全国高校放送コンテスト優勝者からのエール

第66回 NHK杯全国高校放送コンテスト
テレビドキュメント部門 優勝者

西尾遥さん 「最後のLHR」制作

はじめまして。長野県松本深志高校でドキュメンタリーを作っていました、西尾遥です。ここでは高校生活を振り返って、「伝え、伝わる」世界の魅力を紹介します。

全国大会優勝後の写真(左から3番目が西尾さん)

私にとって、ドキュメンタリー制作は楽しいことばかりではありませんでした。
特に苦労したのは作品の構成です。どの情報を選びとればいいのか、どのように並べたら伝わるのか。初めのうちは何も分からず、悔し泣きをする日々を送っていました。
この状況を抜け出せた最大の要因は、諦めずに作り続けたことです。結果は関係ありません。作品を作って、人に見せて、意見をもらう。すると作品の見えていなかった姿が見えてきます。これを繰り返すと、少しずつ自分が何を伝えたいのか、そのためにはどうすればいいかが分かってきます。色々な要素がうまく繋がって、伝わった時の喜びは何ものにも替えがたいです。

編集作業をする西尾さん

私自身、高校三年間の中ですっかり「伝え、伝わる」世界にのめり込んでしまいました。今は大学でメディアを中心に学び、ドキュメンタリー制作を続けています。私もまだまだ分からないことだらけです。果てなき放送の世界を、共に歩んでいきましょう!皆さんの活躍を心から応援しています。