NHK杯全国高校放送コンテスト

第69回決勝進出作品

テレビドキュメント部門

第69回NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会の決勝進出校の作品を視聴できます。
※サムネイルをクリックすると視聴できます。
※予告なく削除する場合もあります。

優勝

北海道帯広三条高等学校

Say

<制作意図>

帯広市の高校3年生、佐藤謙太郎さんは難病の母親の介護をしているヤングケアラーです。
母親は、昨年ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症しました。治療法がなく、やがて全身の筋肉も声帯の筋肉も動かせなくなります。「たとえ病気が進行しても母の声を残したい。母の声と話したい。」謙太郎さんはそう考えて、ある企画を立ち上げました。
「生きる」証である「声」を持ち続けることの意味と家族への想いを伝えたく、この番組を制作しました。

準優勝

高田中・高等学校

【重要】必ず見てください。

<制作意図>

コロナ禍がきっかけで先生からスマホに送られてくるようになった電子連絡。しかし、その連絡を読まない生徒は4割もいました。しかし、中には重要な連絡を見逃してしまう生徒も少なくありません。生徒が読まない理由は「読みにくい」というもの。そこで、私たちは取材を通して誰もが読みやすい最強の連絡の書き方を追求しました。この番組でお伝えする方法をぜひ全国の生徒や先生方に知っていただき、送る側、読む側どちらもが安心できる連絡が広まってほしいと思います。

優秀

仙台市立仙台商業高等学校

とどきますか?私の声(Coe)

<制作意図>

本校で英語の先生だった竹花俊彦先生は咽頭がんを患い、声帯を摘出しないと生きられないと宣告されました。そこで、同僚の笠原好修先生は竹花先生にIT技術を使って文字を読み上げるサービス「CoeFont」があることを伝え、自らもアプリを開発します。声を使って活動する私たち放送部は、この作品を通して声の大切さと、「声」をとどけることは自分の「想い」を相手にとどけることであるというメッセージを伝えたいです。

優秀

北海道函館中部高等学校

先生、これって本当に聞いたんですか?

<制作意図>

現代文の試験では「著者の意図に合うものを・・・」という問いがよく出題されます。出題者の「正解」は本当に著者の意図を反映しているのか、出題者は著者の意図を確認して「正解」を決めているのかという素朴な疑問が番組制作のはじまりです。生徒や先生、模擬試験担当者や著書が出題された方へのインタビューを通じて、出題者と著者の解釈に相違があるなら、どのような問いかけが理想的なのかを考えたいと思いこの番組を制作しました。