全国の中学校・高校の放送部のみなさんが、日頃の校内放送活動の成果を競うコンテスト。
毎年2,000校をこえる学校が参加しています。
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クリエイティブ・ライブラリーを使ってあなたの作品をワンランクアップ!
NHKクリエイティブ・ライブラリーには、およそ5000本の映像・音声素材が公開されています。日本や世界の映像、生き物やCGなど、ジャンルはさまざま。すべての素材は無料でダウンロードすることができ、利用のルールに定められた範囲内であれば、誰でも自由に作品制作などに利用することができます。今回は、NHKクリエイティブ・ライブラリーを利用して、みなさんの作品をより魅力的にするちょっとしたコツをご紹介しましょう。
http://www.nhk.or.jp/archives/creative/
 
 
映像を編集してみよう!

『環境問題』をテーマとしたドキュメンタリー番組を制作する場合で考えてみましょう。
まず、みなさんは具体的なテーマを決めて、企画を立て、作品の構成を練ります。
そして人から話を聞いたり書籍を調べたりして、構成を考え、カメラで必要なシーンを撮影していきます。最後に撮影した映像を編集し、ナレーションをつけて作品が完成します。しかし、どんな工夫をしても撮影しづらいシーンってありませんか?例えば、空撮(ヘリコプターなどから撮影すること)や海外の様子を撮影することは簡単ではありません。

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そんなときは、NHKクリエイティブ・ライブラリーをのぞいてみてください。
のコーナーには、カテゴリーごとに整理されて素材がならんでいます。『環境問題』のカテゴリーで探したり、『世界の地域』『空撮』などのキーワードで検索したりもできます。例えば、宇宙から見た地球の映像を利用し、ナレーションをつければ、みなさんが地域で取材してわかった環境問題を地球規模の問題として語ることができるかもしれません。

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つぎに、創作ドラマ番組を制作する場合で考えてみましょう。
登場人物の心象風景を表現するのに、NHKクリエイティブ・ライブラリーの素材を利用することができるかもしれません。 から『イメージ映像』『抽象素材』『特撮』などのカテゴリーに登録されている素材を見てみましょう。例えば、主人公のあふれるような喜びを表現するのに、打ち上げ花火や花の開花の特撮などのイメージカットを挿入するというのはどうでしょうか。あるいは、歩道に舞い散る落ち葉や、がらんとした教室を使い、寂しげな気分を表現することもできるかもしれません。ぼんやりでも探したいイメージがあれば、素材のサムネイル(見本)を眺めるだけでも、創作イメージがふつふつとわいてくることでしょう。

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また、ダウンロードした素材をそのまま利用するのではなく、あくまで撮影の際のイメージや構図の参考とすることもできるでしょう。学校が舞台のドラマであれば、校舎や教室などを撮影した『イメージ映像』を検索してみると、水たまりに映る校舎、ローアングルで撮影された学校の廊下など、同じものを撮るにも構図や撮り方によって、受けるイメージが異なってくることがわかると思います。それらを参考に撮影を行うと、作品がさらに魅力的に見えるようになるかもしれません。

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ここまで読まれて、おもしろそうだけれど、自分たちが撮影した素材とNHKクリエイティブ・ライブラリーの素材をミックスして編集すると「映像クオリティの差が気になる」と思った方がいるかもしれません。そんなとき、加工や改変が自由に行えるクリエイティブ・ライブラリーならば、モノクロームやセピア調の映像に加工するなどして映像のトーンをそろえることができるのも特徴のひとつです。
効果音・音楽を使ってみよう!

番組を作るためにいくつかの映像を選び編集をしてみたものの、なにか物足りなさを感じることがあるかもしれません。そんなときは音楽環境音といった『効果音』を使って映像にひと味加えてみましょう。効果音は映像にさまざまな、まさに「効果」をもたらしてくれます。

例えば、幾重にも連なっている山の映像を選んだとします。その映像にはもともと撮影した時の音だけが入っています。ここに「効果音」として「たくさんの蝉が鳴いている自然音」をあわせてみるとどうなるでしょうか。山々に響く蝉のコーラスによって、映像に「表情」がつきます。また「蝉の鳴き声=夏」というイメージから、映像に季節感がつきます。ここにもう一工夫ということで、新たに別の音を合わせてみます。はるか遠く、山間に響く汽笛の音を足してみると、映像に「立体感」や「奥行き」が出てくるのではないでしょうか。

効果音として「音楽」を映像に合わせることでも、映像には大きな効果がもたらされます。その効果は1曲1曲の音楽の持つ特徴によりさまざまです。「楽しい音楽」「悲しい音楽」など選んだ音楽によって、映像の風景がはっきりとした意味をもった「空間」として現れてきます。また、そのメロディーを奏でる楽器がピアノであるか、バイオリンであるかによってもずいぶんと伝わってくるものが変わってきます。
映像にどのような効果音を組み合わせるのか。それは制作者が自分の作品をどう見てもらいたいかという「作り手の思い」によります。時にはその組み合わせによって自分自身で想像していた以上におもしろい効果をもたらすこともあります。ぜひ、いろんな効果音を使ってみて映像編集を楽しんでください。


  5月の大型連休中、3年ぶりに上野動物園にやってきたパンダを一目見ようというお客さんの長い行列ができたようです。40年前に日本に初めてパンダがやってきたときはどうだったんだろうと思い、NHKクリエイティブ・ライブラリーを検索してみると、当時もパンダを見ようとする長蛇の列で大人気だったようです。こうした過去の映像をうまく利用して新しい作品を作ることができるのもNHKクリエイティブ・ライブラリーの魅力のひとつです。
NHK杯放送コンテストに参加する場合は、NHKクリエイティブ・ライブラリーに公開されている素材について使用の許諾は必要ありません。ぜひ一度ホームページをのぞいてみてください。作品づくりのヒントが隠されているかもしれません。
 
(2011年5月)

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