・活躍の場を校外にも広げ、自分たちが生活する地域にしっかりとつながりを作っています。


  毎年、中学校放送コンテストに出場する都道府県の中でエントリー数のとても多い「福岡県」。
ほかの都道府県から「普段どんな活動をしているのだろう」「公開の大会ってどんな雰囲気なのだろう」など、そのような声が寄せられていたので、今回は「福岡大会」の様子と合わせて、初めて公開方式で大会を開催した「沖縄大会」の様子を紹介しました。学校行事の裏方をはじめ、地域の活動にも積極的に協力している幸袋中学校の皆さんはとても頼もしく思えました。
これからも放送部の活動を通して社会とつながり、社会で起きていること・疑問に思ったことなど自分たちの言葉で伝え続けてほしいと思います。そろそろ夏休みも終わり、新学期がはじまります。また新しい番組づくりに挑戦して、ぜひ来年もNHK杯の出場を目指してくださいね。皆さんのエントリーを心よりお待ちしています!
 
(2011年8月)

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