NHK杯全国高校放送コンテスト

第66回 大会リポート

全国から予選を勝ち抜いた高校生たちが集結!!

第66回目を迎えたNHK杯全国高校放送コンテスト。例年、夏本番の暑さが印象的な全国大会ですが、今年は梅雨空の中での開催となりました。(ちなみに、今年の関東地方の梅雨明けは7月29日。昨年より30日も遅い梅雨明けでした!)また、来年度は兵庫県での開催となるので、馴染みの会場とはしばしお別れに。
そんな2019年の全国大会の現場から、
今年も放送部OBOGのみなさんのお力を借りてリポートします!果たして優勝を飾ったのは…!?

  • <決勝会場>
    NHKホール
  • <総合受付・準々決勝・準決勝会場>
    国立オリンピック記念青少年総合センター

大会前日に行われる総合受付

7月22日(月)、薄暗い空、雨が降ったり止んだりのお天気。じっとりとした空気が漂う東京・国立オリンピック記念青少年総合センターでは、全国大会の出場受付が行われました。受付時間は14時から18時、今大会の参加校は531校。全国から続々と出場校が集まります。

全国の放送部員と顧問で運営される放送コンテスト

決受付は都道府県に分かれて行われます。グリーンのスタッフTシャツを着ているのは、全国の放送部員と顧問の先生方。“参加者が主催者”とも言われるこの大会では、日本各地のたくさんの放送部の先生や生徒のみなさんが大会の運営に携わっています。

引率の生徒といったん離れて大会説明を真剣に聞く先生たち。説明している方や会場案内を行っている方も、実は顧問の先生たちです。

全国大会まで来たことへの思い!

初めてのエントリーにドキドキ、毎年来てはいるけれどエントリーが終わってほっとしている先生や生徒を直撃。いまの心境や意気込みは?

  • ◇顧問になって間がないので、放送経験者やアナウンサーの方にご指導やアドバイスをいただきました。初めての全国大会、NHKホールに勝ち進むのは悲願です!
    (高知・追手前高校 顧問/アナウンス・テレビドキュメント部門)
  • ◇アナウンス部門で出場。Nコンをステップに春の甲子園の司会・進行が目標……ほどよい緊張感を味わっています
    (鹿児島・純心女子高校/アナウンス、朗読部門各3名、テレビドキュメント部門)
  • ◇Nコン締め切り1週間前に作品を仕上げ、部内の発表会、手直しを経て完成というのがうちの学校のスタイル。ほぼ毎年何らかの部門で全国大会に出場しています。
    (神奈川・元石川高校 顧問/ラジオドキュメント部門、研究発表)
  • ◇どんどん他校と練習して、良いところを取り入れるていくことが必要だと思うようになりました。アナウンス、朗読の子たちには、ホテルで部屋を乾燥させないように濡れタオルを干す、湯船にお湯を張るなど伝えています。
    (奈良・帝塚山高校 顧問/アナウンス部門、朗読部門、テレビドキュメント部門、ラジオドキュメント部門、ラジオドラマ部門)
  • ◇高校が都内なので会場視察や勉強を兼ねて部員全員で来ました。作品テーマが全国でも珍しい「男性の保健室」ということで手応えを感じています。
    (東京・岩倉高校 顧問/ラジオドキュメント部門)